田口孝夫 絵手紙旅日記

絵手紙を通じ素敵な出会いと感動の旅を重ねる田口孝夫のブログです。(申し訳ありませんがコメントなどへのお返事はできません)

10月1日 台風24号

2018年11月02日 | Weblog

イヤーッ!!すごかった!!列島縦断台風二十四号。昨夜は窓をたたきつける暴風雨。怖くてこわくて家ごと吹き飛ばされやしないかと。ゴーゴーガタガタほんと今までに体験したことのない台風。もう…眠れなくて。そして今日は台風一過の夏日!!もう…今年の異常気象には体がついていかなくて…夏バテ(?)秋バテ(?)。九月のはじめ頃からすっかり体調が狂ってしまって参った!!十月になるというのに…


9月12日 スケッチ会 神楽坂

2018年10月05日 | Weblog

あんなに続いてた猛暑が九月に入るなり急に涼しくなって。そしたら各地でゲリラ雷雨が―。そして今までにない強力台風二十一号が上陸。暴風雨が吹き荒れる中。吹き飛ばされる屋根、冠水した家屋、車、水に浸った関西空港。京都嵐山の渡月橋のらんかんはなぎ倒されるなどそんな現場の状況をテレビで目にすると…もう…ショック!!で。そして六日の朝でした。テレビにスイッチを入れてエーッ!!北海道で地震!!厚真町で震度六強だとか(後、震度七に変更)そこら中の山崩れの様子が映し出され…。時間を追う毎に拡大する被害の状況に…言葉もありませんでした。ちょうどそんな中でした。自分の体に変調(?)を覚えたのは。夏バテなのか・季節の変わり目に体がついていけなくなったのか?だるくて…何か気力が沸いてこないのです。参った―。そんな中で迎えた「神楽坂スケッチ会」。どうしたものか?不安がよぎります。テレビでは全米テニスで日本で初めて優勝した「大坂なおみ」選手の活躍に「全世界が注目」のニュースが流れ、テニスの事は全然わからない自分でもグイグイと惹きつける魅力が彼女にはあって。あの体中から漲るパワー、インタビューに自分の感じてる事を素直に答える片言の日本語がとてもかわいくて(?)思わず笑いを誘ってしまう。二十歳の若さでスゴイ!!ですね。とにかく行かねば!!行けばなんとかなる!!皆さんが待ってて下さる。皆さんからパワーをもらおう!!と。意を決して(?)出かけたまでは良かったのですが…

 

なんとか神楽坂に着いたのは十一時過ぎ。通りはすごい賑わい。商店街とあって若い人からお年寄りまで。神楽坂のシンボル(?)ともいえる善国寺へ。そしたらもう境内でスケッチをしてらっしゃる人が!!ほんと皆さんの熱意はスゴイ!!次々と参拝者が。朱色の特徴のある山門がとても鮮やかで。でも只、眺めてるだけで精一杯。人ゴミを避けて横丁の路地へ。案内によると神楽坂はいろんな坂がいっぱいあってここは「兵庫坂」。ときおり訪ね歩く人達が行き交いますがとても静か。それに石だたみの細い路地に黒塀が続きなんともいえない趣があります。とても立ち続けてスケッチできそうもないので…どっか座り込んでできる場所を探しましてね―。とにかく一枚でも仕上げねばと…。イヤーッ!!こんな体調で皆さんに合わせる顔がないなぁ…と思いつつ集合場所の「白銀公園」へ。そしたら参加者の皆さんがアチコチのベンチに陣取って下さってて。もう僕は圧倒されてしまいましてね。もう…こうなったら自分の状況を伝えるしかないと思いましてね。Tさんに出席をとってもらった後、「ほんとうに今日は申し訳ないのですが…ここにきて夏バテなのか?すっかり体調を崩してしまい、ベンチに座って話させて下さい。今日は皆さんにパワーをもらいに来ました」と。何とか前段の話を終え、皆さんのスケッチタイム。「大丈夫ですか?ムリしないで下さい」とTさんも心配して下さって参加者の方も「いつもの元気がありません」「顔色も良くないですよ」「もう…お帰りになったら」と。皆さんに心配をかける始末。ほんとうに申し訳ないと思いつつ…。無様な格好を皆さんにお見せして情けないやら恥ずかしいやら。それでも全面的な皆さんの御協力でどうにかこうにか終える事ができました。皆さんに感謝です。


8月31日 下部温泉にて

2018年10月05日 | Weblog

 

昨日は木喰の里から「生誕三百年木喰展」の会場へと案内していただきました。今回は山梨・新潟・長野・静岡の仏像・書画が展示されてるそうで。以前お会いした仏像もあれば今回はじめて拝顔したものもあって。晩年の満面笑顔の微笑仏(自身像)に至るまでにはいろんな表現方法(?)でたくさんの仏像を創作されたのですね。何の交通手段も無い時代、天災や疫病、飢えに苦しむ人々を救うため全国を旅し、六十一歳より仏像を彫り始められたと。この一体一体の仏像の前でどれだけの人が手を合わせ生きる希望をいただいたのでしょう。中には顔面がすりへった自身像が展示されてて、背中は空洞。学芸員さんのお話によると子ども達がソリにして遊んでたそうな―。それだけ木喰さんは庶民の中に溶け込み愛されていたのですね…。「心まんまる」に満たされて。今朝下部温泉で今、まさに昇らんとする朝陽に出会いましたよ。

 

今回の「木喰の旅(?)」のもうひとつの楽しみは「何とか富士山にお会いできないか?」ということでした。企画を立てて下さったMさんがそれならば!!と車で富士山の見える本栖湖の駅まで届けて下さるお宿をゲットして下さってたのです。果たして富士山に出会えるのか?!冬場ならともかく夏はあまり姿を見せてくれない富士山。Mさんはかつてバスガイドをなさってたそうで楽しい歌声にのせて富士山を紹介して下さり車中は拍手拍手!!そして辿り着いた本栖湖。なんと!!富士山が!!もう…皆で大喜びでしたよ。

 

本栖湖のバス停まで送って下さった運転手さんにお礼を言ってお別れ。顔を見せてくれた富士山にちょっと皆興奮気味。「やっぱ私達の日頃の行いがいいーからよね」と。(ハハハ)さぁ!!せっかくのこのチャンス。一枚でも富士山スケッチしなくちゃあ!!と。それにしても暑い。それに手荷物が何とかならないか?と思案してた所へ。そこはそれ!!御婦人の機転はスゴイ!!「あそこのお店に交渉して預かってもらいましょ」と。のども渇いてきたので皆でソフトクリームを注文して。そしたら快く預かってくださって。とっても感じのいい奥さまで。助かった。ついでに「富士山が良く見えるスポットは?」とお聞きしましたら「自然遊歩道を降りるとスグです」と教えて下さって。とにかく時間がもったいないので。気が急いでしまって「自然遊歩道」の案内を見つけ「この道を行けばいいんだよね」と僕が先頭にどんどん林の中を歩いていったのです。ところが行けども行けども富士山は見えず。十分ぐらい(?)歩いたでしょうか?どうもこれは違う。「全然見えないよ」そいで逆戻り。気持ちがだんだんあせってきて。そしたら林越しに富士山のてっぺんが!!「あっ!!見えてきた見えてきた!!」と。林の中をかきわけるようにして富士山の見えるスポットを探しましてね…。イヤハヤ…とにかく一枚でもスケッチを!!と。とにかく熱中症にならぬよう気をつけて。本栖湖越しに雄大な姿の富士山を目にしながら。澄んだ青空を白雲が踊るように通り過ぎて。時折湖の方から涼しい風が吹き渡って。気持ちいい―。その度にすすきが揺れゆれて。そこら辺まで秋が近づいてきてるみたい。昼食の時間までギリギリ粘ってスケッチ。もちろんお昼は「ほうとう」をいただきました。具だくさんでおいしかったですよ。食事しながら「自然遊歩道」に気をとられて中に入らず湖の方に降りればよかったんだね…」と大笑い!!それにしても濃密な二日間の旅。これも木喰さんの御加護のおかげかも?!と皆で大満足!!


8月30日 木喰の里微笑館にて

2018年10月05日 | Weblog

 

身延町の山また山の奥にある「木喰の里微笑館」こんな山奥に!!と。昨年訪ね驚いたのに一年後に再び!!ぶどう狩りの後T御夫妻が車で案内して下さったのです。またまた四人で大感激!!

 

たわわに実ったブドウ畑を拝見するのもはじめて。ブドウ狩を体験するのもはじめてでした。現在身延町で開催中の「生誕三百年木喰展」を何としても見てみたいと思ってました。そしたら、以前絵手紙カルチャースクールで御一緒して下さってたMさんが「それならば」と。(この方甲府出身)南アルプス在住の同級生のTさんとコンタクトをとって下さって。なんと会場まで案内して下さるというのです。もう大喜び!!それで「絵友」四人で甲府へ。Tさん御夫妻はブドウを栽培されてて、まず農園へと案内して下さったのです。そして心のこもったおもてなしに四人とも大感激!!高級シャインマスカットに甲斐路の食べ放題。「甘い!!」「おいしい!!」「こんなに食べたのはじめて!!」と。「実り」を迎えるまでの苦労話など伺いながら…幸せな時間いただきました。

 

 


3月30日 目黒川にて

2018年09月14日 | Weblog

行こう行こうと思ってた今年の「絵手紙フェスティバル」も今日が最終日。桜が一気に満開になって。最早散り始めてる…。大崎ウエストギャラリー近くの目黒川の桜。ひょっとしたらまだまだ楽しめるかもしれない。大崎駅へ着いたのは十一時近く。まずは目黒川へ直行。そういえば「ハハハのスケッチ会」の第一回目がこの目黒川のスケッチ。二年前、期待して訪ねた桜の花はチラホラしか咲いてなくて。(ハハハ…そんな事思い巡らしながら)あの日は寒かった…。川沿いの歩道には桜の花びらが舞い落ちて。川面に目をやると花筏!!そして両岸から川におおいかぶさるように桜並木の枝が満開の花をつけて。うーん!!思わずこりゃあいいね―と。川下の方へいいスポットはないものか?と。森永橋からの眺め。これが実に気に入って。よーし!!せめてハガキ一枚にとスケッチを始めたのです。幸い人通りも少なくて。一陣の風が吹きますとね。吹雪フブキ桜吹雪ですよ。一瞬わーっ!!って感じで見とれてしまいます。時折眼下を満員の観光客を乗せた水上バスが通り過ぎたりして。中に盛んに手を振る人達もいて。にわかに人が増えたと思ったら十二時すぎ。近くの会社の人達でしょうか?お花見しながらのお弁当でしょうか?僕の近くにも三人のOLの娘さんが。「ここからの眺めいいじゃない」と言いながら。まぁ…弁当を口にしながらひっきりなしにおしゃべりが続くのです。食べものの話から彼氏の話、中でも面白かったのは「年を取ってくると『花鳥風月』に興味が湧いてくるんだって」「そういえば花の展覧会なんか行くと年寄りが多いよね」「そうそう…でも今、私は『鳥』かな?『風』てさぁ…見えないでしょう?『月』を見て涙を流すようになったら八十歳だって―」彼女達のとめどないおしゃべりに思わず苦笑してしまいました。(ハハハ)今年で九回目を迎える「絵手紙フェスティバル」年々盛んになり今年は会場を増設されての展示。ゆっくり拝見させていただきましたけど。皆さんされぞれに目標を定めて頑張ってらっしゃるのには…すごいなぁ―と。頭が下ります。いろんな切り口でこんな絵手紙の迫り方があるのか?といろいろ勉強になり刺激をいただきました。


3月28日 スケッチ会 飛鳥山公園

2018年09月14日 | Weblog

 

イヤーッ!!正にこういう様を春らんまんと言うのでしょうか?!都バスに乗って飛鳥山停留所で下車。飛鳥山公園の方に目を向けると「うわぁーっ!!こりゃあ…すごい!!」と思わず。なんとなんと!!全山桜の花で埋め尽くされているのです。それが青空に映えてパーッと浮き立っているような…今日は二〇一八年「ハハハ笑顔のスケッチ会」のスタートの日。最高の天気に恵まれました。もう公園に向かう人達が列を作って続々と。山頂行きのモノレール乗り場は待ち人であふれています。まずは園内を花見をしながら。スケッチポイントを探しながらゆっくり一巡してみよう…と。もう…ほとんどの桜は満開!!中にはハラハラと散りはじめたのもあって。どうしてでしょうね、こんな桜を目にすると心が浮き浮きするというかフワフワソワソワするというか気持ちが落ち着かないんですよね。(僕だけかな?)

 

桜の木の下のアチコチにはビニールシートで陣取った花見客の皆さん。すごい賑わいです。遊具が設置された子ども広場では親子の皆さんが。子ども達の元気な声が飛び交いそれはそれは楽しそう。十一時ちかくになるとほとんどの桜の木の下が人・ひと・ヒトで埋め尽くされて―。こう人が多いとスケッチするにも勇気(?)がいりますよね(ハハハ)とにかく午前中に一枚でもと取りかかってはみたのですが続々と詰めかける人波に負けてしまいそう。気持ちの高揚とともに気温も急上昇。暑い!!ようやく空いたベンチをみつけてお昼のおにぎりをいただいてた時の事。隣のベンチに腰掛けてた四人組の団体さんがいろいろおしゃべりしてて…。「いやーっこんなに暑くなるとは思わなかった…。」「それにしても花はいいねぇ…。人間はウソをつくけど…自然はこうやって春になると花を咲かせてウソをつかないもの―」昨日の国会での「証人喚問」の事が頭にあったのでしょうか?各党の質問に「刑事訴追の恐れがありますので」との一点張り。「森友学園」を巡る決議文書改ざんの真相は何ひとつ明らかにならず…。何ひとつ納得がいかない佐川氏の証言拒否でしたね。今後どうなっていくのだろう?おにぎりをほおばってたらハラハラホロホロ桜の花びら舞い落ちておにぎりにくっついたりして。(いいもんですねぇ)一陣の風吹いて舞い散る花びらを子ども達は手ですくいとろうと飛び回ります。

 

さあ!!そろそろ集合時間。果たして参加者は?二ヶ月のお休みでしたからね。不安がちょっぴりよぎります。集合場所の山頂モニュメントのある広場へ。そしたら参加者の方が広場の一角を陣取ってて下さってもうそれだけで皆さんの意気込みが伝わってきましてね。すごい賑わいなのです。「イヤーッ!!すごいですね桜満開!!もうこの風景を見れただけで幸せですよね」と挨拶をして。新参加者も六名程いらして。その中には車イスの方も(そのヤル気すごいなぁ…と)今年のスケッチ会のスタートに当たって二月に開催していただいた「二〇一七ハハハ笑顔のスケッチ展」に駆けつけて下さった方達から寄せられたうれしい感想文をチョイスして紹介。きっと皆さんの「力」になったと思います。「今年も元気で楽しくスケッチ続けていきましょう!!」と。皆さん思い思いの場所へ。

 

つくづくすごいなぁ…と思うのは皆さん度胸がすわってきたというか?たくさんの人の中でも平気でスケッチポイントを押さえてらっしゃる。最初の頃と比べたら格段に進歩です。二時間のスケッチタイムの後。皆さんのハガキにはそれぞれの満開の桜の花が咲いておみごと!!実にいいーですよね。皆でこんなステキな時間を共有してハガキの中に残せるなんて。笑顔の花も満開!!今年のスケッチ会好調のスタートを切りました。


3月26日 舎人公園にて

2018年09月14日 | Weblog

 

このところの気温上昇で東京の桜は一気に咲き出したとのテレビのニュースになんだかあせってしまいます。(ハハハ)散ってしまわぬうち花見をせねば―と。とにかく近場でいい場所はないものか?と、そしたら足立の舎人公園の「千本桜」の案内チラシが舞い込んで―。実はこの「舎人公園」七・八年頃前(?)に訪ねた事があったのですが…。その時は桜の苗木が植えられたばかりで「お花見」という気分にはなれず。すっかり頭の中から消え去ってました。朝から二人で弁当作り。準備万端整えていざ出陣!!(ハハハ)何年振りかで舎人ライナーに乗って。眼下に足立の街を見下ろしながら辿り着いた「舎人公園」「わぁーっ!!すごい!!」「きれいだね―」親子連れの一団が歓声をあげて・子ども達は駆け出して行きます。イヤーッ!!こりゃあ…スゴイ!!広いひろい園内を埋めつくすように桜の花が―。それももう…満開!!最高の見頃なのです。「いいねいいねぇー」「ほんときれいだねぇ…」と何度口にした事か。それに池のほとりには青々として柳の葉が芽吹いて。風になびく様が桜の花と相まって実にいいーのです。アチコチに花見を楽しむ人達。僕達も桜の木の下にビニールシートを広げて。大の字になって上を見上げれば…まっ青な空に満開の桜!!サクラ!!「気持ちいいー」小さい子ども達が駆け回って遊んでる声や花見客の語らう声が遠く近く聞こえてきて…春の喜びを愛でる音楽のよう(ハハハ…ちょっとキザ?)前も後ろも右も左も桜・サクラ・満開の桜に包まれていただく弁当はもう…最高!!「ほんとうにおいしいよね…」ちかくの老夫婦の言葉が耳に止まり思わず二人でニヤリ…

 

青空の下でいただく弁当はおいしいけど桜の下ともなれば格別ですよね。「こーんな近場で花見ができるなんて自然は一杯だし広いしこれから毎年ここにしよう!!」って(ハハハ…)園内を一巡するだけでも広すぎてせっかくの満開の桜の花。スケッチポイントのいい場所はないものか?と。テクテク歩きまわって―なんとか決めてハガキを出してスケッチ始めたのですが…。だんだん暑くなりましてね(ハハハ)水分補給!!それにしても桜の花が一気に咲きほこる様はほんと感動しますけどそれを絵にするって至難のわざですよね。でも毎年桜の花を愛でながらスケッチを楽しむ時間を持てる自分は「幸せ」だな…って思うのです。


3月25日 石神井公園にて

2018年09月14日 | Weblog

その便りが届いたのは三月に入って間もない時でした。―このたびは講演会「藤沢周平の魅力」にご応募いただきありがとうございました。当選となりました―ハガキを手にしてヤッター!!と大喜びしたものです。実を言うと応募した事をもう…すっかり忘れてしまってましてね。(ハハハ)そしてまたうれしい事にその講演会場が昨年十一月「ハハハのスケッチ会」で訪ねた石神井公園にある「ふるさと文化館」だというのですから。東京の桜の開花宣言があったのは十七日。石神井公園の桜もちょうど見頃では?そんな事思ったらちょっとワクワクしてきましてね。講演会は午後なのですが早目に出かけてスケッチの一枚もできるかも?と。天気は上々!!イソイソと出かけましたよ。予想は的中!!なんとなんと!!公園はまさに春らんまんんの花盛り。こぶし・椿・ボケ・桜ももう満開に近く。池の柳も新芽を吹いて。釣りを楽しむ人達。石神井池にはボートを楽しむ人達。たくさんの花見客で大賑わい。いいーですね…。前回のスケッチ会であまりにも広くて回りきれなかった三宝寺池の奥の方へ。そしたら気に入ったスポットに巡り会えて。ちょうど桜も咲いててここだとばかり。実に充実(?)のスケッチタイム。「春」を満喫!!いつの頃からかは定かではないのですが藤沢周平さんの「時代小説」にすっかり惹かれましてね…一時期いろいろ読みあさったものです。映画にもなった「たそがれ清兵衛」「山桜」「蝉しぐれ」等。「橋ものがたり」など貧しいながらもいろんな事情をかかえ生きていく人達の暮らしが描かれて読後にしみじみとしたあったかいものを感じるのですよね…。うまく言えないのですが…。どうしてあんな作品が生まれたのだろう?って。今回藤沢周平さんと交流のあったもの文藝春秋編集者の鈴木文彦さんのお話から周平さんの人となりをいろいろ拝聴する事ができました。―律儀な人で誠実な方。締切は必ず守られた。性格は飾らない。「普通が一番」がモットー。ねばり強い。風景・草花が好き。英雄嫌い。農家の出だそうで「ふるさと思い」おもしろかったのは飛行機・新幹線ギライ。在来線が好きだって!!他にもたくさん。北斎より広重が好き、一茶より蕪村がすきとか―。藤沢氏がかかれる「時代小説」の背景がどんなものかいろいろ話を伺い、増々好きになりました。


3月21日 お彼岸

2018年09月14日 | Weblog

この絵なんだか分かりますか?ハハハ…ボタモチですよ。今日はお彼岸の中日。このボタモチ、熊谷守一が描いたらどんな絵になるだろう?今日はその熊谷守一展の最終日。みぞれまじりの雨が降りしきる中行ってきました。はじめてです。こんなにたくさんの作品を拝見したのは。若い頃から晩年に至るまでの―。なぜあの単純(?)で赤いフチドリの作品が生まれたのか?「光と影」「裸婦と風景」を追求していく中でいろんな試行錯誤を重ね辿り着いた表現だったのですね。元になるたくさんの素描のスケッチも展示されてて…へーっそうだったんだ…と。今まで分からなかったことにちょっと触れる事ができ興味が湧いてきまいた。このボタモチおいしかったです(ハハハ)


3月16日 伊豆・伊東にて

2018年09月14日 | Weblog

 

うわぁーっ!!こりゃあすごい!!カーテンを開けてビックリ!!外は春の嵐です。すごい勢いで雲が下から吹き上げてきて。激しく窓をたたきつける雨と風。富士山が見えるどころかもはや視界ゼロ!!天城高原二日目の朝です。これじゃ早目に下山(?)した方がいいねと。朝食を済ませ。九時伊東駅行きのバスに乗り込みました。ところがところがです。バスが伊東駅に着く頃に雨は上り、明るい空が広がってるではありませんか!!なんて僕達はついてるんだろうって。これだったら伊東の街の散策でもしていこうか?ってことで。

 

観光案内所でパンフをもらって。ちょっと目に留まった「東海館」駅から歩いて十分ぐらいで訪ねる事ができるとの事。知らない街を歩くっていうのはいいーもんですね…。テクテク歩いて辿り着いた「東海館」。松川沿いに建てられた(昭和三年)そうで昔の温泉宿の風情がそのまま残ってて…イヤーッ!!実に絵になる。それに芽吹いたばかりの柳が風に揺れて。スケッチしたくなりました。松川遊歩道には椿の花が咲き乱れ、早咲きの桜も!!いいねいいーね…。見学した「東海館」いろんな工夫がなされた和風建築で見応え充分。かくして今年の新春夫婦旅(?)も大満足にて終了。(ハハハ)