9月6日に太陽で大規模な爆発現象が起こり、インターネットやテレビでもニュースになりましたね。
テラ・ドーム周辺は当日雨模様で、太陽の姿を見ることはできませんでしたが、久々の日差しに恵まれた9月8日には、まだ活発な太陽の姿を見ることができました。
上の写真は白色光で見た太陽の姿です。右のほうにたくさんの黒点が見えています。館内の太陽望遠鏡では白色光の太陽像を常時見ていただくことができます。
また、天文台では特殊なフィルターを通して太陽の姿を観察することができます。
太陽に含まれる高温の水素が出す光「Hα光」では、白色光とはちがい、活動的な太陽の姿を見ることができます。
上の画像で右端に見えている黒点の集まりが先日フレアという大爆発を起こしたところです。
上の写真は、今年7月14日の太陽の姿ですが、黒点の左側に白く光っているのがフレアです。黒点が地球と同じくらいの大きさですから、どれほどすごい爆発現象か想像してみてください。
フレアは発生してから数分から長くても数時間で消えてしまいます。運が良ければ毎時0分から行っている「お昼の天体観測」で見られるかもしれませんよ!
皆さんも、テラ・ドームで生きている太陽の姿をごらんください。
(た)