我家の決算 2016年度版

ワタクシメが退職するまでの家計管理は100%奥様任せでありましたが、定年退職と同時に専業主夫に転身してからはワタクシメの仕事になりました。そこで、Excelで家計簿を自作して日々の家計管理を実施することにしました。この家計簿は極めて優秀でありまして、日々入力された数値が自動的に反映されて半期毎に損益計算書が作成される仕組みになっております。併せて、毎朝計測している体重：体脂肪率：BMI：筋肉レベル等の健康に係る数値も集計・グラフ化され、健康管理もできる優れものなのであります。
我家では上半期末に損益計算書を眺めて下期対策を講じ、年度末には損益計算書に加え別途作成する貸借対照表も精査して1年を振り返ると同時に今後を展望することにしております。

では本題 「我家の決算 2016年度版」であります。

2015年度は安保法制が大きな話題になりましたが、2016年度は舛添前都知事を始めとする政治と金の問題が大きな話題になり、2020年東京オリンピックに係る話題も多く取り上げられました。また、熊本地震・鳥取地震等大きな地震が頻発し、台風も各地で大きな被害をもたらしました。年末には糸魚川で大火災が発生し、2016年度は災害の年であったとも言えます。
目を世界に転じれば、ヨーロッパでは難民問題が混迷を深めており、イギリスのEU離脱も話題になりました。アメリカではトランプ氏が大方の予想を覆して次期大統領に選出tされました。アジアでは中国の膨張主義に歯止めがかからず韓国では政治の混乱が顕在化する等、混迷と混乱の1年でした。
我家においては上の子供の結婚とワタクシメの入院と言う二つの出来事がありましたが、総じて言えばお陰様で例年同様良好な年であったと判断できます。

さて、まず収入の部です。
従来同様、奥様の給与収入は不算入ですので、収入はワタクシメの年金だけであり対前年比微増（103.3%)にとどまりました。はなはだ簡単ですが、収入の部は以上で終了であります。

次に支出の部です。
子供の結婚式に伴う支出は一時的なものであり臨時支出として扱いましたが、ワタクシメの検査・入院・手術等の費用は経常費用としましたので対前年比増加（106.5%）しました。
まず増加した費目をみると、「医療費（対前年比348.2%）」「耐久消費財」」「住民税」「娯楽費」「住居関連費」「社会保険料」と続きます。耐久消費財はオーブンレンジとPCを買い替えたのが要因で、住民税は前年収入が大幅に増加（基礎年金の支給開始）したことに伴い税額が上昇しました。
一方、減少した費目は「旅行（対前年比58.9%）」で率・金額とも顕著です。また、我家の課題である食費も前年に引き続き減少（同96.5%）しており評価できます。
支出総額の内訳をみると、1位は例年同様「食費（構成比28%）」、2位は「税・社会保険料（同25%）、3位は「医療費（10％）」で、この3項目で支出総額の6割強を占めます。昨年3位の「旅行」は、7月以降 宿泊を伴うものは勿論、日帰りの遠出も控えましたので5位に後退しました。

この結果、前年同様益を確保することができましたが、残念ながら対前年比減少（97.0％）しました。
大幅に増加した医療費の2/3を旅行と食費の減少で吸収してくれましたが、耐久消費財他の増加が影響した結果です。食費同様 恒常的な支出であるライフライン関連（電気：ガス：水道：通信費）の削減努力は数字で見る限り限界に近づきつつあり、食費とりわけアルコール類の削減が健康面への効果にも鑑み重要になりそうです。

健康面については、言わずもがなですが・・・
歯の定期検診（6月・12月）の結果は例年同様極めて良好で、目の定期検診（4月）の結果も前年より少し後退しましたが良好でした。人間ドック（4月）では数点の指摘があり、精密検査の結果9月に入院：手術をすることなり、血圧も毎日測定するようになりました。
体重：体脂肪率：BMI：筋肉レベル等の数値には大きな変化はなく、マズマズの結果と判断しています。
年間歩数に関しては3,623,459歩（1日平均9,900歩）と前年（4,323,210歩）を大きく下回りました。入院した9月以降の減少が影響したもので、推定歩行距離も2,174ｋｍにとどまりました。

2017年はどのような年になりますかネ？
まずは、何よりも健康であってほしいと願っています。現状では完全回復とは言えない状態ですが、桜の花が咲く頃には大丈夫でしょうからアチコチ行きたいですネ　勿論、去年行けなかったHAWAIIもネ！
経済や社会は？　トランプ新大統領の動向が気になりますネ　世界中が保護主義一色にならなければ良いのですが？　ヨーロッパでも保守勢力が台頭してきましたし、EUの存在意義が問われる年になりそうです。
国内政治状況は残念ながら当分変化がなさそうだし・・・

（追：最終損益について）
2016年度は例年になく臨時支出（結婚式費用）に大きな変動がありましたが、ワタクシメの入院・手術に伴う生命保険の給付金が支払われたことに加え、他の臨時収入もありました。その結果、経常ベースより減少はしましたが、最終的に益を確保（対前年比93.2％）することができました。