ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

演奏会とシャッター音

2017-05-06 23:32:12 | さら
さらです。
ボーナスを見越してカメラを買い替えましたが、ボーナスが入ったら別のレンズを買う予感がしています。


本日は、ピコピコーラスさんの演奏会にて、カメラマンをやっていました。
演奏会のカメラマンは、昔大学の合唱団で何度かやったことがあったのですが、
かなり久しぶりだったのでステージに乗る時よりも緊張しました。
こういう機会がある度に、「あぁ、写真の練習もやらないとな…」という気持ちになる辺りは、
ステージに乗る時とあまり変わりません。


演奏会の写真撮影を難しくする要素の一つに、

カメラ(一眼)の「シャッター音」

があります。


むやみやたらにホール内で一眼レフのシャッター音を鳴らすのは、それだけで演奏の妨げになってしまいます。
とりわけ、(オケではなく)合唱やピアノの演奏会では、シャッター音をかき消すほどの大音量が出るタイミングは限られており、何らかの手段でシャッター音を小さくしない限り、撮影は難しくなります。
このような状況を踏まえ、先人たちはいくつかの対策を考えました。



対策1. 一眼を使わない

所謂コンパクトデジカメ等、一眼ではない一般的な(1.5万円とかの)デジカメは、電子音を切ってしまえば殆ど音は出ません。
というのも、一眼レフ等には音が出る「機械式シャッター」が搭載されているのに対し、
一般的なデジカメにはほぼ無音の「電子シャッター」が採用されているためです。
電子のシャッターは、機械式のものに比べ写真が歪みやすかったりと、画質面でデメリットはあるのですが、
静音という点でこれに勝るものはありません。

とはいえ、演奏中のホールは、
- 暗いのでノイズまみれになりやすい
- そのくせステージ上だけやたら明るいので白飛びしやすい
と、一般的なコンパクトデジカメでキレイに撮影することが難しい条件が揃っており、
やはり画質を考えると、暗所・白飛びに強い一眼を使いたいところです。


対策2. 一眼を静音化する
なんだかんだこれを行う人が多いと思います。
シャッター音を抑えつつ強引に一眼を使う方法はいくつかあります。
やや原始的な方法としては、本体を布で包んでしまうとか、防水用のカバーで覆って音が漏れにくくするとか。
連写が出来なくなる代わりにシャッター音を抑える「静音モード」みたいなものが搭載されている一眼レフもあり、ものによってはこれで十分だったりします。
そもそも機種によってシャッター音もうるさかったりおとなしかったりと様々なので、店頭で実際にシャッターを切って確かめてみるとよいと思います。高い音は飛びやすいので注意しましょう。


対策3. 電子シャッター搭載のミラーレス一眼を使う
最近流行りの「ミラーレス一眼」と呼ばれる、少し小さいレンズ交換式カメラを使うと、一眼レフに近い画質で、対策1と同レベルで無音の撮影が行えることがあります。

ミラーレス一眼は、基本的に一眼レフと同等レベルの画質を目指しているため、一眼レフと同じく機械式シャッターを搭載しているものが一般的ですが、
中には機械式シャッターと電子シャッターを「両方」搭載している機種がいくつか存在します。
こういった機種の場合、一眼レフに近い暗所・白飛び耐性を確保しつつ、機械式シャッターと電子シャッターを自由に切り替えて使用できるため、演奏中のみ電子シャッターに切り替えることで無音の撮影が可能です。



対策3で紹介した「機械式シャッターと電子シャッターが両方使える一眼」というのは、
演奏会向けに考えるとある意味理想的で、いい時代になったなと思います。
とはいえ、先述の通り電子シャッターには画質面で欠点があり、
機械式と電子シャッターの両方を積んでいるカメラに限って機械式の方はめっちゃうるさかったりするので、
一定以上の画質を保ちつつ、ほどほどのシャッター音で撮る場合は、
「静かめ」な一眼レフを対策2のように静音化して使った方が無難な場合もあります。




ちなみに、昔とある演奏会でお目にかかったカメラマンの方は、
演奏中にもカチャンカチャンと派手に音を立てつつ三脚を運んだりしていたため、
シャッター音だけを静音化して慢心しないように気をつけましょう……
私は今度はレンズを交換する音とかが気になって仕方ありません。
そのうち自分の呼吸の音とか、心臓の音とかまで気になり始めそうで怖いです。
何事もほどほどに、抑えていきたいですね。
まとめ方が雑ですね。
ではでは。


ピコピコーラスさん、演奏会開催、おめでとうございます。

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