ヤキモチを食べた

宮島に行ったらもみじ饅頭を食べる。太宰府天満宮に行ったら
うめがや餠を食べる。後楽園に行ったら茶店で売っている、
名前は忘れたけど小さな餅菓子を食べる。銀閣寺に行ったら
参道沿いの店で出来立てのきんつばを食べる。甘いものに話が
集中したけど、北海道に行ったらアツアツのふかし芋か
トウモロコシに変わるだけ。今の世の中の、わざわざそこまで
行かなくても手にも口にも入る物ばかりだけど、どこか違う。

いや、違うと思う、そう思いたい。

汁がこぼれないように両手で持ち、人とぶつからないように
何とか自分の席に持ち帰ったペラペラの容器に入ったうどんを、
何故か上手く２つに割れない割りばしを使いながら食べてこその
カープうどんなのだ。(　やや強引　)

話がそれた。

京都にある神社に参ったら、表の通りのバス停あたりにある
お菓子屋に、なんとなく寄ることになっている。
店の奥に席があって、一服しながら食べることも出来る。
我らが　もみじ饅頭　とどちらが好きかと聞かれたら、当然アレ
なのだが、なまもみじ　と比べればコッチかな。

１人二個づつがワンセットで、これを我々で頂いたら残りが
一個になった様子。時間は夕方の５時前あたり。今日は上々の
売れ行きだったのか、売れ残らぬようおさえてあるのか？
後から来た人が、名残惜しそうに一個だけ買ったところで売り切れ。
早々にのれんをさげてしまった・・・・

まあ、これも商売。

そんなお話でした。