隊長が鑑賞した「映画 」を紹介するシリーズの第20作品目は、『ウィンター・ソング』をお送りします。
この映画は、2005年に制作された 香港映画 です。日本公開:2006年11月。
中国語の原題は「如果・愛」、英語の題名が「Perhaps Love」、それが日本で2006年11月に公開された時には、『ウィンター・ソング』と言う題名が付きました。
監督は、ピーター・チャン (陳 可辛)。
「隊長のブログ」で取り上げた、ピーター・チャン 監督・製作映画の記事一覧は、こちらをご参照下さい 。
撮影は、オーストラリア出身の クリストファー・ドイル(Christopher Doyle) 。
主演は、金城 武と、中国の女優 周 迅 (ジョウ・シュン)。
「隊長のブログ」で紹介した金城武さんが出演する映画一覧は、こちらをご参照下さい 。
ジョウ・シュンさんは、「アジアの歌姫」で取り上げています 。
韓国の俳優 池珍煕 (チ・ジニ) と、香港の俳優・歌手 張学友 (ジャッキー・チュン) が、脇を固めます。
『ウィンター・ソング』は、ミュージカル映画の撮影の為に、中国上海のスタジオに来て、かっての恋人に再会した金城武が演じる林見東 (リン・ジェントン) と、ジョウ・シュン演じる孫納 (スン・ナー) の物語です。
無名時代に知り合った2人は、お互いの愛を育んでいましたが、孫納は女優になる夢を捨てきれずに、林見東から去って行きました。
それから、10年の月日が流れ、2人は映画の相手役として再会したのでした。
現在・過去・劇中劇が入り乱れるミュージカル・ラブストーリーです。
この映画を初めて観たのは、中国で上映が開始された2005年12月2日の2日後の12月4日。
【上海上映時のフライヤー】
場所は、当時住んでいた中国上海市遵義路にある「虹橋上海城」の中に有った映画館「虹橋世紀電影城」です。
【チケットは50元(当時のレートで約675円)でした】
昨年11月に上海に行った時には、「虹橋上海城」は改装の為に閉鎖されていました 。
このブログをお読みの方で、「虹橋世紀電影城」はどうなったかご存知でしたら教えて下さい。
『ウィンター・ソング』を観ようと思ったのは、主演の金城 武が好きな俳優の一人だったからと、ジョン・シュウにも興味を持っていたからです。
しかし、初めて観た時には、現在・過去・劇中劇が入り乱れる複雑なストーリーで、セリフはもちろん中国語で、字幕も中国語のため、良く理解出来ませんでした。
その後、日本に帰国してからDVDを何回もレンタルして、やっと理解出来る様になりました。
この映画で上海のスタジオとして登場するのは、隊長も見学に訪れた事のある「上海影視楽園」です。
最後になりますが、これまで「映画」の記事の中で、外国映画の邦題(日本語タイトル)の付け方の良い作品と、悪い作品を挙げていて、それを一覧にしています が、本作は悪い例だと思います。
日本語の題名『ウィンター・ソング』は、イージーな付け方ですね。昔は、外国映画がヒットする要因の一つとして、日本語の題名の付け方が挙げられていました。
原題の「如果・愛」を直訳すると、“もしかして愛” ですが、隊長がこの映画に題名を付けるとしたら、“偽りの愛、されど真実の愛”とでもします。
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