チェス講習会開催!

【チェス講習会】
 
【こけス】
 
【小さい方は、オリジナルルールでこけスを楽しんでいます】
 
【じっくり対戦中】
 
東京おもちゃ美術館の「きかくてんじしつ」は、収蔵品約10万点の中から選りすぐりのおもちゃを展示し「観る楽しみ」を体感していただけるお部屋です。
2020年2月2日(日)まで、『祈りを形にする郷土玩具「木/紙/藁」』と題し、木/紙/藁を主材料として作られた日本全国の郷土玩具を展示しています。

展示室中央には郷土玩具で遊べるスペースが設けられており、「こけス」という、郷土玩具とチェスを合体させたゲームを設置いたしました。
その名の通り、こけしがチェスの駒になっています。
このおもちゃは、青森県の高校生とこけし職人がタッグを組み開発されました。

しかし!ここで問題発生!!
職員の中に、チェスに詳しい者がいなかったのです。
これはもう、プロフェッショナルをお招きして職員とおもちゃ学芸員(ボランティアスタッフ)にご教授いただこう!という事でチェス講習会が開かれました。

国際チェス連盟公認団体 ナショナル・チェス・ソサエティ 副会長 山田明弘様にお越しいただき、実践の前にまずはチェスの歴史に関する講義。
この知識が有ると無いとでは、駒の「造形」の魅力に気付く上で大きな差が出ると感じました。
背景を知るまでは「きれいで、ごっこ遊びにも使えそう」と暢気に思っていましたが、駒の意味を知ると背景に荒々しさを感じ、更に知りたくなる魅力がありました。

実践では、スキルトイと同じく遊びこみ、更に脳を使い、遊べば遊ぶほど魅力に気付いていくゲームであると実感しました。
このチェスと、郷土玩具がコラボレーションした「こけス」で遊んでみませんか?
きかくてんじしつでお待ちしています!

【追伸】
おもちゃ学芸員(ボランティアスタッフ)として美術館内でご活動いただきますと、講習や講演会、見学会など様々な企画もございます。
11月には「おもちゃ学芸員養成講座」が行われます。
同じ特技や趣味を持ったかたと、遊びを通じて仲間ができ、おもちゃ作家・ワークショップなどのイベント補佐体験などで、遊びの幅が広がります!
私たちと一緒に東京おもちゃ美術館でお客様をお迎えしませんか?

■「おもちゃ学芸員養成講座」お申し込み、詳細はこちらから。
http://goodtoy.org/ttm/about/gakugeiin.html
■こけス公式サイト
https://kokesu.jimdo.com

※こけスは諸事情により館内に設置されていない場合もございます。
お越しの際はお近くの職員へお問い合わせください。

ありさ
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