「テラ・ドーム」日記

にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」でのできごとや、日本へそ公園内の自然、天文現象などを紹介します。

出前講座「火打石を探そう」で丹波市へ

2016-04-30 17:13:53 | 日記

丹波市にある子育てお母さんたちのグループの間で、火打石で火を起こす体験をしたいという話がまとまり、出前依頼をいただきました。その第一弾として、今日、加古川上流の河川敷で火打石を採取しました。

はじめに火打石・火打金の話をして、火種作りから炎作りへの手順を解説を入れながら演示。これで皆さん、納得。

その後、火打石を探しました。目が慣れると、石はどんどん見つかりました。手袋・ゴーグルを着けて、けがのないようにしながら、ハンマーで石を割っていきました。



おしまいに、自分の見つけた石で火種を作り、炎にする練習をしていただきました。子どもも含めて、全員が成功! 



充実感を味わっていただけたようです。一週間後は火起こし道具を一式、自作していただく予定です。

 


ギフチョウの幼虫を飼い始めます

2016-04-28 17:00:44 | 日記

本館がある地域に、ギフチョウの人工飼育に情熱を注いでいらっしゃるHさんがいらっしゃいます。羽化場面をできるだけたくさんお方に見てもらい、ギフチョウへの関心を高めようとして、毎年、市内にある日時計の丘公園の飼育ドームに蛹を持ち込んでおられます。

今日、Hさんから「ギフチョウの幼虫が大きくなっているから、見に来てください」との連絡をいただきました。

それで、さっそく訪問。幼虫は、どっさり! それも集団になっていました。



行儀よく並んでいる姿には感心、感心。1齢幼虫と2齢幼虫が混ざってなかよくしていました。幼虫が蛹になるまでに食べる葉の枚数は平均して21枚とか。それを確保するのもたいへん。もちろん、無事に大きく育てるのもたくさんのノウハウがありそう。



Hさんは有志で保護グループを結成し、市外のグループとも交流を図りながらギフチョウの保護に精を出しておられます。Hさんから「テラ・ドームでも飼って、展示してはどうか」と提案がありました。ギフチョウの生態の一部を来館者に観ていただくのはすてきなことなので、飼育展示することにしました。今、準備中です。もうしばらくお待ちください。

 


テラ・ドーム公式ブログを始めます

2016-04-26 14:07:34 | 日記

にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」は、兵庫県西脇市にある科学館です。東経135度と北緯35度が交差する「日本のへそ」にあり、日本のへそから地球・宇宙を学ぼうをテーマに活動しています。




にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」外観
 


GPS測量により求められた「日本のへそ」地点



館内では自然現象や地球、気象などに関するさわって楽しめる展示のほか、直径6メートルの小型プラネタリウムがあります。また、81cm大型反射望遠鏡を備えた天文台では、晴れた日には昼間でも星を見ることができます。



1階展示物
 


2階展示物
 


プラネタリウム
 


天文台の81cm反射望遠鏡



施設周辺のへそ公園は、ローラー滑り台やふわふわドームなどがあり、親子で一日ゆったり遊んでいただけます。



公園内の遊具広場
 


ふわふわドームは子どもたちに大人気!
 


夜には美しい星空が広がります



この公式ブログでは、テラ・ドームでのできごとや、へそ公園の動植物、天文現象などをご紹介していきます。よろしくお願いします。