ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

アニメ映画を観に行こう。

2018-04-09 21:42:27 | かみさと
こんばんは。かみさとです。
先月末発売のエロゲをクリアしました。やっぱりゆずソフトは安定してますね。


さまざまなアニソンを取り上げてきたシュビドゥヴァーズですが、"アニメ映画の主題歌"まで絞ってみるとその数は激減します。
公式ページの編曲譜リストから確認できるのは、『風といっしょに』『愛・おぼえていますか』の2曲のみです。
さらさん辺り『ノーポイッ!』とか編曲してそうだったので意外ですね。

オリジナル映画作品にしろTVシリーズ等の映画化作品にしろ、アニメ映画作品の数はここ10年近くで急激に増加しています。
ソースはWikipediaですが、2017年のアニメ映画作品数は87本。
『魔法使いの嫁 星待つひと』のようなイベント上映されたOVA作品も含んだ数ではあるものの、これは2007年のおよそ倍、1997年からは3倍の数です。
作品数以外に目を向けると、『君の名は。』は興行収入250億を叩き出し、ひとつの社会現象となりました。
"ガルパンはいいぞ"の合言葉とともに『ガールズ&パンツァー 劇場版』が局所的大ブームを引き起こしたのも記憶に新しいです。


空前のアニメ映画ブームである今、シュビドゥヴァーズも映画の主題歌にもっと目を向けてもよいのでは? と思います。
そして皆様におかれましては、ぜひお近くの劇場へ足を運び、アニメ映画作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか。


具体的には、4/21ロードショーの、リズと青い鳥なんかを。


はい。
そうです。
種﨑敦美主演です。

この作品は、TVおよび劇場版シリーズ『響け!ユーフォニアム』の続編です。
3年生の先輩たちは卒業し、久美子ら1年生・2年生は学年が上がり、新たに後輩が入ってきた、新生・北宇治高校吹奏楽部。
原作小説で言うところの『北宇治高校吹奏楽部、波乱の第2楽章』における、みぞれと希美の物語です。

先日の完成披露上映会にて、一足先に『リズと青い鳥』を鑑賞させていただいたのですが、なんというか、スゴかったです。
映像においては髪の毛先から指先まで、音響においては演奏から靴音一つに至るまで、丁寧に丁寧に作られています。
ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、偏執的なまでのこだわりを感じました。
上映会の前のトークショーで種﨑さんが、「私たちがお芝居をする前から、映像がお芝居をしている」と仰っていたのですが、それも納得の作品です。

劇的な展開や、目を見張る大迫力の演奏がある訳ではありません。
ストーリーの焦点は常にみぞれと希美に絞られ、歯車が噛み合うまで二人はすれ違い続ける。
起承転結も比較的薄い、いろんな意味で"静か"な作品です。
それでも見入ってしまうのは、極限まで練り上げられた青春の美しさ、儚さが、作品全体を通して感じられるからでしょう。

もうこれに関しては種﨑さんの芝居が凄いとかそういう話じゃありません。
いえ、種﨑さんの芝居も凄いんですけど、作品を構成するほかのパーツも劣らず凄いのです。
アニメを見に行ったつもりが、ひとつの映像芸術作品を見たような気持ちになります。


そんな訳で『リズと青い鳥』オススメです。
繰り返しになりますが、ロードショーは4/21。
もし興味がおありでしたら、ぜひご覧になってみてください。
僕は最低でもあと3回観ると思います。
吹奏楽じゃ結局合唱できないじゃねーか、という話はナシで。

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