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世界史(カノッサの屈辱)

2017年06月25日 | 歴史
ローマ教皇の権威に対抗した王権

中世の西欧で、ローマ教皇とローマ皇帝の聖職者の叙任権などをめぐる戦い
聖俗両権力の対立(ローマ教皇(カトリック教会)&神聖ローマ皇帝)
フランク王国のピピン3世が教皇領を寄進する
一般の教会や修道院も、諸侯から土地や財産の寄進を受けるようになる
精神世界の権威であるはずのカトリック教会が、広大な荘園を有する封建領主となった
聖職者の結婚や聖職売買などの腐敗が横行した
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
記述に誤り不明点あると思います、詳細、出典記事・番組・画像等で確認ください
出典、『世界史(成美堂出版)』
 ☆本には、綺麗な絵画が記載されています




カノッサの屈辱(世界史(成美堂出版)記事より画像引用)

教皇グレゴリウス7世の改革運動
厳格な規律を重んじる大改革を行う
国内聖職者の任命権をもつ神聖ローマ皇帝と対立
教皇は皇帝を破門した
諸侯の力が強い神聖口―マ帝国、破門は皇帝の地位を危うした

カノッサの屈辱
教皇権の成勢を象徴する事件
ハインリヒ4世は、北イタリアのカノッサに滞在中の教皇のもとを訪れ許しを請うた
教皇と皇帝の対立は続いたが、ヴオルムス協約で両権力の妥協が成立
教皇権は、インノケンテイウス3世の時代に頂点を迎えた

教皇権の動揺(アナーニ事件、教皇のバビロン捕囚)
その後次第に王権が強さを増す
教会領地への課税をめぐって、教皇が捕えられたアナーニ事件
教皇庁が移される「教皇のバビロン捕囚」が起き、教皇権に動揺が生じた
こうした事態はカトリック教会全体の権威低下を招く
宗教改革の先駆、ウィクリフやフスによる教会批判へとつながった





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