会津八一に関するブログ 175
黄檗山萬福寺 2010・4・21(水)
雨の降る平日の午後、ほとんど参詣する人のいない黄檗山(おうばくざん)萬福寺を訪ねる。整然とした寺宇と庭園が禅宗の寺らしい。黄檗三筆(隠元、木庵、即非)で名高く、随所に聯(れん)と額があるこの寺を八一が詠んでいる。
二十四日奈良を出で宇治平等院黄檗山万福寺を礼す(第1首)解説
わうばく に のぼり いたれば まず うれし
もくあん の れん いんげん の がく
(黄檗にのぼり至ればまづうれし木庵の聯隠元の額)
二十四日奈良を出で宇治平等院黄檗山万福寺を礼す(第3首)解説
しやかむに を めぐる 十八 だいらかん
おのも おのも に あき しづか なり
(釈迦牟尼をめぐる十八大羅漢おのもおのもに秋静かなり)
(注 聯は相対して柱や壁にかけて飾りとする細長い書画の板)
黄檗山萬福寺 2010・4・21(水)
雨の降る平日の午後、ほとんど参詣する人のいない黄檗山(おうばくざん)萬福寺を訪ねる。整然とした寺宇と庭園が禅宗の寺らしい。黄檗三筆(隠元、木庵、即非)で名高く、随所に聯(れん)と額があるこの寺を八一が詠んでいる。
二十四日奈良を出で宇治平等院黄檗山万福寺を礼す(第1首)解説
わうばく に のぼり いたれば まず うれし
もくあん の れん いんげん の がく
(黄檗にのぼり至ればまづうれし木庵の聯隠元の額)
二十四日奈良を出で宇治平等院黄檗山万福寺を礼す(第3首)解説
しやかむに を めぐる 十八 だいらかん
おのも おのも に あき しづか なり
(釈迦牟尼をめぐる十八大羅漢おのもおのもに秋静かなり)
(注 聯は相対して柱や壁にかけて飾りとする細長い書画の板)
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