少し前に友人のお嬢さんがご結婚されました。
友人は、何年か前に《tutu*》のアクセサリー作りに
初挑戦してくれていて、それからも少しずつリングを編んだり
イヤリングを作ったりしてくれていたのですが
ある日、お茶をしながらおしゃべりしていると
『ウェディングドレス編んでみようかな。』と言うではありませんか。
『え!?編んでみる?』とこちらが驚いてしまいました。笑
そこには、交際を始めたばかりのお嬢さんと
お相手のかたとの将来を願う気持ちがありました。
最初は、レシピ図もチンプンカンプン。
なんども編み直しながら初ドレスの《ingrid》が
出来上がりました。
大変だったし、もう編まないかな。。。?と
思いましたが、【brilliant prince】にも取り掛かり
袖に苦労しながらも、素敵に完成。
その後、お茶しておしゃべりしているときに
衣装合わせや和装の前撮りの写真や動画を見せてもらったり
しているうちに、1本の動画にまとめようか♪という
話になり、私も初のウェディングムービー編集に挑戦しました。
友人は、ウェディングドレスを結婚式場の入り口の
ディスプレイスペースに飾る予定にしていたのですが、
和装の前撮りを見てからは《祥雲》と《芙蓉》も
編んで飾れたら♡と3週間前に思い立ち編み始めました。
まだドレスにもそんなに慣れていない中、何とか
袴の《祥雲》を先に完成させたものの、《芙蓉》は
無理だろう。。。と半ば諦めながらも、もしかしたら
間に合うかも、、、と仕事もしながら、少しでも
時間があれば編み続け1日5時間〜10時間編んでいた日も。
緊急事態宣言などもあり、安全に配慮し近しいかたのみで
行われる結婚式や披露宴が無事に終わるように
という祈りを込めて編み続けていたそうです。
その時のディスプレイ写真をお嬢様にも許可を
いただき掲載させていただきます。
ウェディングドレスはもちろん苦労して編んだ
真っ赤な《芙蓉》の和装もとても目を引きますね。
式が終わった今では、記念の写真と一緒にドレスも
飾ってくれています。
和装も綺麗なケースに入ってぴったりですね。
ウェディングのプレゼントやお誕生日、卒業やお世話になった
記念にと《tutu*》のドレスを編んでくださるかたが
沢山のいらっしゃいます。
自分へのプレゼントも、もちろんです。
出来上がりを想像しながらビーズ一粒、一粒を拾い
交差することを繰り返し編んでいくことが楽しみや喜び
願いや癒しにつながっていることを改めてまた感じました。
『幸せのおすそ分け』いただきました。