真つ白な名歌を赤い人がよみ
これも和歌を知らないと分かりにくい。
「田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞふじの高嶺に雪はふりける(万葉集・山部赤人)」を背景に「真つ白」と「赤い人」を縁語にして詠んでいる。
「田子の浦にうち出てみれば白妙のふじの高嶺に雪はふりつつ(新古今集)」に対して
赤人を白妙にした新古今
と和歌に素早く対応した見事な川柳が詠まれている。
これも和歌を知らないと分かりにくい。
「田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞふじの高嶺に雪はふりける(万葉集・山部赤人)」を背景に「真つ白」と「赤い人」を縁語にして詠んでいる。
「田子の浦にうち出てみれば白妙のふじの高嶺に雪はふりつつ(新古今集)」に対して
赤人を白妙にした新古今
と和歌に素早く対応した見事な川柳が詠まれている。