田口孝夫 絵手紙旅日記

絵手紙を通じ素敵な出会いと感動の旅を重ねる田口孝夫のブログです。(申し訳ありませんがコメントなどへのお返事はできません)

2月3日 節分・絵手紙の日

2018年02月26日 | Weblog

東京にまた又、雪が降って寒い日続き。そして今日は二月三日節分。毎年駆けつけてた「節分祭」に今年はパス。(チト淋しい…)いつの頃からか「恵方巻」が取り上げ(?)られるようになり今年の恵方は「南南東」だとか。だまって丸かじりなんて僕なんかにはできない。うまい!!うまい!!といただきました。(ハハハ)そして忘れちゃいけないのは今日は「絵手紙の日」。制定されたのは二〇一〇年でしたよね。「手がきの文化」を後世に。絵手紙で「福配り」の思いが込められたのでしたね。


2月2日 東京また雪

2018年02月26日 | Weblog

冷たい雨の一日でスタートした二月。昼頃から降り出した雨は夕方には本降り。そして夜中雪に変わって―。

朝起きてカーテンを開けてみたら…降ってる―雪が。十日前に降った雪がまだアチコチ溶けきっていないのに。

テレビでは交通機関の影響や被害のニュースが。今は入試のシーズンだし。働いている人達は大変ですよね…。でも、雪って何かロマンチックな気分を呼び起こしてくれませんか?(こんな事を言ったら大変な思いをしてらっしゃる雪国の人に怒られそうですね―)

僕は長崎生まれで小さい頃雪が降るとなんだかうれしくなってドキドキしたものですから。

降りしきる雪を見てますとね…まるでフワフワと舞うように降る雪もあるしヒューッと駆けて降る雪も。いつか耳にした言葉に「雪は天から送られた手紙」だって。何だかステキな言葉ですよね…。そんな事思い巡らせながら今年二回目の東京の雪景色スケッチしてみました。それにしても寒ーい!!


2月9日 平昌オリンピック開幕

2018年02月26日 | Weblog

ピョンチャン(平昌)オリンピックが始まりましたね。日頃スポーツとは縁のない生活ですが…。オリンピックとなると何だか気になって。

特に開会式なんかどんな演出がなされるのだろう?って興味があります。開催国のお国柄(?)みたいなものを感じられるような気がして。ちょうどテレビ放送が夜だったのでこたつに入ってしっかり見させてもらいました。

今回のオリンピックのテーマは「ひとつになる情熱」だとか。画面に突然お寺のドデカイ釣鐘が出現。三・二・一のカウントダウンと共に五人の子ども達が朝鮮の過去の国へタイムスリップ。いろんな出会いを経て、未来へと旅をする設定でしたね。白いトラや人の顔をした鳥が出現。神話の世界(?)でしょうか。その後、民族衣装をまとった集団の演舞が次々と会場を埋めつくして。そのパフォーマンスにおもわず見入ってしまいました。そして選手団の入場。日本の選手団はまっ赤なコートで。旗手は四十五才のレジェンド。オリンピック八回目の出場とか葛西選手。最後に登場したのは韓国と北朝鮮の合同チーム。統一旗を掲げて。ひときわ会場が沸きましたね。国際オリンピック委員会のバッハ会長はスピーチでこのシーンを取り上げ「平和のメッセージを力強く世界に向け発信した」といってましたね。後半、韓国の歌手の皆さんによる平和を望む歌声。聖火ランナーの登場。ここでも韓国と北朝鮮の選手が一緒に聖火を掲げて。聖火台に向う階段を駆け登って。なんと点火台に待っていたのはあのフィギュアスケートのキム・ヨナさん。どうやって点灯するんだろう?と思ってたら華麗な舞いのあと氷のかたまりに点火するとシュルシュルと火の輪が丸い聖火台まで登って一気に聖火が燃え上がって次々と打ち上げられる花火!!花火!!眠気と戦いながら最後まで見入ってしまいました。(ハハハ)

それにしても…世界中で注目の的になっている北朝鮮の突然のオリンピック参加。もちろん平和を願う気持ちは大切ですが、今回ほど政治色の濃いオリンピックは今までなかったのでは?と。ともあれ日本選手団の活躍に期待が高まります。


1月31日 スーパーブルーブラッドムーン

2018年02月26日 | Weblog

今夜大丈夫かな?と夜空が気になります。テレビの天気予報で「もし天気が良ければ…今夜三年に一度の皆既月食が見れます」との事。今まで見た事がないので是非この目で確かめたい。月が「赤銅色」に変わるなんて!!

夕食後、窓を開けて夜空を見上げてみると。なんとなんと!!まんまるお月様!!出てる。よーしこの分だと雲さえかからなければ絶対見れる。九時から十時の間っていうから。九時前。満月の左下のほうがかけてきました。おおっ!!始まったぞ―。でもジィーっと見上げてると首が疲れてきて。十時までには時間がある。この間に風呂に入っちゃえ―と。そして九時半。なんとなんと!!三日月に。そして十時近くになると十円玉みたいな赤い月(?)に。ヘーッ!!月に地球が重なって太陽の光が届かない(?)状態だとか?何だかとっても不思議な気分。これがまた時間とともに満月に戻るとか。もう…そこまでは―と。「赤い月」が見れたからいいやと布団の中へ。早くも今日で一月は終り。


1月27日 中野区立歴史民俗資料館にて

2018年02月26日 | Weblog

このところの寒さといったら…身にこたえますねぇ…。次々と強力寒波が押し寄せて。このところ東京もマイナス気温の冬日続き。もう体が縮こまってしまって。日本列島がスッポリと冷蔵庫の中に入ってしまったようで―。インフルエンザが大流行とのこと。外出するにも勇気(?)がいります。こんなに寒いとね…。でも、どうしても済ませねばならぬ用事があって今日は新宿まで。もうしっかり防寒対策をしてでかけましたよ。街の中のアチコチには先日降った雪がいまだ溶けきらないで残っています。風が冷たくて寒―い!!

昼前に用事は済んで。せっかく外出したのにこのまま帰るのは何だかもったいなくて。新宿御苑の梅もそろそろ咲いてるのでは?と思ったのだけれどこの寒さだし…。

西武新宿駅から割と近い中野区立歴史民俗資料館へ。沼袋駅で下車。雪道を歩くこと十分あまり。戌年にちなんで「犬の絵馬と動物たち」の館蔵品展が開催中。会場に入るなりまっ赤なもうせんの上に犬の張り子が勢揃いしてましてね。一気に心が晴れやかになって。イヤーッ!!この他にも犬の絵馬やら各地の郷土玩具が展示してあって。一点一点見ていくと実に面白い。

会場はそんなに広くないのですが…。見学者は僕一人。ゆっくりじっくり拝見させてもらいました。どういうわけか「郷土玩具」にはなんかこう…あったかいぬくもりみたいなものが感じられてついつい心惹かれてしまうんですよね―。よくよく見ていくと昔の人達の思いや願いがひとつひとつの玩具に込められているのですね―。いろいろ「いわれ」の説明なんか読んでみると「ヘーッ!!そうなんだ…」と感心したりして。

 

中には見てるだけで笑ってしまうようなユニークなものもあって。一巡しているうちに何だかスケッチしてみたくなりましてね。事務所の方に許可をもらいに。そしたら「どうぞどうぞ」との事。

ヤッターッ!!て感じで急いでハガキと鉛筆を取り出して。気があせります。(ハハハ)まずは戌年代表の犬張り子から。でんでん太鼓を背中にしょって実にみごとな作りです。描かれた紋様のひとつひとつに子どもが元気に育ちますように!!の願いが込められてるとの事。

 

昔の人達の玩具に寄せる熱い思いに改めてスゴイ!!なぁ…と。あれも描きたいこれも描いてみたいと気持はあせるのですが…

これがどうしてなかなか集中力が続かない。心は残れど切り上げて。でも内心来て良かったー。こーんな充実した時間がすごせたんだからと。

帰りの雪道を滑らぬよう歩いてましたらね。実相院というお寺の掲示板に「知らずを知らずとせよ。これ知るなり。」孔子の言葉より。が目に止まりましたよ。

 


1月23日 東京四年振り大雪

2018年02月26日 | Weblog

 

 

昨日昼前からチラチラ…降り出した雪。天気予報によると関東地方も大雪になるとの事。午後になるとその雪が本降り(?)になっておまけに風まで強くなり―三時過ぎには積もりはじめ、なんとなんと街の中は銀世界。窓越しに横なぐりに降りしきる雪を眺めながらこたつに入って。テレビでは「大雪警報」が出ているというのに…「こんな日もいいねー」と。いい気なもんです。買い物は午前中に済ませて。

 

夜になると雪はますます強くなるばかり。その為交通ダイヤは混乱し帰宅途中の人達、駅改札で足止めをくってるとか。その様子をテレビで見ながら「明日の朝も大変だ―」と。

朝起きたのは六時近く。カーテンを開けてみる。イヤーッ!!二十センチ近く積もってる昨夜の雪。ザクッ!!ザクッ!!と雪かきをしてる音。誰かと思ったら我が家の奥さん!!こうしてちゃおれんと長靴を履いて。雪はすっかり止んですっかり空は明るい。陽が射すとまぶしい。

庭の木々にもこんもりと雪が積もって何とも風情があります。せめて溶けてしまわぬうちに…と梅の枝の雪をスケッチしてみたもののイヤハヤ…

朝食を済ませ。東京の雪なんてそうそう見れませんからね―この日の一枚をスケッチしとかねば…と。この大雪四年振りだとか―。


1月21日 梅沢富美男新春公演

2018年02月26日 | Weblog

どういう訳か?大衆演劇に惹かれるんですよね―。どうしてだろう?と自分の人生をたぐり寄せてみると…。ほんともの心ついた小さい頃に―。我家は貧しい農家でしたから農作業で追われっぱなしの親達にとっての楽しみはラジオだったんですね。流れてくる歌謡曲や落語浪曲、それに相撲。家族で耳をかたむけてたものです。時に聞こえなくなったりしてアチコチひっぱたいたら突然直ったりして(ハハハ)

 

そんな中で年に一度ぐらい近くの小学校やお寺で映画の上映やら旅回り一座の芝居があったりして―。でも、貧しかったですからそうそう見に行けるわけでもなく。でも何度か母に連れられて見に行った記憶があるんです。周りには近所のおじさん、おばさん、子ども達がいて。皆で一緒に大笑いしたり時には涙したりして。小さいながらもそういった思い出が心に刻まれてとっても楽しくて幸せな時間だったような…。今では考えられないことです。

 

そんな訳で―あの下町の玉三郎で一躍有名になった「梅沢富美男新春公演」のチラシを手にした時これは!!と即チケットの申し込みを。(ハハハ)

今やテレビでも歯に衣着せぬ毒舌振りで人気のある方。今回は(四年前にも)どんな舞台が見れるのかとても楽しみ。

会場は満席。幕が上がるまでのあのザワザワした時間も何となくいいもんですよね。

 

三部構成の第一部は時代人情芝居「大笑い勧進帳」歌舞伎の言いまわしではあまり理解できなかった「勧進帳」。これが旅回り一座の人情劇がいつの間にか「勧進帳」の場面に。ふんだんに笑いを混じえての芝居に。会場から拍手拍手!!話の道筋もわかりやすくて。これぞ大衆芸(?)身近で親しみやすいのがいいーところですよね。

 

第二部は歌謡オンステージ。ヒット曲「夢芝居」は待ってました!!って感じで。歌声もいいーですね―。

第三部梅沢劇団揃い踏み「華の舞踊絵巻」これがすごい!!あのおじさん(失礼!!)がなんとも艶っぽい女形に変身!!やっぱ「下町の玉三郎」衣装の華やかさ、身のこなし、思わず惹き込まれてしまって。その舞踊の数々にしばし別世界を楽しみました。