会津八一に関するブログ 535
香具山にのぼりて・第4首(会津八一) 2015・3・21(土) 解説
はる の の の こと しげみ か も やまかげ の
くは の もとどり とかず へ に つつ
(春の野のこと繁みかも山影の桑のもとどり解かず経につつ)
「くはのもとどり」とは“桑の枝を束ねたるを、人の頭髪の髻(もとどり)に比して戯にかく詠みたるなり。”(自註鹿鳴集)
桑そのものも見ることが少なくなった現在では想像するのも難しいが。
香具山にのぼりて・第4首(会津八一) 2015・3・21(土) 解説
はる の の の こと しげみ か も やまかげ の
くは の もとどり とかず へ に つつ
(春の野のこと繁みかも山影の桑のもとどり解かず経につつ)
「くはのもとどり」とは“桑の枝を束ねたるを、人の頭髪の髻(もとどり)に比して戯にかく詠みたるなり。”(自註鹿鳴集)
桑そのものも見ることが少なくなった現在では想像するのも難しいが。