隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

ブラジル周遊記 15日目 『機内食はもういらない』(最終回)

2014年06月09日 | ブラジル周遊記

         =写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

 

【15日目:4月23日(水)】 『機内食はもういらない』(最終回)

 

米国フロリダ半島先端の「マイアミ国際空港(MIA)」を、現地時間 4月22日午前8:20に出発したAA(アメリカン航空)61便が、目的地のテキサス州「ダラス・フォートワース国際空港(DFW)」に近づいてきました。

DFWから成田までは、機材が変更になるのに便名はそのままのAA61便です。マイアミ出発前は、搭乗口が“D16”と聞いていましたが、着陸前に“D30” に変更されたとの機内アナウンスがありました。

DFWには、ほぼ定刻の午前10:28に到着。マイアミとダラスとの時差は1時間なので、飛行時間は3時間10分弱だったことになります。天候は晴れ、気温は26℃です。

尚、ダラスと日本との時差は-14時間ですので、4月22日の午前10:28は、日本では翌23日の午前0:28になります。日本を出てから、旅行の15日目になったわけです。

DFWでは、入国審査も、税関検査も、セキュリティ検査もありません。MIAで預けたスーツケースも、成田までそのまま運んでくれます。

行きにDFWを利用した時は、到着ターミナル“D”から出発ターミナル“C”への移動に“Skylink” と呼ばれる、無人空港内人員輸送システムを利用しましたが、帰りは到着も出発も同じターミナル“D” なので、歩いて“D30”搭乗口に移動しました。

同じ無人空港内人員輸送システムなのに、MIAでは“Skytrain”、DFWでは“Skylink”と呼ばれるのですね。

到着から20分ちょっとの10:50に“D30” 搭乗口に着くことが出来ました。ボーディング・ブリッジ(搭乗橋)の先には、既にAA61便が駐機しています。

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搭乗予定時間の12:15まで時間があります。MIA-DFW間は3時間強のフライトにもかかわらず、機内食は無く、無料のソフトドリンクのサービスだけだったので、お腹が空いてきました。

米ドルの小銭を持っていなかったので、ターミナル内の両替所で、ブラジルで残ったレアルから米ドルに交換してもらいましたが、交換レートは悪かった!

アメリカだったら、軽食は“Hot Dog”でしょう。搭乗口そばのキオスクにホットドッグはありました。

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この店では、ソーセージが熱せられたロールの上を廻っていて、自分でバンズに挟んでレジまで持っていく方式です。ドリンクもセルフサービス。飲み物とのセットで、料金は税込みでUS$3.24(334円)。

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食べ終えても、まだ時間があったので、ターミナル内のショップを散策。地元ダラスのアメリカンフットボール人気チーム“Dallas Cowboys”のプロショップもありました。

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搭乗口前のカウンターから、英語に続き日本語の搭乗開始アナウンスが聞こえてきました。さすが、成田行きの便ですね。同じアメリカン航空を利用しても、機内アナウンスは、マナウス-マイアミ間では英語とポルトガル語、マイアミ-ダラス間では英語のみ、ダラス-成田間では英語と日本語でした。

AA61便は、定刻の現地時間4月22日の12:55(日本時間 23日午前2:55)にDFWを出発しました。

機種は行きのAA60便と同じボーイング777-200、エコノミーの座席列は2人、5人、2人の横9人。行きの機内が、ほぼ満席だったのに、帰りの搭乗率は約6割り位でした。機内を見渡したところ、日本人の乗客が約半数です。

離陸してしばらくすると“ウェルカムドリンク”とスナックのサービスがありました。ドリンクは白ワインのシャルドネをいただきました。

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ワインを楽しみながら、機内映画の「清須会議」を見ていると、食事のサービスが始りました。

キャビンクルーからメインは“Chicken Pasta”か“Beef Rice”か聞かれたので、ブラジルで食べた様なステーキが食べられると思い、“Beef Rice”を注文しました。ところが出てきたのはステーキとはほど遠い“肉だんご”でした。

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お腹が一杯になったのですが、ダラスの現地時間ではまだ午後のためか、マナウス-マイアミ間の機内でたっぷり寝たためか、眠れません。

映画も観終わったので、機内オーディオチャンネルで“Rythm of Brazil”を選択し、ブラジル音楽をづっと聞いていました。

他にすることもなく、座席前の液晶モニターに映る“飛行経路”画面の成田までの時間が1分毎に減るのを眺めていました。

出発して7時間経った日本時間午前10時頃に2回目の機内食、ハム・チーズ・サンドイッチが出ました。飲み物はコーヒーを頂きました。

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ここまでは、何とか完食出来たのですが、成田到着1時間20分前に出された3回目の機内食のピザは、お腹一杯で食べることが出来ませんでした。

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マナウス-マイアミ間で機内食を1回、DFWでホットドッグも食べているので、出された食事は残さず食べる隊長も、最後の機内食はギブアップです。

定刻より若干早い4月23日の16:05に成田に到着。飛行時間は13時間5分でした。帰りは、ブラジルのマナウスから3回飛行機に乗り、飛行時間は計21時間40分でした。

この日の気温は18℃。16:48「第2ターミナル」発の“成田エクスプレス38号”に乗車し、17:44に東京駅着。我が家にたどり着いたのは、18時過ぎでした。

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ブラジル マナウスの「エドゥアルド・ゴメス国際空港」に到着してから自宅に着くまで、32時間以上の長旅でした。

かかった費用は、往復の国際線運賃、ブラジル国内線運賃、ホテル代、現地日本語ガイド費用、入場料等、食事・飲料代、お土産、全て含んで、61万円強でした。

大手旅行会社J社が募集する「ブラジル大自然とリオデジャネイロ 10日間」が、ほぼ同じ行程なのに10日間で80万円から95万円ですから、かなりお安く行けたことになります。

こうして、リオデジャネイロ2泊、イグアス2泊、サンパウロ1泊、マナウスに6泊した11泊15日間の「ブラジル周遊旅行」が終わりました。

 

(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)


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2 コメント

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中々の長編で見ごたえがありました。制覇されるの... (西野)
2014-06-09 20:18:52
中々の長編で見ごたえがありました。制覇されるのは中国だけでなく、南米も追加ですか。
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西野さん (隊長)
2014-06-09 22:50:43
西野さん
コメントありがとうございます。はい、今度は南米を制覇したいと思います。
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