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【8日目:4月16日(水)】 『マナウス中央市場の川魚』
10:30に「アマゾナス劇場」を後にして、次の目的地「アドウフォ・リスボス市場 (通称:中央市場)」に到着したのが11:00。
「中央市場」は、アマゾン河支流のネグロ川に面した「セントロ港」近くに、パリの中央市場「Les Halles(レ・アール)」を模して、1882年に造られた由緒ある市場です。
アール・ヌーヴォー式の建物には、フランスから輸入したステンドグラスや鋳造鉄の資材が用いられています。内部には穀物、アマゾン独特の薬草、土産物などを売る店が、ぎっしりと並んでいます。
「中央市場」の見学は後にして、先に隣にある「Manaus Moderno(マナウス・モデルノ市場)」に向かいます。この市場では、魚介や肉、野菜、果物を売っています。
建物の外には、スイカやマンゴーが山の様に並んでいます。
中に入ってみると、野菜や肉売り場には、商品やお客も少なく、活気がありません。
【活気のない肉売り場】
存在感を示しているのが、魚売り場です。市場に並ぶ、ピラルクー、ピラニア、タンバキ、ツクレナ等の川魚は、アマゾン河の支流で漁師が捕り、何時間もかけて小船で市場に運んでくるそうです。
サンパウロ市営市場を紹介した記事 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20140512 にも書きましたが、今週末のイースターには、肉を食べてはいけない習慣があるので、魚売り場が特に賑わっています。
サンパウロでは“棒ダラ”が、イースターの時、家庭の食卓に並びますが、ここマナウスでは、アマゾンの川魚なのですね。
従業員達が、目の前で魚を捌(さば)いています。
ピラニアの腹には、包丁で切れ目を入れています。ピラニアは、油で揚げて食べるのが一般的なので、油が通りやすいように、切れ目を入れているのでしょうか。
大きな “川ナマズ” も並んでいます。“川ナマズ” は、どの様に料理するのでしょうかね。
大量に並んだ魚と市場の活気に、圧倒されてしまいました。でも、今夜は川魚料理を食べに行く予定です。
* 続きは『8日目:マナウスのコーヒー工場』で *
(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)
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