もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

Valentine's-Mix.(4) 鬼畜眼鏡 霧島×御堂

2010-04-07 00:25:04 | 腐女子の御伴
         *ご注意*




*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。 一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。*




         Valentine's-Mix.(4)



御堂と霧島は御堂のマンションのエントランス前に到着し、セキュリティを解除をしてエントランスに入った。

霧島の腕に腕を絡めた御堂は眠たげで霧島の肩に顔を埋め、今にも寝てしまいそうな瞳(ひとみ)で霧島をなす事を見て居る。



霧島はポストを開けて郵便物があるかを確認して居ると───────────── 切手が貼られてない宛先はAkihiko kirishimaと書かれており手紙を見た。

霧島が切手が貼られてない、手紙を指先で触れるとまばゆい光を放ち届け印が押される。友人が遠く離れた異府(いふ)に居城しているが、受け取った事を霧島はその友人に伝えた。


ご主人様の命令できっと調べて手紙を書き、配達を専門に請(う)け負(お)う異府(いふ)の間書(かんしょ)の者に配達をさせたのだろう。

「今日は色々と、不思議な事ばかり起きる日だな。」

「えぇ、久しく会ってない、知り合いと友人から連絡が立て込みました。」



そう二人は話すとエレベーターに乗った。



御堂は帰ると直ぐにシャワーを浴び終え、パイル生地のライムグリーンのバスローブに着替え帰宅の片付けを終えた霧島の元へ来た。

霧島がシャワーを浴び終えバスローブに着替えたなら、御堂は自分の部屋に来る様に言い部屋に去って行く。

御堂の言い通りにシャワーを浴び終え、オフホワイトのバスローブに着替え御堂の部屋に霧島が行くと既に御堂は寝入っていた。

部屋に来る様と命じられたが、その先は何も命じられてない。御堂が眠って居るベッドの傍に屈み込み、霧島は御堂の寝顔の頬に指先で触れてから前髪をサラサラと指の合間で前髪を梳(す)く。

御堂は穏(おだ)やかな寝顔で規則(きそく)正しい寝息が聞こえ、良眠(りょうみん)して居る事がよく分かる。

(今日は、お疲れでございましたね。私の為に手作りでトリュフショコラとマカロンを、作って戴けたなんて光栄ですよ。どうぞ、ゆっくりと、お休みくださいませ。私の孝典様。)


霧島は御堂を愛(いと)おしく見つめ終えると、立ち上がりリビングへ向かう。




霧島は珈琲を煎れリビングから自室に行き、自室のデスクチェアーに座り、友人からの手紙の開封し読んで居ると……


御堂が霧島の名を呼んでおり、霧島の自室に近づいて来る事に気づく。手紙をデスクに霧島が置くと、自室の扉はノックされ勢いよく開かれ御堂が霧島の自室に飛び込む様に入室して来た。

「孝典様??」

「私の命じた通りに、何故(なぜ)遵(したが)わない??」

そう御堂は言うとデスクチェアーに座って居る霧島の正面に歩き来ると、デスクチェアーに座って居る霧島の膝の上に座る。

「目が覚めたら、私の横に秋彦がおらず起きた。私を置いて何処(どこ)に、行ってしまったのか不安になって秋彦を捜しに起きた。」

「私は、孝典様の睡眠を妨(さまた)げる事を、したくなかったのです。配慮(はいりょ)が足(た)らずに孝典様を、無理矢理に目覚めさせ起こしてしまいましたね。お許しください。」

御堂は眠たげに瞳を細目る。

「手紙か…‥」

「えぇ、友人のご主人様が、私がどこで何をして居るのか心配して、連絡をしたと友人が手紙に書いておりました。」

「秋彦は友人のご主人様まで、心配させるとはな。」

「昔からの、私の悪い癖ですね。」

「秋彦の友人のご主人様に、私がいつか逢えるとしたら、ちゃんと私が躾(しつけ)直したと言わないとな。」

霧島は両腕で御堂の身体を抱き包み込み、御堂の首筋にそっと鼻先を押し付けた。御堂の首筋は霧島が一番、好きな匂いがするヶ所で風呂上がりの匂いが特に霧島はお気に入りだ。

御堂は擽(くすぐ)ったげに身をよじるが、霧島はがっちりと御堂の身体を抑えいつしか鼻先で匂いを嗅ぐのから愛撫(あいぶ)となり始め─────── 御堂のいつしか喘(あえ)ぎ鳴く。

背後に座って居る霧島に腕を廻し霧島の耳に手を添えて、自分と向き合わせると唇(くち)びるを重ね合わせ深く唇(くち)づけた。

グチュグチュと音を立ててお互いの口元からどちらの物か分からない、ねっとりとした唾液(だえき)が溢れ出す。お互いの口元に溢れこびりついた、唾液(だえき)を舌で綺麗に舐め取った。

御堂は小さくせわしなく呼吸(こきゅう)をして居るので、霧島は優しく御堂に身体を撫で落ち着くのをゆっくりと待つ。

「秋彦が、物欲しげに私を見つめるからだ。」

「いつからです??」

「レストランで食事して居る時から、ずっと、物欲しげに私を見つめてた。」

主人である御堂には、見抜かれて居たとつくづく思う霧島。


「気が済んだのなら、寝るぞ。」

「えぇ、ご馳走様でした。」

御堂は立ち上がると霧島の自室のベッドの、羽毛布団と毛布をめくり御堂は横になった。




Valentine's-Mix.(5)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。