スーパーももちゃんはミスうちゅうかん

サザンファンの介護福祉士です。阪神の糸井選手と同じ誕生日なのでこのタイトルになりました。

「だんちょね」と「アイライク演歌」が言いたかったこと。

2024年01月11日 23時11分45秒 | ももちゃんソングブック
今年は新年早々から地震のニュースだけではなく、2日前の八代亜紀さんの訃報もショック だが、それ以上に ショックを受けたのが冠二郎さんの訃報である。


お話をするとX(旧Twitter)には 書ききれないぐらい思い出があるからだ。


今から17年前の暮れに 桑田佳祐さんの呼び捨てツアーのチケットが自宅に届き、 それが アリーナ1列目だったことで亡くなった母と二人で大騒ぎした。


その後ネットのスポーツ新聞の記事で、そのライブの 大阪公演の模様が写真入りで掲載していて、それもド派手なスーツ姿だったので、それを 「次は白いタキシード?」というタイトルでブログのネタにしたところ、仲良くなった サザ友さんがブログに「衣装が冠二郎化してきたような・・・またはベンジャミン伊東こと伊東四郎。植木師匠の影響か?」
「やっぱり、名古屋は白スーツの腐乱苦品寅(フランク・シナトラ)で来るのか。」とコメントしたことで冠二郎という人に興味を持った。


当時私は介護の仕事を始めて2ヶ月足らずで、移乗介助もおむつ交換も入浴介助もうまく出来ず、下手すると大事故寸前ということもありました。チケットが届いた日の夕方にルンルン状態でパソコンで音楽を聴いていたら職場から電話がかかってきて、職員が自宅で転倒して骨折したので急遽勤務を変わって欲しいと言われ、はしゃぎすぎたのか風邪をひいて苦しい思いをしながら勤務を乗り切りました。


ライブ当日、前日の模様を報じる中日スポーツの芸能欄にド派手なシルバーのスーツ姿で歌う桑田さんの写真を見て「こんなもんアリーナ1列目で見たらおしっこもらすぞ。」と名古屋に向かう電車の中で見て、東急ハンズなどに行ってからライブが行われる日本ガイシホールに向かい、中に入ってから緊張してトイレに2回行き、そんな中で私がアリーナ1列目で見た桑田佳祐さんは冠二郎じゃなくて白いジャケットに下はクレリックシャツに黒パンツでした。


おそらくシルバーのスーツだったらおしっこちびる以上にコーフンしすぎて鼻血ぶーでした。


その5年後に見た桑田さんは鯉のぼり模様のスーツ着ていました。


冠さんと言えば衣装が派手で、職場で利用者様の介助をしながら見ていた音楽番組で電飾の付いたスーツ着ていたし、仕事柄とサザ友さんがきっかけで冠さんが出る音楽番組は必ず見ていたし、その話もブログで書いていました。


特に「炎」は演歌のイメージを変えた曲として知られ、小堺一機さんと関根勤さんの「コサキン」やナインティナインの番組に出演したことで若者のファンが増え、演歌歌手初のインストアライブも行いました。


平成12年に氷川きよしさんがデビューし、純烈やビタミンボイスとけん玉がトレードマークの三山ひろしさんや王子様みたいなコスチュームの山川恵介さんなど個性の強い演歌歌手が増えたのも冠二郎さんの影響が大きいと思います。


余談ですが山川さんと呼び捨てツアー当時桑田さんを含めサザンのスタイリストを担当していたのが岩崎さとみさんだったというのも驚き。


ブログのタイトルにもなった「次は白いタキシード?」はその年に放送したダンディハウスのCMでブラックタイ指定のパーティーなのに白いタキシード着てパーティーに参加した桑田さんがダダ滑りするというもので、そのスタイリングを担当したのが岩崎さん。似顔絵のネタにもなり、似顔絵コンクールで佳作となって携帯電話の待受にしたら仕事が決まったので別名「幸運を呼ぶ白いタキシード」と呼んでいます。


演歌歌手でブレークするのに四半世紀以上かかったことや年齢詐称やヅラ疑惑などいろいろありました。


コサキンの番組で自分のことを「ホイットニー・ヒューストン」だと思っていた発言や「ごきげんよう」で洗濯をしてから洗濯用の洗剤で身体を洗っていたという天然エピソードも。


埼玉在住のサザ友さんに同郷の冠さんの訃報の話をポストしたらイベントで鎧を着て「ムサシ」を歌っていた思い出話をされていました。


八代さんの訃報でそのサザ友さんが「今年はまだ10日目ですが、今後、演歌・歌謡曲界のドミノになりそうで背筋が冷たい…。」と述べていました。


5年前から入退院の繰り越しで、2年前にシングルを出して以後表舞台には出ていなかったという。


八代さんと冠さんの訃報は今後の演歌歌謡曲にかなり影響が出る。


坂本冬美さんが桑田さんとコラボで作った「ブッダのように私は死んだ」のような曲を作っても限界はある。


八代さんがフジロックに出演されたように演歌歌手がフェスに出るのも難しい。


これは「作る側」「歌う側」「ファン」も考えなければいけない。


最後に八代亜紀さんと冠二郎さんのご冥福をお祈りします。
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