京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

津和野・萩・宮島・広島の旅3

2007-02-10 16:46:45 |  国内旅行

2007.2.11(日)夜
ホテル鴎風亭
         
        旅の始まりは  こちら

昨日は、宮島へよってしまったせいで、このホテルへの到着が
8時を過ぎてしまった。
途中連絡を何回か入れたが、遅れたにも関わらず
「どうかお気をつけてお越し下さい。お待ちしています。」
と言って下さった。

だいぶ前になるが、別の旅館で遅く着いた時、熱い物も、冷たいものも
全部テーブルの上に並べてあってがっかりしたことを思い出し心配したけど、
ちゃんと1品ずつお料理も出してもらえて嬉しかった。
夕食お料理一部を紹介。

 
     前菜           お造り
 
 牡蠣のオイル焼き    山海のほおば焼き
 
   鯛ご飯        黒ゴマのブロマージュ

あと、鯛しゃぶや、穴子煮物、蓮根饅頭。。
もう、お腹いっぱいで幸せいっぱいでした。

2007・2・12(日)

朝部屋の窓から
このホテルの部屋からの眺めは最高。
朝、一枚ガラスの窓いっぱいに瀬戸内海の
静かな波のきらめきが見えるのです。.
       
       

旅行に来た時の贅沢。。まずは朝風呂に入って。。

       

今日の朝食は洋食を希望

        

腹ごしらえも済んで、いざ広島へ出発です


広島 平和記念公園
母の念願の広島平和記念公園だが、ここは母だけでなく、
私も主人も一度行ってみたかった所。
今の関西の小学生は修学旅行で広島に行くようだが、
私達の頃はお伊勢さんで、広島ではなかった。
世界で唯一原爆を経験した国、日本の国民として
一度は広島に行くべきだと思いつつ、今まで機会がなかったのだ。

原爆ドーム
車を原爆ドームの近くの駐車場に預け、まず、原爆ドームへ向かった。

    

テレビでよく見る風景が、今目の前にある。
爆心地のほぼ中心地にあったにもかかわらず、奇跡的にその姿を残す
原爆ドームは、被爆前は広島県産業奨励館というモダンな建物で
あったらしい。それが、一瞬にして廃墟の残骸となった。

62年前、この地でどんなことが起こっていたのだろう。
知識としての原爆は知っているが、ここで起こった惨劇は推測するだけだ。
でも、実際の惨劇は私の推測をはるかに超えたものだったのだろう。

今青空の下、風に吹かれ、ひっそり佇む原爆ドームの無言の静けさが
余計に原爆の恐ろしさを伝え、平和への祈りを訴えかけているような気がした。

原爆ドームを見た後、この広い公園内と平和記念資料館を
母が歩いて周るのはとても無理なようなので、
やはり車椅子を借りることにした。

平和公園内を車椅子で周る。祈りの泉、嵐の中の母子像。。
原爆死没者慰霊碑の前で、24万人を越えると言われる
原爆死没者へ3人いっしょに手をあわせる。
石碑に書いてあった
「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから。」
という言葉が印象的だった。

広島平和記念資料館

平和資料館の中を、説明用のヘッドフォンを借り、車椅子でまわった。
資料館は東館と西館に分かれ、渡り廊下で繋がっている。
東館には原爆投下前後の広島の町の模型や、核兵器などが展示してあり
西館では主に被爆者の見るに耐えないような写真や遺品が展示してある。

私が最も驚いたのは、広島に投下された原爆の大きさだ。
今まで私はとても大きい原爆が広島や長崎に投下されたと思っていた。
でも、私が資料館でみたリトルボーイと呼ばれる広島に投下されたのと
同じサイズの原爆は、全長3,12m、最大直径0.75mの本当に小さなもの
だったのだ。これが、一瞬にして24万人以上の人を殺し、
一つの街を廃墟に変えた。
今世界では3万以上の原子爆弾が保有されているらしい。
こんなに恐ろしいものを、なぜこんなに保有する必要があるのだろう
と、本当に地球の未来が怖くなり、核廃絶の大切さを改めて感じた。

東館、西館を見た後、出口の西館にエレベーターがない為、
車椅子の私達はもう一度東館に戻らなければならなかった。
せっかく車椅子の用意があるなら、出口にもエレベーターが
あればいいのにな~と思った。

お好み焼き村

広島といえば、やっぱり広島焼き。
お好み村を教えてもらって、村長の店という
お好み焼き屋さんへ入った。

    

   これは、村長スペシャルという、イカ、海老、豚、そばの他に
   牡蠣やホタテまで入ったお好み焼き。
   さすが、本場のお好み焼きはおいしいかった。

今回の旅行は、母に腰痛がおこってしまい、どうしようと思ったけど
色んなところに備えてある車椅子のおかげで、
母も無理なくちゃんと観光もでき、本当にありがたかった。
主人にもいっぱいいっぱい助けてもらった。
人の優しさにも触れられたし、ラッキーな事にも助けられた。
ちょっと大変ではあったけど、思い出に残る楽しい旅だった。

また、3人で旅行に行こうね

 

今回の旅行での思い出の品々。









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