人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

オリビア・ニュートン・ジョンの4月来日公演を前に思い出すこと~訪日記者団からの贈り物

2015年01月15日 07時00分50秒 | 日記

15日(木)。わが家に来てから110日目を迎えた鳥のケーキ欲しそうなモコタロです 

 

          

          これもおねーちゃんのスマホで撮ったんだよ 美大卒だけあって構図が違うね

 

  閑話休題  

 

昨日の朝日朝刊に、70~80年代に世界的なアイドルになったオリビア・ニュートン・ジョンの来日公演の読者先行発売告知が載っていました コンサートは4月27日(月)午後7時から渋谷のオーチャードホールで開かれるとのこと 残念ながらこの日は紀尾井ホールでのコンサートの予定が入っているので聴きに行けません

「オリビア・ニュートン・ジョン」で思い出すことがあります。もうン十年前のことになりますが、私が社会に出て3年目のことでした 当時、新聞関係団体の国際部に所属していた私は、日米記者交換計画に基づいて来日していたアメリカの新聞記者十数名を連れて全国各地を回りました 広島で県知事、市長と会談、原爆記念館の見学、大阪で司馬遼太郎氏と懇談、大相撲大阪場所の見学と高見山へのインタビュー・・・・・と1週間ほど付きっ切りでお世話させていただきました

離日を前に都内某所で歓送会が開かれたとき、訪日記者団の団長が「これはこれまで世話をしてくれたS君に対する我々全員からの感謝の印です」と言って、LPレコードを2枚プレゼントしてくれたのです オリビア・ニュートン・ジョンとヘレン・レディのLPアルバムでした。その時は予想外の出来事だったので、かろうじて「サンキュウ・ヴェリー・マッチ」としか言えませんでしたが、一生懸命お世話をしたことが報われて本当に良かったと思いました

彼らが米国に帰国した後、そのLPレコードを聴きながら彼らとの楽しかったツアーを思い出していました・・・・司馬遼太郎氏と視察団とが懇談するため、大阪ロイヤルホテルのロビーまでお迎えに行った時、司馬さんのコーヒーの伝票を掴んで「これは、こちらで払わせていただきます」と言うと、「それ、こっちで払いますわ」とおっしゃり、伝票を取ろうとするので、「いえ、こちらで・・・」と引き取りました 偉ぶらない気さくな方だなと思いました。元は産経新聞の記者なので、政治家とは違うな、と また、高見山へのインタビューは共同通信の方に通訳をお願いしましたが、高見山はしゃがれ声なので日本語を話しているのか、英語を話しているのかさえ私には分かりませんでした 記者たちはハワイ出身の現役力士の話が聞けて感激していました ・・・・・・・・・・それ以来、そのLPは私の宝物の一つになっています

 

          

  

ところで、オリビア・ニュートン・ジョンと言えば「そよ風の誘惑」が代名詞的な歌だったので、てっきり私はいただいたLPが「そよ風の誘惑」というタイトルだと思い込んでいたのですが、あらためてLPを引っ張り出してみたら「レット・ミー・ビー・ゼア」になっていました 収録曲目を見ても「そよ風の誘惑」はどこにもありません。長い年月の間に勘違いがそのまま頭に定着したのだと思います。皆さん、こういうことありませんか

 

          

 

   も一度、閑話休題  

 

昨日聴いたCDはパシフィカ・クァルテットによるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲集(3枚組)です パシフィカ・クァルテットは数年前に「サントリーホール・チェンバーミュージックガーデン」でベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会をやった時に何曲か聴いて、すっかりトリコになってしまいました それから間もなくこのCDが発売されたので、メンデルスゾーン大好き人間の私は躊躇なく買い求めました。パシフィカの面々はモーツアルトに次ぐ神童の音楽を魅力的に演奏しています

 

          

コメント
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