⭐︎個人の妄想癖で書いております⭐︎腐要素アリだけど激エロはない微妙なふんわりBLテイスト♪
NieR:Automataゲーム本編のネタバレ要素もあるので読む際には気をつけてくだされ。無理な方はこの場で帰投。
おk了解、承知した脳内カオス化された腐女子さんはどうぞよろしく。
短編 夢小説 NieR:Automata セフィ×ナイン 『蒼き空の海の彼方へ』エピソード()
9Sはセフィロスの右手を握りしめとてつもない速度で走っている。自分の秘密基地にセフィロスを案内する為に。
道はちゃんと整備されているちゃんと舗装されいて路面は柔らかい材質で作られているようで踏み心地が良い。
大きな兵器もちゃんと通れるように設計されている。広々とした道、そして木が生い茂って手入れが良くされいるようで
木がアーチ状になるように計算して植えられいる。 セフィロスは9Sのこだわりを感じる。
少年タイプのアンドロイドの言う秘密基地とはどんな外観かセフィロスはなんとなく予想した。
重々しいずっしりとしたいかにもの無機質で実戦でも拠点として重要性のある建築造設されていると。
緩やかな坂道を登り上がると、セフィロスが目の前に見たのは大きな自分でもその材質が何かわからない
重厚(じゅうこう)で大きく立派な門。門の扉は何気に模様がほどこされており気品がある。9Sの趣味?とセフィロスは
門の扉をしげしげとじっくり見る。模様が芸術的で美しいセンスとセフィロスは感じ思う。クラシカルアンティークと。
人類は芸術や美術を建築要素に取り入れそれを各名称を決め、その美を権力者達は自分の絶大な権力と地位に財力を
他の国の権力者達や群衆に見せつけるように贅を極めた建物をこぞって造詣させた。それは時に権力者と群衆の
間に深い亀裂を生じる原因になり悲運や悲劇を作りだした。
中が見えないように城壁のような頑丈でかなり高い壁で囲まれている。門は大きく分厚く厳重に内部に入られないように施行されている。 お城のような高い城壁に王様だけが通るかのような美しい模様がほどこされた分厚い門。
9Sが門にピタッと左手の手のひらで触れると門は9Sを城の主の帰還に敬意を示すかのように優雅に門の扉は開いた。
セフィロスは何ともクラシカルアンティークな造詣であるがあらゆるシステムで管理されていると驚いた。
「びっくりした? すごいでしょ。僕、以外は絶対に門の扉は開かないように全身認証なんだ。壁はセンサーが
感知して自然界の小動物生命体かフェイク小動物兵器か感知し見分けてるから安心して。高い壁を飛び越えようと
するとアンドロイドや機械生命体が一瞬にして粉々になるように、この壁に張り巡らさせたレザーが一撃で仕留める。
僕がすべて設計したからね♪」
セフィロスはそれを知り愛らしい少年タイプの容姿のアンドロイドが無邪気に楽しく設計したと思うと容姿で判断は
けしてならないと言う教訓を思い出した。
「あっ そうだ。後でセフィロスさんの全身認証を登録しょうよ。 さぁ、早く入って! 僕の秘密基地!」
9Sが握った右手をぐいっと引っ張られ開かれた扉の中へセフィロスを連れ込むような9Sの強い力。
セフィロスの返事を待ちきれず9Sはセフィロスを敷地内へ引っ張り込み強制的に入らせた。
セフィロスは小さな声で目に入る景色に驚く。 広大な庭で広く大きな花壇がいくつもあり樹木がおいしげり
果樹園のようなあらゆる果実が実っていた。可愛らし造形の噴水があり出迎えた来客者を楽しませるかのよな庭が広がり
幼い少女が好んで遊ぶドールハウスの大きな屋敷を思わせるような建物。3階建ての立派なお屋敷。
セフィロスが考えていたアンドロイドが好む実用的で実戦になったら基地としての機能を備えた建物を想像していたので
衝撃的で9Sの好む趣味?に周りの景色と9Sいわく秘密基地?と呼んでいるドールハウスな貴族のお屋敷を
眺めていた。 どうみてもドールハウスな貴族のお屋敷を実寸大にして建てたようで立派な建物。
9Sはセフィロスの右手を離し、その場で地面を両足で元気良く飛び跳ねる。セフィロスが自分の秘密基地をお気に召したように感じて喜んでいる。
セフィロスはそんな9Sを見て笑う。アンドロイドの趣味?センス?そしてお屋敷を秘密基地と呼ぶ。
「9S、これは立派な秘密基地であるな。私がかつて存在した世界にもこのような素晴らしい建物があってそれを
豪華で素敵なお屋敷と呼び暮らしていた。懐かしい私も屋敷で暮らしていた。ふふ、9Sが秘密基地と言うから
砦(とりで)のようないかつい要塞基地と思っていたぞ。」
セフィロスにそう言われて、9Sは口元に指先をやり、くちびるに指を押し当てながら満足げにセフィロスに微笑み
自分の秘密基地を見ている。そして、そっかそうだったのかと。つぶやく9Sは何か納得したようであった。
9Sはセフィロスにぴったりと身体をくっつけ言う。
「こーいう建物の事を、お屋敷て言うんだね。画像を見て内装とか少し手直したり、少し家具を作ったよ。」
セフィロスは9Sが見た画像はきっと精巧に作られた立派な、お屋敷のドールハウスだったのだろうと思った。
人が作る精巧な作品はちいさくっても存在感があり、まるで実際にあるかのような表現力である。
9Sは小さな両手でセフィロスの右手を包み込むようにムギュと握り、またぐいっと引っ張り屋敷の扉の方へ
連れて行こうとする。セフィロスはうなずき、9Sに合わせるように歩き出した。門の扉から少し離れているが
屋敷の扉はもう少し先。遠くに見えている。しばし歩き屋敷の扉の前に2人はたどりついた。
屋敷の扉は一段高くなっており階段を上がる。その前は屋根付きのエントランスとなっていて広々としており
車が停められるようになっており、屋敷の雰囲気にはゴージャスな馬車が似合いそうな雰囲気。
9Sは屋根付きエントランスにつくとセフィロスの正面に立ち、戦闘用ゴーグルを自ら外し素顔をさらした。戦闘用ゴーグルはハラリとエントランスの床に音もなく静かに落ちた。幼くもあり少し長い銀髪と愛らしいさと気品を秘めた瞳。
ととのった小さな顔立ち少し目元がほのかに赤く染めてセフィロスの瞳を見つめる9Sの黒い瞳が潤んでいる。
幼くもその瞳は艶やかで見つめると美しい。その瞳がぐっと何かをこらえていた感情をセフィロスに伝えたようと
する強い意志を感じた。
「僕のお屋敷へ、ようこそ♪ 僕ね、ずっとずっと誰にも言えない自分のその感情に気がついて、その感情を
どう呼称するのか、どうしてアンドロイドは人間を模造するのかのように作り、感情を持てはいけないと言い
アンドロイドに感情と個性を与えたのか悩んでいたんだ。僕の奥にある戸惑いは人間達の言う心だったのかな?
その心は誰かを愛したい愛されたいと、僕の奥深くにある心が泣いていた。愛て何だろ?感じてみたい。
僕はこの場所に愛する人に来て欲しいって心に願い祈っていた。そんな奇跡なんて絶対に起きないて思ってた。」
9Sの純粋な愛がセフィロスをこの世界に光が送り込んだとセフィロスは確信した。だからこそ、光は9Sに奇跡を与えた。
セフィロスは光が愛を授けたい人物を選んだ。光が選んだのが9Sだった。セフィロスは人の容姿はしているが
人ではない。あらゆることに精通し強大な力… 魔力 その他の能力は使いこなすセフィロスのみが知る。
9Sに発見され右手を重ね合わせた時からセフィロスは9Sの純粋な感情の愛に気がついていた。だから
9Sの愛の告白?プロポーズ?を真摯に聴きセフィロスは優しい瞳で9Sをじっと見つめ返す。それを見て
9Sはこう言う。
「僕は少年型モデルスキャナータイプ、セフィロスさんは男性だけど、僕の事を好きになってくれる?
お願い僕のそばにずっと居て。お願いだから…」
9Sは大粒の涙で頬を濡らしポロポロと涙が光りながら一粒二粒落ちていく。いくつもの大粒の涙。
セフィロスは、そんな9Sを見ているのが辛く感じた。セフィロスは9Sの小さな身体を両手で愛を込めて自分の
胸奥に大切に優しく抱きしめ9Sの背中をあやすように愛おしく撫で9Sに自分は9Sを愛していると伝えた。
2人の近距離?遠距離?愛の幕が開けた。柔らかい陽射しが2人を祝すように包み込んだ。
短編 夢小説 Ni e R:Automata セフィ×ナイン 『蒼き空の海の彼方へ』エピソード(1) end