今日は予定通りのアドミラルとの再戦。
先週の壊滅より立ち直れるか?内心は非常に恐々。
今日はどうやらご機嫌の様子。
機嫌がよさそうなのを見てチョッと安心。
馬装をしてから、ハミリングを引っ張って顎の譲りを確認します。チョッとでも譲ってくれたら褒めてあげる。右手の引きに応えて譲ってくれたら、右手で右側の首を叩いて褒めてあげ・・・左手の引きに応えて譲ってくれたら、左手で左側の首を叩いて褒めてあげ・・・これを交互に繰り返し。
少しずつ顎が下がり・・・とうとう垂直になりました。ここで更に大きく褒めて上げます!どうやら今日は大丈夫そうだぞ??
馬場に出してからも、もう一度ハミリングを引いてみて顎の譲りを確認。
大丈夫!
少し安心してこの子の背中に跨りました。
最初のうちは手綱をフリーにして蹄跡を3周ほど。
頃合を見て、手綱の長さを詰めます。どうでしょう?大丈夫?不安になりながら、この子の顎を確認。
ピンと張ったら、譲ってくるじゃないですか!
でも一気に手綱を詰めると、首を高く上げてブンブン振られるのでは?という懸念があったので、手綱は長々の状態です。
でも一応顎が下がったので、安心。
前にうまく顎を取れたときより1.5メモリほど長い位置ですが、その手綱の長さで肘を固定&脚で推進します・・・
すると、ドンドン顎を譲ってきます
今日は肘での手綱の引っ張りだけではなく、拳を使ってみました。
指導員さんからも、私は肘の力で顎を手繰ろうとしすぎる・・・と言われています。
ハミの入れ替え・拳の握りの強弱を効果的に使いなさい・・・との以前のコメントをいただいていたので、それを実験しました。
どうも、私のやり方でいいのかどうかは分からなかったのですが、ドンドン顎を譲ってくれるので結果オーライのようです
顎を譲ってくれて、纏まったところで手綱を詰めます。
先週の日曜日に初めて教わった指導員さんから、
「手綱を詰めるときは、詰めたほうの脚で推進しなさい。」
と言われたので、それに従いつつ。
右側の手綱を詰めるときには右側の脚で推進し、左側の手綱を詰めるときには左側の脚で推進。
それを繰り返していったら、うまい具合に顎を逃げられることなく手綱が普段の長さまで縮まりました・・・♪
以前、顎がまとまっていたのに、肩内・斜め横肢のときに顎が逃げられたのを思い出しました。
左斜め前に進む斜め横肢であれば左の手綱を張って顎を受ける&右脚を使ってボンボンボンボンと推進する・・・これを実際にやってみたら?
大丈夫。
斜め横肢のときにも顎が逃げられない
でも指導員さんに伺ったら、
・脚での推進は、ボン・ボン・ボン・ボン(馬の体に脚を当てて推進しては・・・脚を体から放し・・・離しては当てて推進する)・・・と馬の体に当てるのであって、脚を馬の体に当てっぱなしはダメ。当てっぱなしで斜め横肢するとお尻だけ取り残されてきれいな斜め横肢にならない。ボンボンボンボン・・・と当てることで、脚での刺激がフレッシュなものになる・・・らしい。
ここまでできて、フラットワーク終了。
レッスン開始。
蹄跡を1周ほど手綱をフリーで。
フラットワークが終了してからずっと手綱を伸ばしています。
顎を取れるか?
少々不安。
常歩で手綱を詰めていくと・・・大丈夫!
キレイに譲ってくれます。
この子で顎が取れだした頃は腕&脚&拳に余計な力が入っていましたが、今日は握る拳の強弱とハミの入れ替えをうまく使って余計な力を減らせるようになりました。楽な手ごたえで顎を取れます
(でもこの子の常歩は顎が取りにくいのも事実。速歩が断然顎が取りやすい。恐らくこの子の速歩と私のハミ受けの波長がよく合うのでしょう♪)
直行進のときは大丈夫そう。では隅角通過のときは?顎が逃げられないか?
大丈夫。手綱を握る拳の強弱を付けることで、隅角通過のときにも逃げられません。
号令が出て、常歩への移行。
今までは常歩になった途端に顎が逃げられています。今日は指導員さんに言われているように、運動移行するときにはハミを入れ替えしました。
すると?
大丈夫。逃げられません!
(でもこの子の常歩でのハミ受けは非常に難しいのでしばらくしたら逃げられます。それを脚推進と拳の握りで何とか収めようとがんばります・・・でもあと5センチ顎を戻せたらなぁ・・・)
常歩から速歩発進。
このときもハミの入れ替えでスムーズ&顎が纏まった発進に。
速歩のときは脚で推進し続けてうまく顎が収められます。
・・・が、指導員さんからコメントが。
・脚での推進ばかりではなく拍車や調鞭で推進することを覚えましょう。
・脚での推進ばかりだと非常に疲れますから、推進は調鞭で代用できます。
確かにこの子は脚で推進しても、すぐに推進した分加速&ハミ受けしてくれますが、すぐにサボってしまいます。ですので私はずっと推進しっ放しです。
それを指導員さんは
「推進しっぱなしじゃ疲れますよ!」
「調鞭をうまく使って、自分が楽をする方法も覚えましょう!」
と教えてくださいました。
な~るほど!実際にやってみると、調鞭でも脚の推進に代用できますね。
ここで以前、私は「
951鞍目 ボルドニュイ」で、書いた内容を次にように修正します!
<非常に大雑把なハミ受けの要領>
①手綱の長さを一定に固定する(ハミ受けを求めたら、長さは変えない)
②外方手綱を固定する(ガッチリと固定します)
③
脚で推進する(必要に応じて調鞭・拍車で推進する)
④内方手綱を引く
この②・③・④のバランスで顎を譲らせる・・・
②・③・④がその馬に合ったバランスになったら顎を譲ってもらえる・・・(ようです)
さて、レッスンに話を戻します。
レッスンは輪乗りの速歩へ。
輪乗り上駆歩発進の号令が。
今日の反省はこの駆歩。
発進が出ません。
収縮が足りないのか?悪戦しながら、ようやく出せました。
でも顎が逃げられています。
それを拳の握りの強弱・ハミの入れ替え・脚での推進で、顎が纏まりました。
駆歩でのこの子の顎の取り方がようやく分かってきました。
でも駆歩がすぐに中断してしまいます。
この駆歩の持続が出来なかった理由がよく分からないまま終了。
今日はハミ受けに一定の進歩がありました!
明日もこのアドミラルに騎乗の予定です!・・・と言いたいのですが、この子は今日この後、けがをしてしまったようです
明日は選定の馬でがんばりま~~す