「いとのこや」新メニュー!木製のこいのぼり、かぶとを作りませんか?

 
 
 
 
東京おもちゃ美術館の「いとのこや」(電動いとのこ盤で木工作体験が出来る小屋)の新メニューのお知らせです!

昨年6月から運用を開始いたしました「いとのこや」。
いとのこや内で活躍するボランティアスタッフ「いとのこおもちゃ学芸員」が考案した「季節感溢れるメニュー」を、期間限定で制作する事が出来ます。
 
今回のテーマは「こどもの日」。
今後も、続々と季節メニューが登場する予定です。
ご自分のために、お子様やお孫様のために、木のおもちゃを制作してみませんか?
 

■料金
500円(別途入館料)

■こどもの日メニュー制作期間
5.4(土)まで。
 
■いとのこや開催日時
火  :13:00~15:00
土・日:10:00~11:15、13:00~15:00
※ゴールデンウイーク中に特別開催日がございます。
詳細は美術館公式サイトをご覧ください。

■対象年齢
小学4年生~大人

■お申込
平日・先着15名。
土日・先着25名。
当日、いとのこやで予約。
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【goodus新連載】日本で最も古い木製玩具メーカー、ニチガンの秘密を見に行く!

【goodus新連載】

グッド・トイの作り手を訪ねる連載「グッド・トイの秘密を見に行こう! 」

初回は日本で最も古い木製玩具メーカーであるニチガンさんをおもちゃコンサルタントが訪問!

詳しくは、Webマガジン「good us」で公開中です!

http://goodus.jp/detail/1/1002

 

 

 

http://goodus.jp/detail/1/1002

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福島から績ぐ張り子玩具

 

 

毎年恒例、おもちゃ学芸員の特別イベント「館長のグッド・トイカフェ」

 今回スペシャリストゲストとしてお招きしたのは早川美奈子さんです!


 

福島県西会津で50年以上張り子を制作している「野沢民芸制作企業組合」で絵付け師として活躍されてらっしゃいます。

 早川さんには春休みの特別イベント犬張り子の絵付け体験でも講師をしていただきました。

 

 

 

会津の張り子は東北最古と言われているのをご存じでしたか?

時代を遡る事数百年、豊臣秀吉の時代に会津の初代藩主だった蒲生氏郷(がもう うじさと)公が会津の殖産振興のために技術者を招き、武士達に技術を習得させ生活の糧としたことが会津張り子のはじまりと言われています。

 

 

早川さんは今でこそリサ・ラーソンやムンクとコラボレーションした張り子を生み出されていますが、高校を卒業と同時にお父様が代表を務める「野澤民芸制作企業組合」に入職し、絵付け師として仕事をしていた当初は「郷土玩具」のもつイメージや、同じ世代の人と比べて仕事に抵抗もあったそう。

絵付け師ってなんてかっこいいんだ!と思っていたのでとても意外でした。

 

 

お話を伺っていく中で福島の代表的な張り子「あかべこ」に青海波(せいがいは)模様を描いた作品は早川さんにとって深く思い入れがあると語ってくださいました。

 

制作したのは2011年東日本大震災の後、赤べコに絵を描いて復興を支援しよう!というプロジェクトがきっかけ。

東北に甚大な被害を出した津波。

しかし、テレビで被災地の村の漁師が言った「海は悪いことをしない」の言葉が忘れられず、「海」を題材にした作品を作ろうと思い

幸せが波のように押し寄せてくるという意味がある「青海波文様」を描き、人と人との繋がりを表した赤い糸を赤べコにつけたそうです。(あかべこの頭と胴体を繋ぐ部分にある糸)



海やつらい事を乗り越えようとしていく人々への思いを込め作られた「青海波 あかべこ」を見に石巻の方が工房までいらしゃったことがあり「作品を見て『かわいい』と言ってもらえたことがすごく すーっとした」とおしゃっていました。

 

 

伝統的な起き上がりこぼしやあかべコを作りつつ、新しいデザインも手掛けているいる早川さん。

次回は是非おもちゃ学芸員と一緒にこうぼうを訪ねてみようとおもいます。

 

 

2019年の企画展「祈りを形にする郷土玩具 木//藁」にも

早川さんが所属する野沢民芸品制作企業組合の張り子が展示されています。

家族の安全を願って作られ、人の生活に寄り添いながら広がっていた郷土玩具。

地方によって違う特色は見どころの一つです。

 

 

 

このようなスペシャル企画に参加できるのはおもちゃ学芸員だけ。

ご興味ある方はおもちゃ学芸員についてのホームページをご覧になってくださいね♪


たむたむ

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さくら満開春休み!~匠(たくみ)の技を体験!~

今年も春休みと同時にさくらの時期がやってきましたね

今回は「匠(たくみ)の技」をテーマに、たくさんのお客さまに
春の特別イベントを体験いただきました!

 

犬張り子の絵付けイベント

福島県西会津にある野澤民芸制作企業組合から「張り子の匠」登場!

絵付け師である早川 美奈子さんから直接張り子のお話を伺いながら
みんなで絵付けに挑戦しました。

型となる犬張り子は江戸時代より「魔除け」として人々に親しまれ、

今でもお祝い事の贈り物としてピッタリです。

 

なんで犬が竹ざるをかぶっているのでしょう?
実は漢字の竹と犬を組み合わせると「笑」になるんです。
江戸時代の人はユーモラスですね
 
 
 
大人も子どもも真剣そのもの。

見本通りである必要はありません。思いのままに筆をすべらせて!

 

さあ完成~  笑う門には福来る

 

春の鳥を呼ぶ「バードコール」づくり

「木工」の匠アトリエ倭の香田 進・佳子ご夫妻とともに、
建具屋さんの道具を使ってオリジナルのバードコールを作ります。

アトリエ倭の作品は、おもちゃのもり「たくみのこや」や、
おもちゃのまち あかの「しりとり」などでもおなじみ。
日本の木工技術をおもちゃで伝えています。

旦那さまの進さんは、旧四谷第四小学校の卒業生

好みのパーツを選んだら、ドライバーでペグを埋め込みます。

1人に1つ、専用の作業台をご用意!
これがあることで、きちんと作品と向き合うことができるんですって。

角面カンナや鎌毛引きなど、普段目にすることの少ない道具で
角を取ったり、ラインを入れたり・・・素敵なアレンジを加えていきます。

ミツロウワックスを塗ると、木肌にツヤが出てかっこいい!
首から下げたら、みんなでいっしょに森や公園に出かけたいね。

館内がにぎやかな鳥のさえずりでいっぱいの一日となりました


「芯を選べる京こま」づくり

「京こま」は、宮中の女性たちが着物の端切れで作ったお座敷こまが始まり。

特徴の異なる樹種の芯棒を自由に選んで、
綿紐を巻きつけて形づくる伝統的なこまづくりを行いました

講師は日本にただ一人の「京こま」の匠雀休 中村 佳之さんです。

気に入った芯棒が見つかったら、くるくると綿紐を巻いていきます
今回のワークショップでは、一番難しいとされている
芯棒に綿紐を巻き始めるところから挑戦してもらいました。

巻いていくうちにゆるんできて不安になっても、大丈夫!中村さんが確認してくれます。

選んだ芯棒、綿紐の組み合わせで個性が。外側がいちばん好きな色

ニスを塗って・・・


色んな種類の京こまで遊んで、乾くのを待とう

どうかな?回るかな??

いつでもどこでも回せるペンダントタイプはお子さまに大人気

マイ京こまが回った瞬間の、満足感な笑顔がたくさん見られた一日でした!

 

楽しんでいただけましたか??
当館ではただ今、特別展 祈りを形にする郷土玩具「木/紙/藁」 展を開催中!
今も愛される全国各地の「匠の技」を堪能しにいらしてくださいね。

お待ちしております

 

タムタム&リリー

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東京都「心のバリアフリー」好事例企業に選出されました

認定NPO法人 芸術と遊び創造協会では、東京おもちゃ美術館の他にも

長年にわたり、高齢者のアクティビティ・ケアの推進や病児の遊び支援など、10の支援事業をしています。

 

 

この度、私共法人のミッションとしている様々な活動について、
『心のバリアフリーサポート好事例企業』として11企業のうちの1つに選定され、東京都のホームページにてプレスリリースされました。

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/03/26/16.html

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/03/26/documents/16_03.pdf

また、スタッフを始め、おもちゃ学芸員(ボランティア・スタッフ)や、おもちゃコンサルタントなど会員向けに

ユニバーサルマナー検定3級を毎年実施し、障害をおもちの講師による講座を受講することで、様々な気づきを感じています。

 

 

おもちゃは、健常者、障害者を問わず、人間と人間のコミュニケーションを豊かにする生活道具です。

これからも、良質な「おもちゃ」と「あそび」を通した芸術と遊びによる社会貢献活動の実現を目指してまいります。

 

 

はっち

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おもちゃインストラクター養成講座

【4/13-14 おもちゃインストラクター養成講座 申込受付中!】

 もうすぐ新年度。

「新しく何か学んでみようかな…」と思っている皆さま、

おもちゃインストラクター養成講座はいかがですか?

 

おもちゃを作る・遊ぶ体験を通して、指導法や遊びの展開法などを楽しく学べる2日間の講座です。

 

講師は、2月に放映された「マツコの知らない世界」でラッピングの楽しさ・美しさを伝えていた武田真理恵先生ですよ!

http://geikenas.seesaa.net/article/464651064.html

 

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