東京おもちゃ美術館ブログ

都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます

赤ちゃんに森のめぐみのプレゼント(ウッドスタート事業)

2011年04月04日 | 東京おもちゃ美術館
4月1日から、新宿区に生まれる赤ちゃんへの「新宿区誕生祝い品制度」が
木のおもちゃになりました。

   「ウッドスタート事業」…東京おもちゃ美術館の監修のもと、
    新宿区の姉妹都市である長野県伊那市の木工職人の方々が、
    おもちゃや子ども向け製品を開発してきました。
    新宿区で赤ちゃんが生まれると、この9種類の製品が掲載されたカタログが
    配布され、その中から希望するものを選ぶことになっています。

製品の一部をご紹介します。

積木とラトルセット


犬のプルトーイ


漆の離乳食食器

  ウッドスタート・デザイン指導を担当するのは、
   おもちゃデザイナー小松和人さん(おもちゃのこまーむ代表)。
   おもちゃの制作を通して「遊び」をプロデュースする。
   遊びを育み、成長のヒントとなるような木のおもちゃをデザイン、制作している。

  伊那市は長野県の南部に位置し、南アルプスと中央アルプスの
   二つのアルプスに抱かれ、市の中央部を天竜川と三峰川が流れる自然豊かな
   都市です。伊那の木工職人たちが、友好都市・新宿区で生まれた子供たちの
   ために、心を込めて一つひとつ手作りした誕生祝い品(ウッドスタート製品)を
   お届けします。

「手作りの木製品に触れて育つことで、自然を大切にする気持ち、物を大切にする気持ちを育ててほしい。」
伊那の職人たちのそんな気持ちが詰まった、森のめぐみのプレゼントです。

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