米国は戦場とはるかに遠い国

2017年11月10日 21時00分43秒 | 沼田利根の言いたい放題
米国は、南北戦争を例外として、国内が戦場となったことがない国である。
このことは、非常に重大な問題を提起している。
第一次世界大戦、そして第二次世界大戦、さらに朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争など。
それゆえに、米国国民は戦場の悲惨で非人間的な現実を体験していない。
これまでの戦争の戦場は、米国本土とは遠く離れた他国でのことである。
厭戦思想は、あくまで米国兵士およびその家族らの思いであり、戦場を経験した国の国民感情ほど切実な問題とは大きな隔たりがあるはずだ。
北朝鮮がもしも戦場となったら、韓国、日本も戦場となり、はるか遠く離れた米国本土には戦場としての被害は及ばないだろう。
日本国民には、その現実への想像が及ぶことが期待されるのだ。
沼田利根
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