今日は夏休み特別企画『竹紙を漉いて立体作品を作ろう!』の第一日。計画では一昨日が一日目の予定だったのですが、台風5号が接近中で警報が発令されていたために、この日になったものです。
参加者は3家族。遠来の方もあり、科学館としてはうれしい気持ちでお迎えしました。本来は地球と宇宙のふしぎをテーマにしたミュージアムです。しかしそれは大黒柱であり、その他自然のふしぎを感じて、体感していただく試みをたくさん行っています。科学工作もその一環です。科学館での体験がすこしでも科学への興味関心につながっていくことを願って各種の事業を展開しているところです。
今回の、竹紙を漉いて、それから起き上がりこぼしを作るという体験活動をとおして、紙や工作物への興味を一層高めるきっかけになればいいなと思います。
はじめに、3日間の内容を説明。竹の繊維や竹紙、完成した起き上がりこぼしをご覧いただきました。
このあと、作業開始! 腐った竹から繊維を取り出します。
それを洗って、煮ます。アルカリ剤を入れて、6時間。参加者は冒頭部だけの参加です。
夕方、ガスを止めました。これで良質の繊維が取り出せました。
次回、紙繊維にして紙を漉き、立体作品作りに取り掛かります。
(h)