会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

国家戦略局     SURUME

2009-10-26 00:18:56 | Weblog
 当初からこの言葉に違和感、もっと言えば嫌悪感があったが、その理由を焼跡の闇市派と自称する野坂昭如が毎日新聞に書いている。賛同して引用する。
 「(昭和ヒトケタは・・・)国家といえば戦争とつながる。国家総動員、つまり一億、心を合わせてお国の為に尽くす、それが当時は当たり前だった。また戦略とは軍事行為とは限らないものの敵を想定し、陰に陽に自分の意思を押しつけるものを言う。」「ぼくは紙面でこの文字を目にするたび、あるいは報道で聞くたびお上の無神経さにわが目や耳を疑いたくなる。そして胸をつかれる思い。」「この言葉の響きに心寒くなるのはぼくらの世代までか。」
 そんなことはありません、戦後生まれだけど同じ思いですよ。

ミスター年金     SURUME

2009-10-19 00:51:28 | Weblog
 年金一本で活動してきた長妻厚労相が苦戦しているようだ。厚労省は年金以外に医療、介護、労働その他と領域が広いので、その業務の多さに忙殺され、さらに民主党が掲げたマニフェストの7割が長妻厚労相の仕事なので、予算との狭間で苦労しているらしい。
 ところで、問い合わせていた配偶者の年金記載漏れの照合がやっと届いた。待ち時間の長さに記録が無いのかとあきらめかけていた時にである。夫婦ともに厚生年金の時代の記録が欠落していたのだから、ここから考えても年金行政の杜撰さは相当なものである。改めて、当時の行政の無責任な仕事に怒りを覚える。

ノーベル平和賞   SURUME

2009-10-11 00:44:55 | Weblog
 平和賞がオバマ大統領に決まったが、戸惑う。現にイラクに大量の軍隊を派遣し、アフガンでは増派を検討している国の現在の総責任者である。佐藤栄作元総理が選ばれた時にも違和感を感じたが、海外から見れば日本は「戦争放棄を宣言する憲法を持つ平和国家」となるから、納得できるところもあった。
 ノルウエーのノーベル委員会の質的低下なのかと思う反面、世界のナンバーワンであるアメリカ大統領を平和賞で縛るとするなら、とても優秀な委員会である。