【イベント】木のおもちゃ作家が集う「おもちゃ作家フォーラム」開催!

 
現在東京おもちゃ美術館で開催中の2018年度「木のおもちゃ20作家展」に関連し、出展作家が集う「おもちゃ作家フォーラム」を開催いたしました。

これは、木のおもちゃを制作する作家が集い、お互いの作品を観、話し、意見や情報を交換し合える場、そしておもちゃコンサルタント、おもちゃ学芸員(当館ボランティアスタッフ)などとの交流を促進する場として企画いたしました。

当日は、作家14名・お客様・美術館職員合わせ、総勢約80名で 作家へ質問をぶつけたり、逆に、作家から美術館内でおもちゃに接しているおもちゃ学芸員に向けた質問も飛び出しました。

作家への質問で多かったのは「なぜその樹種を選んで制作しているのか」「インスピレーションが浮かぶ切っ掛け」、「子どものころ良くしていた遊びは?」というライフスタイルに関わる質問もありました。

机の上にはさわれるおもちゃを置き、作品を目の前にして作家と直接お話し出来る贅沢なひとときとなりました。
 

アリサ

 

 

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おもちゃ学芸員の外部見学会にて幼稚園へ訪問!

毎年2回、おもちゃ学芸員と共に外部見学会と称し、様々な施設やおもちゃ作家さんの工房を訪れています。

今回は、『江北白百合幼稚園』(足立区)を訪問。

前園長先生が今は理事長に、その息子さんが現在園長先生として、40年以上同じ場所で

多くの子どもたちの成長を見守っています。

樹齢350年のトチの木をくりぬいた遊具が正面にあり、中庭には忍者ハウス(ツリーハウス)が、樹齢300年のシイノ木の上にあったりと、雨の日でも外で遊べるなんて嬉しいですね。


他にも園庭では、稲を育て、苺狩りや魚を採ったり、はたまたヤギやロバ、ピーターラビットにうずらなども飼っており、生き物と共に成長することも大事にし、都内でありながら自然いっぱいの幼稚園です。

 

 

そして、大きなバケツの中に水をはって氷になっているもので遊ぶという、なんともレトロで楽しい遊びをしている子どもたちの笑顔が印象的でした。  

そして何十年ぶりかに乗ったであろう竹馬をうまく乗りこなす、年配のおもちゃ学芸員さんに教えてもらう若いスタッフ

どんぐりを使った釣りの遊びも、なかなか面白かったです

 

 

独楽やわらべうたなど、伝承遊びを子どもたちと、そして先生方も一緒に体験 

 

さすが遊びの案内人、おもちゃ学芸員さん! 子供たちと同様、またそれ以上に?思いっきり遊びを楽しんでいました

清水先生親子による40年間に渡る幼稚園ヒストリーや、先代から聞いたという「草が生えるのは、人が怠けないため」というお話し、

そしてとにかくわくわく・ドキドキすることを大事にされていらっしゃるからこそ、子どもたちの目がラキラ輝いているのだな、と思いました。

近くには幼稚園の農園もあり、自然の動植物と触れ合うことの大切さ、面白さを経験できる環境を体感することができました。

 

実はあるスタッフが卒園した幼稚園であり、東京おもちゃ美術館主催のイベントにて、卒園以来偶然に、

当時の園長先生と再会したことがきっかけで、見学させていただくことができました。

そして昔からいらっしゃる先生は、だいぶ前におもちゃコンサルタントの資格をとられていました

幼少期の記憶はとても大事なものなのだということ、そして人とのご縁は、大切にしていかなければいけないな、と感じた見学会でした。

 

先生方、幼稚園の皆さん、一緒に遊べてとっても楽しかったです!

また遊びましょうね

 

 

はっち

 

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2019年 あけましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます。

  

年間15万人以上集う多世代交流の館として定着してきた東京おもちゃ美術館。
昨年10周年を迎え、新たに20周年に向かう新年となりました。

  

新たに身を引き締め、全国各地の皆様から愛されるおもちゃ美術館を目指してまいりたいと思います。

  

2013年にオープンした沖縄県国頭村の姉妹館「やんばる森のおもちゃ美術館」に引き続き、

昨年の4月に山口県に「長門おもちゃ美術館」、7月に秋田県に「鳥海山木のおもちゃ美術館」の姉妹館が

続々と誕生しました。

  

今年は、難病児とその家族の支援をさらにパワーアップし、

こども食堂に通う子どもたちへの支援といった新領域にも参加する所存です。

福祉とおもちゃ文化の融合である「福祉文化」の創造も当館の使命と胸に刻んでおります。

 

スタッフ、おもちゃ学芸員一同、皆様のご来館を心待ちにしております。

  

今年も皆さんと遊び心溢れる思い出作りをご一緒に!

 

認定NPO法人芸術と遊び創造協会 理事長

東京おもちゃ美術館 館長  多田千尋

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