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羽生和人のブログ

表層用PEライン

2024年04月29日 | はぶログ
2024年、ZALT’Sから新しいPEライン"ZENOS"シリーズがリリースになりました。
ある程度、使い込み、表層はコレだなという結論が出ました。
SNSには書かないので、ここだけでシレッ書いておきます。

スモールマウスレイク、榛名湖、春の高滝ダム、入鹿池、津風呂。
自分が真剣に表層をやるフィールドはこれくらいですかね。
ほとんどがワカサギレイクで、津風呂はヒウオですね。

これからのフィールドの表層を攻略する時のラインセレクトはこちら↓

メインは「ZENOS AREA TROUTX4」です。
もともと自分は4本撚りが好みです。

しなやかさでは8本撚りに軍配が上がりますが、1本1本の糸の太さは4本撚りの方が太い為、強度が高いのは4本撚りです。
確かにしなやか=ガイド抜けが良いので飛距離は伸びます。
でも投げているのはワームのノーシンカー。そこまで大きな差は出ないです。
むしろタックルセッティングの方が重要で、そこで飛距離を伸ばしています。
マイクロベイトスペシャルなんかはその最たる例です。

だからしなやかより強度を取って4本撚りを好んでいます。
その為、ZENOS AREA TROUTX4という結論になったという訳です。

ちなみにバサー6月号ではサンプルが足りずに東レさんのPEを使っていますが、これもライトゲーム用の4本撚りのPEラインです。

ひとつだけ「ZENOS BASS X8」の0.3号が入ってますが、これはピクピク専用。
ピクピクはi字セッティングやプラグと比較すると、空気抵抗が大きく極端に飛距離が落ちます。
これを少しでも飛ばす為にピクピクだけはZENOS BASS X8の0.3号を試しています。

ZENOS BASS X8は規格が0.3号からなので0.2号はありません。

ロッドで使い分けを表すなら
ロングサーフェイスは0.3号
マイクロベイトスペシャルは0.2号
リーダーはどちらもライトゲームリーダーFC4lbです。リーダーの結束はフィッシャーマンズノット改。
表層が少しブームっぽくなっていで、様々な表層ロッドが市場にはありますが、表層好きの年季が違います笑
当分これ以上は無いなと思っている完成度の2本です。

パワーフィネス(カエルを含む)のPEラインの話はまた改めて。