大分空港の到着ロビーに着くなり飛び込んできた横断幕。
「田口先生ようこそ!!仏の里・国東へ」
僕はもう…ヒエ~ッ!です。嬉しいのと恥ずかしいのと(ハハハ…)今回豊後高田での「絵手紙講演会」を企画して下さったAさんと絵手紙鳩の会の皆さんが「よくいらっしゃいました」と大歓迎してくださいました。この国東半島。実はズーッと憧れていた一度は訪れたいと思い続けていた夢の場所(?)なのです。もう…五・六年前になりますか…。僕の講座に参加されたAさんが「いつのに日か豊後高田で『絵手紙講演会』を」と着々と準備をして下さってその夢がついに叶う日がやって来たのです。「生憎の雨ですが…」と会場に向う車の中で…すまなさそうに…
「イヤイヤ!豊後高田の雨までもが僕を大歓迎してくれてるのですよ」と。
「ここでは教育にとても力を入れてましてね。その一端の昭和の街を見てください」と。夏休みになると地元の小中学校の生徒さんが案内をしてくださるとか。まさに昔懐かしい…昭和の街がそのまま残されているのです。
そして絵手紙の神様はやっぱり僕たちを応援して下さるのです。昼食をすませ会場に着く頃には雨もすっかり上がって―――よかった!!よかった!!と。
今回の企画で驚いたのは、豊後高田市の教育委員会「学びの21世紀塾」が全面的に応援してくださるというのです。この塾では絵手紙も取り上げて下さっているそうで…。なんと参加者の300名中100名は学校の先生と聞いて…もうビックリ!!Aさんから事前に伺ってはいたものの…いざ本番になると緊張が走ります。
開会20分前に教育長さんが見えられて…挨拶。ここぞとばかりに…絵手紙の素晴らしさを…と思いきやもう教育長さんの方から――うれしいお言葉。勢い元気をいただいて。2時間、満席の会場でおもいっきりしゃべくりました。(ハハハ…)もう…終ったときは汗ビッショリ!!疲れタ~ッ!!って感じ。
果たして参加された皆さんはどうだったのか?気になるのは100名の先生たちの反応は?と。嬉しかったのは夜の交流会の席に教育長さんも参加されて「実にいい中身の濃い講演をありがとうございました。参加された先生方も大変よかったと感動の言葉を耳にしております」と。「ありがとうございます」と僕は思わず教育長さんの手を握りしめてました。一生懸命動いてくださったAさんはじめ鳩の会の皆さんも大喜び!!良かった良かったと交流会は大盛り上がり。次回も是非!!と。
明けて二日目。雨かと思われた天気もどこかへ。国東半島の旅ははじまりました。
大分にて 七月三十日