今年の15鞍目。
昨年の総鞍数16鞍まであと1鞍☆
結構いいペースで乗れています。
選定は・・・私の予想が外れてセリーナが。
予想が外れても、この子は大好きですので歓迎します。
ここしばらく、この子の背中を借りていて、「次回はこう乗ろう」と決めていた乗り方がありまして。
長手綱。
指導員さんによっては「ダメよ」と注意されてしまうこともあります・・・人によっては過去に注意されました。
この時間の指導員さんに注意されたら、もちろん即手綱を詰めるつもりで乗りました。
恐らく、この子は「自分のエンジンが温まるまではハミを持たれると、苦しくって反抗する」と見立てて。
で、手綱を長く。もちろん、挙動不審な時があるといけないので、部班の最後尾につけました。そして、イザというときは即対応するつもりで。
最初の準備運動を全て長手綱で。
極力、この子の機嫌を損ねないように。
それでいながら、後肢に鞭を断続的に(軽く)当てて、後肢を前に踏み出させるようにして。
後肢を前に出させてから手綱を持たないと、この子の顎は取れない。
でも手綱を持つと跳ねるしこの子の首が硬くなってしまい顎が取れなくなってしまう。
で、まずは後肢から。
後肢を前に出させるべく、鞭を断続的に当てましたが・・・
ナント。
跳ねない。
鞭だけではこの子は跳ねないことが分かった!
前を持たれるのがイヤという見立ては正解かな。
準備運動が終わったところで、長手綱は終了。
準備運動終了後、この子の機嫌を損ねない範囲で手綱を短く持って。
木曜日のレッスンで教わった、「妥協」です。本来ならもっと短く持ちたい・・・けど「妥協」しました。
妥協したラインで、準備運動で動かした後なら顎を譲ってくれるか?
数回の試行錯誤。
力で勝負しても、この子の口と首が硬くなるだけでしょうし。
それに、力勝負してしまうとただでさえ筋持久力がないので。
譲ってくれそうで譲ってくれない。
これって、以前、この時間の指導員さんが言っていた「体重が前のめり」ってことじゃ?と見立て。
バックさせました。最後尾なので、バックしても問題ありませんし。
バックで重心も後肢に行ってくれたせいもあるのかな。
数回ハミの入れ替えをしていたら見つかりました
この子が気持ちよくサックリ顎を譲ってくれるポイントが
一度譲ってくれると、もう後は大丈夫。
常歩から速歩、速歩から駈歩、常歩から駈歩とバリエーションも豊富でしたが、この子の顎・首の形は変わらず。
今日はおまけに山形乗りまで。
山形乗りの蹄跡への戻り斜線は反対駈歩。
この子で反対駈歩ができるのか?
しかも、長蹄跡侵入前に速歩から駈歩、斜線山形乗り(戻り斜線反対駈歩)、短蹄跡で速歩移行の繰り返し。
結構運動移行が頻繁だと、馬によってはカリカリしてしまうので脚をぴったり添えて充分用心しました。
でも杞憂でしたネ。
顎・首の姿勢が崩れることも、反対駈歩をやめてしまうこともなかった☆
反対駈歩ではバランスとか乗り味に違和感とか、何も感じずに。
とっても気持ちがよかった~
速歩からの駈歩、駈歩から速歩への運動移行も手綱をきちんと張っておけば。
今では運動移行って、とても楽しい号令です。試されているような気がして。
運動移行のときに姿勢が崩れるのが私の常。
でも、いつの間だろう?移行時に顎を高くあげられてしまい、首の丸まったいい姿勢が崩れてしまうことが減ってきました。
後肢を出すとか、重心を後ろへとか・・・ハミ受けの理屈を教わったような気になりますね。
個人的には、今日のレッスンで「ここまではやりたい」というレベルを越えました。
完勝
何となく・・・ではありますが、セリーナ対処法が分かりました。
跳ねられ(蹴られ)たのも、2~3回でしたし。
次回はこんなに長手綱にしなくっても大丈夫だと?
騎乗後に伺ったところ、手綱を緩めてこの子の体を温めてから求める作戦は悪くなかった・・ようだ。
次回以降は、今日ほど手綱を緩めずに同じ作戦で行きます。
今日を踏まえて、セリーナ対処法を更新します。
① 最初から求めない
② 緊張しやすい感じなのでリラックスさせるように(最初は手綱を長く)
③ 後肢を踏み込ませるようにすることが大事
(頭がのめってくるようだと、ハミ受けどころではなくなる)
④ ガチッと持たなくても大丈夫。ただ、この子が顎を前に伸ばさないと確信してから拳を楽に
⑤ 首が長いから1メモリ伸ばす
⑥ 蹴りそうな気配がするなら手綱を緩める