▼誰に対しても、軽んずることなく尊重する。
それは「一人を大切にする」行動である。
世界平和につながる確かな道なのだ。
▼人間が持つ善性を信じ、互いに敬い合う振る舞いが広がれば、世界に確かな生命尊厳の思潮が広がる。
やがて、人類の宿命というべき対立と憎悪の連鎖を断ち切り、新たな相互理解と平和創造の道が開かれていくに違いない。
▼いかなる解決が困難な課題であっても、現実に目を背けることなく、平和への行動を貫くのである。
▼明確な危機意識に基づくビジョンを共有する。
他国の反応に関わらず、自発的にイニシアチブを発揮する。
交渉が難航しても、最後まで失わない相互信頼感が期待される。
▼複雑に絡み合った問題を一刀両断すると、体裁上は収まったように見えても、根本的解決には至らない。
現在の世界の紛争の根本は、こうしたことの繰り返しで生じた憎しみの連鎖によるものだ。
▼他者と理解し合い、胸襟を開いた対話が重要だ。