西新井大師の初詣はかなり混むので3日にする事にして2日は東京博物館で初詣。これも何年前からだろう?外はかなり風が強くて寒いのだけど二人で出かけました。お正月って行き交う人達の顔がなんとなく…晴れがましく見えません?(ハハハ…僕だけかな?そう思うのは)東博の初詣で楽しいのは広場で毎年開催される「新春イベント」さぁ!!今年は?ってどんなものが?ってね。
会場に着いたのはちょうど12時30分。そしたら40分からアジアの女神たち―祝福と歓迎の舞―が演じられるとのこと。舞台の周りはもうたくさんの人垣。艶やかな衣装に身をつつんだ踊り娘のインド舞踊が始まりました。あの独得の身のこなし、指の先までそり返って(?)腰のうごきやら―カンボジア舞踊、インドネシア舞踊と続くのですが…その衣装を目にするだけでも楽しい。新春の風を受けて華やかに舞う姿。いいーもんです。カメラを構える人、ケイタイのシャッターを押す人、その中で僕はスケッチ。
踊りの解説を聞いてましたら神に捧げたり、五穀豊穣や安寧を祈願する儀式で踊られるとのこと―どこの国でも共通するものだなぁ…と。次いで会場を変えて今度は「和太鼓の演奏」が始まるというのでそっちの方へ。このまた和太鼓がいいーんですよね!!あの胸をド・ドーン!!と打ち鳴らす響き。聞いてると腹の底からこう…力が沸き立って来るような大好きです。それが一年の始まりに聞けるのですから。若い人達で構成された「御響」の皆さんの演奏のなんと力強いこと!!
なんかこう…元気をもらいました。で、一番の目的(?)の博物館の展示見学に。今年は「巳年」という事でヘビに関する絵や書、彫刻が。でも、あまり見ていて気持ちのいいものでもなくて申し訳ないけど早々に切り上げて長谷川等伯の「松林屏風図」を見に。霧が立ち込めて静かな世界に引き込まれるよう…尾形光淋の「風神雷神図」、若冲の屏風図など見るもの一杯ありすぎて―。疲れてしまって…二人で「体力が無いとダメだね」って。でも今年も来れただけでいろんな物見れて幸せーって。帰宅しました。