飛行機が羽田を飛び立って間もなくなんと!!富士山が見えましてね。こりゃあ…さいさきがいいぞ!!と自分に言い聞かせて。女満別空港に飛行機が着陸したのは9時。改札ロビーには歓迎のうちわを持ったSさんとYさんのお二人が。思わず手をふって駆けより「来ましたよ!!」と握手。「あの運命の出会い(?)からまだ一年もたってないのに…こんなに早く実現するなんて思ってもいませんでした」と僕が言うと「来ていただけるだけで夢のようです」とお二人が。「北見まで車で一時間ほどかかるのですが…まだ時間があるのでお茶しながら打ち合わせでも」ということで。お二人にここに至るまでの経緯など伺ったりして。目標のアンテナを立てると思ってもいなかったような力が動き出して強力な協力者が出現(?)して下さるみたいですね。
Sさんの同窓生の方が北見市に「まちづくりパワー支援」の制度がありますよーと耳寄り情報を届けて下さって。で、お二人は「絵手紙サークルてんとう虫」の代表としてなんとしても絵手紙を北見市にもっともっと広めたい!!とプレゼンテーションをなさったのだそうです。もう…はじめての体験で何をどうしたらよいのか?でも一生懸命動いているとなぜか力を貸して下さる方がいる。なんと!!市の地域振興課の30代のお二人の方が親切にいろいろと教えて下さったそうです。(これには大感激)当日、15人の殿方の前で。もう…頭の中がまっ白になって二人でアタフタしてしまって―ほんとに…もうダメかと思ってたんです―と。ところがギリギリOK!!が出ましてと。うれしそうにお二人が笑顔で。そして参加者募集(講演会の)に「てんとう虫」の皆さんがフル回転なさったのだそうです。ああ…そんなにまでして僕を呼んで下さった!!と思いましたらね。「もう…精一杯がんばらねば!!」と自分に言い聞かせましたよ。
会場の北見芸術文化ホールでは「てんとう虫」のスタッフの皆さんが会場準備に忙しそうに動いて下さってました。いよいよ2時講演スタート。120名定員の会場は満席。「絵手紙を通じて繋がる出会いのドラマの素晴らしさを。今回は特に僕が北海道にたくさんの御縁をいただける原点ともなった21年前の帯広のTさんと「友の会」で出会えた時の喜びを当時の絵手紙に思いを馳せながら。絵手紙の教え「3つの“つ”」に重ね合せてしゃべくりました。そして改めて絵手紙の持つ力というものを感じました。もう・・20年も前のことなのに当時の絵手紙をいろいろ紹介しているうちに鮮やかに当時の頃がよみがえってきて…懐かしさがこみ上げてくるのです。講演時間の2時間はアッ!!という間に過ぎて―。夜は「絵手紙てんとう虫」の皆さんとの交流会。まずは期間限定(?)の地ビールで乾杯!!この一杯目がうまい!!「ご苦労さまでした!!」と。皆さんの笑顔がこぼれて…。
どこに行ってもそうですが…。ひとつのイベントを取り組むにはいろんな裏話のドラマがあって―。皆さんに感想をお聞きしたら「こんな事ができて夢のようです」「今回の取り組みを通じてスタッフ皆んなの心がひとつになったような気がします」「増々絵手紙に取り組む意欲が湧いてきました」「参加された方が喜んで帰って行かれました」「ほんとうに取り組んで良かったです」と。皆さん口ぐちに。代表のSさんが「ベストメンバーで大成功!!だったと思います」と。僕も「イヤーッ!!僕も北見ははじめてでどうなることか?不安もありました。朝4時起きでちょっと寝不足で…。でも皆さんの感想をお聞きして、お声をかけていただいて本当に良かったです。」と。交流会の興奮を引きずったままホテルへ。テレビをつけてもう…ビックリ!!気になってた台風が沖縄に上陸か?!その被害の模様が映し出され…なんと勢力を増しながらゆっくりと北上してきてると言うのです。果たして無事に東京に帰れるのだろうか?不安が走ります。7月9日北見は青空が広がって最高のお天気!!「北見に行ったら是非サロマ湖を案内して下さい」とお願いしていたのですが―。SさんとYさんが車で案内して下さって「まず、サロマ湖が一望できる展望台に行ってみましょう」と。「イヤーッ!!こーんないい天気に恵まれて…これはやっぱ昨日のゴホウビですね。僕には絵手紙(神)様がついて下さってるのですハハハ」と。辿り着いた展望台。「うわーっ!!すごい!!」大パノラマの眺め!!吹き抜ける風の爽やかな事!!「あの向うがオホーツク海です」とSさんが。「とにかく今日の一枚を残しましょう!!」と。僕。その前にひと休みして。「おいしい草餅を食べてから」と。三人で雄大なサロマ湖を眺めながらほおばりましたよ。うまーいっ!!(ハハハ)幸せ!!ニンマリした三人の顔―。もちろんハガキにも挑戦!!(ヤル気充分)