初めて釣った口の細いの、なかなか
きれいでカッコいい。
不完全燃焼の出撃をこの成果?で
納得しようとする気持ちが
我ながら寂しいが良しとする。
緑地までの道、縦横に水路が走る。
田畑はあるが地域的には住宅街。
2面はきれいなコンクリート、
恐らくは底も。もっと街中の水路で
小魚をたくさん釣った成功体験から
それなりの成果を思い描くものの、
どうも気配が無い。あの時はもっと
水草があり、季節は秋だった。
今ではないのかも知れない。
ここに来て、キャリアと場数不足を
思い知った感がある。
ま、それを補うのが機動力である。
気を取り直してペダルをこぐ。
前回バッグのベルトが肩に痛く、
この日はリュックサックに変更した。
さすがに楽ちんで大成功。
途中これはという感じのマスがあり
竿を出そうと思ったが普通の家の
玄関先なので勇気が出ずにパス。
高架下の日陰になった場所を見つけ
自転車を止める。
とにかく、第一投目のウキの動きで
その後の気分と気合いは天地の差。
やはりこの場所もよろしくない。
そもそも、魚の姿が見えないし。
水がきれいで底まで見渡せれば、
ここで釣ろうとは思わないだろう。
バイクに乗ったお巡りさんが来た。
何か言われるかとドキッとしたが
スルー。実際、何も悪くないしね?
つづく