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Singer テツモトミキのページ

バースデー・ライヴ

2005-07-31 23:20:53 | ライブのあとに

30日(土)、先月は月初めだったので、久しぶりとなった新栄「Country Joe」でのライヴ。この日、相方の増田くんは、Tシャツにビリビリの穴あきジーンズという、珍しく(笑)若者らしい出で立ちで登場。しかも、いつものフルアコに加え、テレキャスギターも持参。2ステージ目に披露したのですが、テレキャスを弾く増田くんは、初めて見たのもあって、ちょっといつもと違う雰囲気でした。そんな増田くんでしたが、この日はあまり調子が良くなかったようで、ギターを弾いていても、心ここにあらず・・って感じることが、横で歌っていて何度かありました。そういう私も、この日はテンションが上がらなくて、増田くんを引っ張る気持ちの余裕がありませんでした。何だか、最近不調ぎみの二人・・。

そんな中、この日も常連のお客様にたくさん来ていただき、その中の一人の方がお誕生日とのことで、2ステージ目は私たちもバースデーソングを演奏し、マスターやヒグチさん、お客様の皆さんでお祝いして、ちょっとしたバースデー・パーティーとなりました。そんな記念すべき日のライヴなので、少しでも楽しんでいただけるよう、調子の悪い私たちでしたが、何とか頑張って演奏して、お客さんたちにも盛り上げていただきました。シャンパンやバースデーケーキもちゃっかりおすそ分けをいただいて、ケーキを前に顔がゆるんでしまう私・・「今日一番の笑顔ですね。」と、お店のヒグチさんにツッコまれてしまいました(笑)

この日、家から近いので、ってことで、初めてテレキャスも持って来た増田くんでしたが、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、彼は原付で移動しています。ギター2本にギターアンプ・・あり得ないですよね(笑)

Pht0507310040 彼の愛車は、お父さんが入手してきてくれたという、宅配ピザ屋のような三輪バイクで、後ろの荷台に自分でプラスチックBOXを取り付けた、特製の原チャリ。その後ろのBOXに、ギターアンプや小物類を収納するのですが、フタは閉まらず・・。そして、抱きかかえるように、ハードケースのフルアコギターを、体の前に置いて走る・・これがいつものスタイルなのですが、この日はさらに、ソフトケースに入ったテレキャスを背中に背負って、重量も相当なものだと思いますが、細身の増田くんは、ほとんど身動きのできない状態(笑) この日も、歩道の段差に後輪のタイヤが擦って走り出せず、店から出てきた、お帰りになるお客さんたちに、2度ほど荷台を持ち上げていただいて、無事に帰って行ったのでした・・。この日はいろんな意味で、お客様に助けられたライヴとなりました。お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました!

Pht0507310041 それにしても、原付姿がよく似合う増田くんですが、相方の私としては、いつか事故るんじゃないかと、いつも心配しています・・。

彼に安価で車を譲ってくださる方がいましたら、  どうぞご一報ください。


オンリーワンな人たち

2005-07-26 18:50:37 | 私の思うこと

日曜日の夜放送している、音楽バラエティ番組「新堂本兄弟」。      Kinki Kidsが錚々たるメンバーを率いてバンド演奏していますが、  先日お台場で初ライヴが行われ、その模様がオン・エアされていました。前身番組「LOVE LOVE あいしてる」から、ナント8年9ヶ月も経っていて、今回が初ライヴというのは意外な感じでした。

元々の出演者だけでも豪華なのに、今回のライヴでは、その出演者の相方も一緒に出演しての大イベント。その中で、強烈な印象だったのが、「THE ALFEE」の高見沢氏。茶髪にロン毛、ハードロッカー的な衣装、そして天使のような装飾のついたギターとハイトーン・ボイス・・こんな50過ぎのオッサンって、あり得ない(笑)。私は、彼のファンという訳ではないのですが(むしろ、ちょっとニガテ・・)、ここまでイっちゃってると、もう尊敬しますね。もちろん、数々のヒット曲を作り出したスゴい方なのですが、60、70になっても、このキャラクターでいてほしいと思います。それにしても、ALFEEって変な(!?)グループだなぁと、テレビを観てつくづく思いました。ロックギタリスト、フォークギタリスト、サングラスしたベーシスト・・ここまでキャラの違う3ショットは、他にはないと思います(笑)本当に不思議なグループです・・。

イっちゃってると言えば、ゲスト出演していた“キング・オブ・ロック”忌野清志郎氏。圧倒的な存在感で、もう貫禄というか、有無を言わせずカッコいいです。この日は、ギタリストの仲井戸氏も登場して、RCの曲も演奏していました。なんとデビュー35周年ということですが、この先もずっと“忌野清志郎”を続けてほしいです。

そして、個人的に思い入れのあるのは、ギタリストの土屋公平氏。  今ではKinki kidsに“ツッチー”なんて呼ばれていますが、昔は「The Street Sliders」というロックバンドで、“蘭丸”と呼ばれていた、カリスマギタリスト・・番組を観ている人たちで、そのことを知っている人は、どのくらいいるのかなぁ。そもそも、彼がこの番組にレギュラー出演するようになったことも、不思議ですけど・・この日は野外ライヴで、活き活きとギターを弾いている姿を見て、なんか久々にSlidersの頃を思い出しました。残念ながらSlidersは解散してしまいましたが、現在も定期的に活動を続けている、仲井戸“CHABO”麗市氏とのユニット「麗蘭」として、この日は演奏していて、久しぶりに見れたのと、まだ活動を続けていることに、ちょっと感動しました。彼らの最近のCDやライヴは聴いていないのですが、以前はライヴを観に、東京や京都にも足を運んでいたほどで、そんなことも思い出しながら、テレビを観ていたのでした。

それにしても、こんな豪華なライヴが、抽選とはいえ無料招待だったなんて、私も応募したかった!

Pht0507290639 先ほど紹介した「麗蘭」1stアルバム。久しぶりに聴いたら、やっぱりカッコいいです。名盤の一枚。夏にもおすすめです。CHABOの独特の歌の世界と、蘭丸のメロディアスなギターが絶妙。二人のギターの音は、弦の一本一本が立っている感じ。ちなみにドラムには、「新堂本兄弟」にも出演している、村上“ポンタ”秀一氏も参加しています。


久しぶりの2Days

2005-07-25 18:45:53 | ライブのあとに

この週末は「Ryo&Miki」にて、久々の2Daysライヴとなりました。

23日(土)は、長久手「D-Pocket」アフタヌーン・ライヴ。         この日は3ステージ目に、フルート奏者の方とのジョイントとなりました。この方は、実は先日出演させていただいた、「RADIO GAGA ! TV」の制作にも携わっている方で、これがまた私と接点のある方だったんです・・6~7年前、私が飲食店でピアノの弾き語りをしていた頃、当時この方は、ご自身も含め演奏者を、イベントや飲食店etcに派遣するお仕事を主にされていました。どういう経緯だったかはすっかり忘れてしまいましたが、その頃に一度お会いして、お仕事の話を伺ったことがあったのです。そして、ラジオ出演の際に再会となった訳ですが、「テツモトさん、お久しぶりです。」と声をかけていただいた時、私のほうは思い出すまでに、少し時間がかかりました。なんせ  6~7年前に、一度お話ししただけですからね・・こういう時に、自分がめずらしい名前で良かったなぁ、とつくづく思います(笑)

フルートの演奏のほうは、前半にギターの増田くんとのデュオ、後半は私がピアノで加わってのトリオでした。フルートとギターのデュオというのは、私はこの時初めて聴いたのですが、心地良い感じでなかなか良かったです。増田くんのギターだから、というのも大きいかもしれないですね。その後のトリオは、あんまりうまくいきませんでした・・と言うか、やっぱり私のピアノがイケてないんですよね~(泣) 初見演奏が、あまり得意でないということもありますが、ギターとピアノは音がぶつかりやすいので、増田くんとうまくバランスを取って、演奏することが出来なかったです・・本当に応用力のない私(泣)トホホ 

来月以降、このフルートの方とピアノデュオで演奏する予定があるので、これを機会にもっとピアノを練習!でも、フルートの演奏を聴く機会というのも、なかなか無いと思いますし、選曲も映画音楽やディズニーソングetcキレイな曲が多いので、よかったらまた聴きに来てみてください。

24日(日)は、2度目の出演となった、池下「BAR Strega」でのライヴ。この日もたくさんのお客様に来ていただいて、個人的には、いろんな方面の知人・友人が遊びに来てくれて、おもしろい顔ぶれだなぁ・・と、密かに微笑んでいました(笑) ライヴのほうは、歌詞が飛んじゃったり、ギターの増田くんが、思いもしないアドリブを弾いてきてオロオロしたり、私自身はいろいろやらかしてましたが(笑)、お客様からは温かい拍手もいただき、この日も楽しくやらせていただきました。

お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました♪


ライヴ三昧

2005-07-19 05:13:13 | ライブレポート

*ライヴ その1

16日(土)は、長久手「D-Pocket」にて、二週間ぶりとなった「Ryo&Miki」のアフタヌーン・ライヴ。私は今のところ、自分のバンド  とか、一緒にできるプレーヤーの方が、なかなかいないこともあって、「Ryo&Miki」での活動がメインとなり、ここ最近は、ほぼ毎週のようにライヴをやっていました。なので、二週間ぶりというのは、かなり久しぶりのことだったので、何となくお互いに、調子が出てない感じでした。と言うより、たぶん私の調子が悪かったのだと思います。     このライヴの前の数日は、気分的にすごーく下がってて(別に何かあった訳ではないんですけどね・・)、何にもやりたくない病(笑)になっていました。それで、全然練習をしていなかったので、その前日の   ビッグバンドの練習もそうだったのですが、声が出てなくて、確実に歌がヘタになっていました・・。以前は月に1~2回は、増田くんと  曲の打ち合わせとか練習をしていたのに、最近はそれもやっていなくて、レパートリーも増えてないし・・あ゛ー、これではダメだー!    気合いだー!(笑)

*ライヴ その2

その日の夜、以前から気になっていた、人気バンド「Boogie Woogie Ace & The Rhythm King」のライヴを観に、私もお世話になっている池下「BAR Strega」に行きました。21時過ぎにお店に着いたのですが、ライヴスタートが21時~と看板に書いてあったので、ちょうど良かったなぁと思ってお店に入ったところ、まだライヴは始まっていなくて、しかもメンバーの方が、一人まだ到着していないとのこと。いつもはお客さんでいっぱいのお店なのですが、この日はまだ誰も来ていなくて、本当にライヴはあるのだろうか・・という一抹の不安の中(笑)、  客は私一人で、あとはバンドのメンバーの方という、ちょっと気まずい空間がしばらく続きました・・。そんなこんなしているうちに、      1組、2組・・とお客さんも来て、メンバーの方も無事に到着し、ライヴがスタート。BLUES、JAZZetc、ほとんどの曲を日本語の歌詞で歌うのですが、自分が普段聴いたり、ライヴで歌ったりしている曲も入っていて、やっぱり日本語詞で聴くと、全然雰囲気も違っておもしろかったです。ヴォーカルの方はブルースハープも吹いてて、これがまたカッコいいんです。あと、ギタリストの方も何曲かヴォーカルをとっていたんですが、ヴォーカルの方とはまた違う感じで、よかったです。   でも何より、バンドとしての音とか雰囲気がカッコいいですね。ナント結成15年とのお話でしたが、メンバーの皆さんが本当に楽しんで  演奏していて、こんな風に音楽を続けていけたらサイコーだなぁ、と  思いました。今回はアコースティックな感じだったので、今度はまた違う場所のライヴも観てみたいなぁ、と思います。

*ライヴ その3

そして次の日の17日(日)は、ゴージャスなブルースバンド「Lou&The BarFlyBand」のライヴを、こちらもいつもお世話になっている、新栄「Country Joe」に観に行きました。以前にも少し書きましたが、このバンドのドラマーが、私の高校の先輩、というご縁で、仲良くさせて  いただいているのですが、私が今、ライヴ出演させていただいている  お店は、このバンドのライヴに客として行っていて、というつながり  だったりするので、そういう意味でも本当にお世話になっております。今度はいつか私のほうから、ライヴハウスetcを紹介して、また共演したりできるといいなぁ、と思っております。ライヴを観るのは、5月のライヴ以来だったので、久しぶりとなりました。このバンドは、見た目も声もキュートな、Louちゃんという女性ヴォーカルで、ブルースやSOULetc、ノリのいい曲が中心。カッコいいピアノやテナーSAXも入っていて、演奏もルックス的にも、ステージ映えするバンドです。     この日はブルースハープの方と、この時期になぜかサンタクロースの衣装を着た、タップダンサーの方、というよく分からない(笑)組み合わせの、スペシャルゲストも加わり、三連休の中日ということもあって、お客さんも満員で、ライヴは大盛況でした♪

この2つのバンドのライヴに行って、やっぱりバンドはいいよなぁ・・と、つくづく思いました。一人で弾き語りとかデュオとか、それはそれで、もちろんそれぞれの良さがありますが、音楽の基本は、やっぱりアンサンブルだなぁと思います。音楽に限らず、どんな分野でもそうだと思いますが、みんなで一つのことに取り組み、みんなの気持ちが一つになって、一体感とか達成感を共有できた時の快感というのは、やっぱり一人では味わえないものだと思います。一緒に演奏できるプレーヤーの方は、常に探してはいるのですが、自分のヴォーカルの幅を広げるためにも、機会があれば、できるだけいろんな方々と、  いろんな形で歌っていきたいと思います。                プレーヤーの皆さまからのお誘いを、心よりお待ちしております♪


久しぶりのビッグバンド

2005-07-16 02:17:11 | 私の思うこと

プロフィールにも書いていますが、私は5年ほど前から「KCジャズ  オーケストラ」というビッグバンドに、参加させていただいています。   8月は、いよいよ万博会場での演奏が控えているため、久々に練習に行きました。このバンドは、春日井を拠点にしていて、練習は勝川の、ある公民館を借りて、主に週末にしています。でも社会人バンドなので、メンバー全員が揃うということは、普段はほとんどない状況で、ライヴ等、演奏の予定が入ると、いろんなものを犠牲にして(笑)、皆さん集結してきます。名古屋から通っていることもあり、私も普段はあまり練習に出ていないのですが(サボリ!?)、最近は、週末はほとんどライヴ活動をしているため、逆に行きたくても行けなくなってしまいました。

このバンドとの出会いは、もう6~7年前になります。当時、私はシンガー兼店員として、栄(錦三丁目!)のあるバーで働いていました。小さなお店だったのですが、お店のほぼ半分がステージという無謀なお店で(笑)、お客さんも自由に演奏できるようになっていました。  ある時、マスターも含めてハウスバンドを結成して、不定期に演奏  するようになったのですが、「いつかこの店で、ビッグバンドのライヴをやりたい。」というのが、マスターの口癖でした。             そして何ヶ月か後に、本当にやることになったんです。とは言っても、大所帯のバンドが演奏できるようなスペースは、当然無かったので、トランペット、トロンボーン、アルトSAX、バリトンSAXという4人のホーンセクションの方に加わっていただいて、ライヴをやることになりました。マスターが、以前に一緒にやったことがあるとのことで、お願い  して来ていただいたその4人の方が、KCの方々だったんです。

私はホーンセクションが入ったバンドで歌うのは、その時が初めて  だったし、小さなお店で演奏できるのだろうか・・と、とても不安で   いっぱいでした。でも、事前の練習で初めて一緒に演奏した時・・  スゴい!の一言でした。思っていたより、全然うるさくもなかったし、いつも一緒にやってるバンドとは思えないほど、バンドの演奏が何倍もカッコよくなって、“こんなに違うものなんだ”と、ちょと感動したのを覚えています。マスターはもちろん、バンドのメンバーも、皆楽しそうだったし、私自身も気持ちよく歌えて、その時は本当に楽しいライヴでした。

それがご縁で、その後お声をかけていただき、KCのヴォーカリストとして、参加させていただけるようになりました。それまで、主に飲食店etcでのピアノの弾き語りで活動していた自分にとって、KCで歌わせていただけたことは、ヴォーカリストとして多くのことを学び、成長する大きな機会となりました。当たり前のことですが、小手先の歌では通用しないですし、センターに立って歌うことの難しさetc、いい経験を、たくさんさせていただいています。そのきっかけを作ってくれた、当時のお店やマスターとは、すっかりお付き合いが無くなってしまいましたが、ビッグバンドでは、こうして今でも歌わせていただけて、本当にありがたいと思いますし、人との出会いって、やっぱりおもしろいものだなぁ、と思います。

IT00020030603043edba3aeb70b7 「KCジャズオーケストラ」は、2003年に結成25周年を迎えた、歴史と実力のあるバンドです。   昔は数々の賞を受賞し、演奏活動も活発に行っていたようですが、今は演奏する機会が、年に  数回なので、個人的にはもう少し増えるといいなぁ、と思っています。とは言っても、年月とともに、メンバーは多少入れ替わっていますが、やはり高齢化は否めないです・・私も入った頃は、まだ20代だったのになぁ(笑) バンドが存続する限りは、今後も歌わせていただきたいと思っているので、30年、40年・・!?と、長く続けてほしいですね。    もしかしたら、私のほうが先に辞めてるかも(笑) イベントやパーティーetc、皆さまからの演奏依頼もお待ちしております。

8/13、お盆真っ只中となりますが、もし万博に行くご予定のある方は、ぜひライヴにもお立ち寄りください。昨年「スウィングガールズ」という映画がヒットしましたが、総勢20名ほどのビッグバンドの演奏を生で聴く機会というのは、普段なかなか無いと思いますし、やっぱり生の演奏は迫力があって、いいものですよ♪              詳細は「8月のスケジュール」として、また後日お知らせしまーす。


TANABATA

2005-07-08 07:26:06 | ライブのあとに

七夕の思い出というと、これと言って特に思い浮かばなくて、短冊に願い事を書いたり、折り紙で飾りを作ったりして、笹に飾り付けしたのは、本当に幼稚園での記憶ぐらいです。私は普段、ラヴソングもたくさん歌っているのですが、自分自身には、ロマンチックな話など、全くありません(笑) 島田紳助と松本人志がやっている、深夜番組「松紳」を観ている方は分かると思いますが、メルヘンチックな思い出を熱く語る紳助の話に、「へぇ~・・」と、ピンと来ていない様子の松ちゃん、という二人で言えば、完全に私は松ちゃんと同じなんです(笑)    シンガーとしては、マズイですよねぇ・・。皆さまは、ステキな七夕の思い出って、ありますか・・?

今年の七夕は、長久手「D-Pocket」で、久しぶりのソロライヴでした。「七夕ライヴ」というのは、今まで音楽をやってきて、おそらく初めてになると思います。事前にお店の方から、「七夕にちなんだ曲を」というリクエストをいただいていたので、選曲にはちょっと悩みました。七夕そのものをテーマにした曲というのは、なかなか思いつかなかったので、自分の七夕のイメージとして、“星”とか“夜空”を思わせる曲や、ラヴソングを中心に選曲したのですが、その結果、今までやったことのない曲を何曲も入れたので、自分の満足のいくようなライヴの出来にはなりませんでした。要は自分の練習不足・・久しぶりに  自己嫌悪でした。しかもこの日、最近知り合いになった、SAXプレーヤーの方が遊びに来てくださったのもあって、恥ずかしいやら情けないやら、余計にヘコみました・・。歌は普段からやっていることもありますが、自分の体を使っているので、体調さえ良ければ何とかなるのですが、楽器は練習していないと、着実に日々ヘタになっていくので、ライヴの時にはそれが諸に出てしまいます。弾き語りの場合は、一人でやっているので、せっかく歌の世界に入って気分良く歌っていても、そこでピアノをはずしちゃったりすると、「あ゛ーっ・・」と一瞬で  現実に引き戻されて、今度はピアノのほうに気を取られて、歌まで  とっ散らかっちゃって、もーニッチもサッチもどーにも・・です(笑)    当たり前のことですが、日々練習あるのみ、ですね。

今はもちろん、シンガーとしての自分を追究しているのですが、弾き語りで歌うことは、自分の勉強にもなりますし、シンガーとしての幅を広げることにもなるので、センスのあるピアノは弾けないのですが、今後もできるだけ続けていこうと思っています。でも、音楽の基本はやっぱりアンサンブルなので、私をサポートしてくださるプレーヤーの方は、随時募集中です。Please Help Me !(笑)

反省と、気持ちを新たにした、七夕の夜でした・・。


7月最初のライヴ

2005-07-06 05:30:18 | ライブのあとに

「Ryo&Miki」にて、今月最初の週末ライヴ。

2日(土)は、なんと3週連続となった、長久手「D-Pocket」でのアフタヌーン・ライヴ。先にも書いた、前日の和田さんのコンサートスタッフで、心身ともにちょっと疲れ気味だったので、正直、調子はあまり良くありませんでした・・体力の無さを痛感します。                              そしてライヴが終わるとすぐに、今度は観客として、私は武豊に向かったのでした。

この日、依頼していた、「RADIO-i」に出演した際の、放送音源を頂いたので、早速ステージの合間に、増田くんと聴いてみましたが、自分が思っていたのとは全然違っていて、ちょっとビックリしました。   出演当日は、本番前にリハーサルをさせてもらったのですが、結構時間をもらえたので、特にギターの音に関しては、増田くんがスタッフの方とやり取りをしながら、何度も調整していました。ネットで映像を見ていただいた方は分かると思いますが、音声はヘッドフォンでしか聴けないようになっていたので、リハーサルの時から、自分たちの音はヘッドフォンでの確認となりました。それでなのかどうか分かりませんが、実際の放送で流れていたものは、耳で聴いていた音とは違って、声もギターの音も、全体的に高音域が前面に出ていて、音が薄いというか、厚みのない感じ。一番気になったのは、歌にすごくリバーブ(エコー)がかかっていて、お風呂で歌っているのかと思っちゃいました(笑) 声質や好みもあるとは思いますが、私は元々ライヴの時でも、リバーブはあまり使わないほうなので、余計に気になってしまいました。少なくとも、自分の耳で聴いていたモノは、声もギターの音も、中低音域も出ていて、もうちょっと厚みのある音だったし、エコーもほどよい感じだったのに・・いい経験をさせていただきました。    「また一つ、勉強になったね。」と、増田くんとも話しました。     でも、実際にオン・エアを聴いていただいた方からは、「良かったよ♪」という声をたくさん頂いたので、結果オーライ、ですかね。

                                                             ht0507060431 そして、次の日の3日(日)は、千種区「KLC(The Kings Lay Club)」 一社駅から車で10分ほど。  猪子石中学校前の通り沿いにあるのですが、  知らないとうっかり通り過ぎてしまうような、ちょっと隠れ家的なお店です。

前回は、5月に「Lou&The BarFlyBand」の前座として、女性トリオ「trinitrio」で初出演させていただきましたが、今回は「Ryo&Miki」として、初出演させていただきました。ここのマスターは、一見コワそうな印象を持つのですが(笑)、実際はとてもハートの熱い方で、いろんなこだわりを持つ男・・渋いです。そのこだわりの一つとして、ステージの音響、照明を、マスターが直々にやってくださるので、曲によって照明を変えてもらえたりします。なかなかそんな演出をしていただける所はないので、こちらも気分が良くなって、思わず調子に乗っちゃいます♪KLC初ライヴの増田くんも気に入ったようで、気持ちよさそうに弾いていました。

このブログの開設も、きっかけになっていたりするのですが、ここの  ところ、懐かしい人たちとの再会が続いていて、この日も雨の中、  中学・高校と一緒だった同級生が来てくれて、一年ぶりぐらいに会うことができました。まだ付き合いだして間もないという、彼氏を連れて来てくれたのですが、恋する乙女はやっぱり違いますね。       すっかり可愛くなっちゃって・・羨ましいです(笑)

このお店は、深夜までやっているBarということもあり、遅い時間に  いらっしゃるお客様も多くて、しかも外国人の方もたくさんいらっしゃいます。この日も、1ステージ目は友人を含め、数人のお客様の中で、  しっとりした感じで演奏したのですが、23時を過ぎたあたりから、大雨にもかかわらず、十数人の外国人のお客様が次々と来店されて、  2ステージ目は全然違う雰囲気で、すっかり盛り上げていただきました。後からマスターに伺ったのですが、ヨーロッパの方が多いようで、ヴォーカリストやプレーヤーの方も何人かいらっしゃったようです。  私ももっと腕を磨いて、今後こういう外国人の方々とも、音楽を通じて、どんどん交流していきたいと思っています。                                                    で、改めて痛感したのは、やっぱり英語力。アメリカ留学してから  一年以上が経ち、その後、全くと言っていいほど英語の勉強をしていないので、せっかくちょっと鍛えられた耳も、すっかり筋肉から脂肪になっちゃいましたね(笑) 私のような怠け者は、何か必要に迫られないと、なかなか物事に取り組めないので、またこれを機に、英語の勉強を始めたいと思っております。それには、やっぱり外国人の彼氏が  必要でしょうか !?(笑) またアメリカにも行きたくなってしまいましたがひとまず駅前留学ですね・・。


「SUNAO WADA and TOKYO JAZZ FRIENDS」

2005-07-04 04:24:57 | ライブレポート

Pht0507040348 名古屋のミュージシャンで、彼の名前を知らない人は、おそらくいないのではないでしょうか・・   ジャズギタリストの重鎮・和田直が、音楽生活   60周年ということで、7/1から3日間、ジャズ界のトッププレーヤーを招いて、記念コンサートが行われました。

テナーサックス・峰厚介、トロンボーン・向井滋春、トランペット・松島啓之、ピアノ・後藤浩二、ベース・坂井紅介、ドラムス・江藤良人、  パーカッション・横山達治、ヴォーカル・鈴木道子 ・・まさに錚々たるメンバーで、こんな豪華な顔ぶれは、なかなか観れるものではないと思います。とは言っても、私もジャズに関しては、全然未熟者で、  ほとんどのプレーヤーの方は、まだライヴを観たことが無かったので、ぜひ観に行きたいと思いました。                                                                初日の1日は、名古屋の芸創センターで行われたのですが、経緯は省かせていただきますが、この日はスタッフとして、裏方をお手伝いさせていただくことになり、私は2日の武豊でのライヴを観に行きました。

知多方面の同級生が何人かいたこともあって、大学時代には、半田や武豊には数回来たことがありましたが、武豊駅に降りたのは、  本当に十何年ぶりだったと思います。駅から車で5分くらい行ったところに、素敵な建物がポツンと建っていて、そこが会場となった町民会館「ゆめたろうプラザ」でした。その施設内にある、「輝きホール」という所でライヴが行われたのですが、オペラハウスのような、とても素晴らしいホールでした。去年出来たばかりとのことですが、武豊に  こんな素晴らしいホールがあるのは、全然知りませんでした。

そして、もちろんそのホールに相応しく、ライヴは本当に素晴らしかったです。さすがにトッププレーヤーの演奏は違うなぁと、つくづく感心  しました。ベタな言い方をすれば、まさに“技と技のぶつかり合い”。個々に、即興でソロを取っていくのですが、「そっちがそう来るなら、  こっちはこう出る」みたいな感じで、そういうのが、ジャズを演奏する側も聴く側も、楽しみの一つかな、と思います。個人的に、一番印象的だったのは、峰厚介さんのテナーサックスでした。以前にも書きましたが、ビッグバンドに参加させていただいたりして、自分が管楽器が好き、ということもありますが、ずっしりと安定感のある音で、あんなにカッコいいと思ったテナーは、おそらく初めてだと思います。   もちろん他のプレーヤーの皆さんも含めてですが、ぜひまたライヴに行きたいと思いました。

でも何より、主役となった和田さんが、戦後の大変な時代に11歳からギターを始め、今でも現役プレーヤーでいらっしゃることに、本当に頭が下がります。そして、こうして若い世代のミュージシャンとも共演できるというのは、素晴らしいことだと思いますし、私には羨ましいかぎりです。70歳になった自分なんて、全く想像できませんが、その時にまだ歌っていられるか・・全く自信がありません(笑)