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好きなことを好きなだけ楽しみたい欲張り人間の雑記帖

コージーミステリを読み耽る愉しみ その15 ミステリ書店シリーズ(アリス・キンバリー著)

2020年08月22日 | パルプ小説を愉しむ
出だしはハードボイルド調。1949年、場所はロードアイランド州の小さな町キンディコットに、私立探偵のジャックが人探しのためにやってくる。そっけないの描写に対して、ジャックのシニカルな物言いや態度がダークでニヒルで殺伐とした雰囲気を醸しだす、絵に描いたようなハードボイルド小説かと思いきや、タフな探偵ジャックはいきなり殺されてしまう。

そして、時は突然に現代へ。場所は変わらずロードアイランドのキンディコットという町で書店が舞台となる。ニューヨークの出版業界でキャリアをすり減らすことを諦めた主人公ペネロピ・ソーントン・アクルアが、叔母のサディと一緒に経営する書店の経営立て直しの一環として招いたベストセラー作家、ティモシー・ブレナンを招いたベント会場であるその書店で、こともあろうかブレナンが死んでしまったのだ。しかもイベントの最中に。死因は毒殺。ピーナッツアレルギーだったブレナンが飲んだペットボトルの水に、ピーナッツ成分が混入されていた。しかも、ベストセラー作家にペットボトルを手渡したのはペネロピというだけではなく、ベストセラーが死んだ聖地となった書店に次から次へと人が押し寄せて書店の売り上げは空前絶後の状態。状況証拠としては最悪の状態。ここで突然、ペネロピの頭の中で一人の男の声が響く。その男とは、60数年前にこの町で殺された私立探偵のジャックだった。幽霊探偵の登場と相成る。何故か、書店の建物から外に出ることができない幽霊探偵がペネロピにいろいろなアドバイスを与え、素人探偵のペネロピが独自の調査や聞き込みをすることで犯人が炙り出されてくるというお話し。

ティモシーのベストセラー・シリーズはマンネリ化したために一度は人気が落ちたのだが、最近の3部作の出来が良いために以前以上に人気が出ている。そんな中、作家自らがイベント会場でシリーズを打ち止めすると発表した直後に事件が起きたのだった。

ベストセラー作家のティモシーは威張り散らすだけが取り柄のロクデナシであり、イベントを取り仕切るシェルビーはキャリアを鼻にかける高慢でいけ好かない出版取次会社の広報担当、ティモシーからひどい扱いを受けている娘とその夫、シェルビーの部下のジョシュは上昇志向が極度に肥満した野心家。対する地元民は、書店の贔屓客である大学教授、昔テレビのクイズ番組で大金を手にしたことのある町一番の有名人である郵便配達、我こそは町を背負って立っていると意気込みで何処でも何にでも鼻をつっこむ出しゃばり女、ご近所のカフェ経営する夫婦。一人を除いて町の住民は皆ペネロピに同情的で優しい支援者という立場。外部対内部でキャラクターの設定は正反対という分かり良い描写。外から来た人たちはすべて一癖あって全員が犯人であってもおかしくない。一体誰がペットボトルに細工をしたのか?

人気が盛り返すきっかけとなった最新の3部作を分析すると、書き手がティモシーではなく娘婿のケネスであることを地元大学教授がペネロピのヒントを手掛かりに解明する。そして、書店のトイレで注射器を見つけ出したジョシュが交通事故に見せかけて殺されるという第二の事件が発生。これらすべては、高慢なキャリア女のシェルビーが、片思いするケネスを振り向かせるためにやった殺人と判明。推理が不得意の素人探偵が、幽霊となったジャックの手助けを借りて解明する。

   ☆★☆★☆★☆★☆★

古風で趣のある街の広場の、青々とした芝生。赤く縁取られた真っ白な野外音楽堂。なにもかもがうんざりするほど明るくて健全。どこかそのへんにノーマン・ロックウェルのサインがあるんじゃないかとジャックは思った。

あいつは三ドル札並みにインチキだ。
斜に構えてちょっと毒のある台詞を分かりやすい比喩を使って吐くところがハードボイルド探偵らしい。

だが、いいかい、べっぴんさん、人生ってのはそんなんじゃない。人間ってやつは、そうじゃないんだ。人は怒り、妬む。醜くて、弱くて、愚かさに満ちている。きみもよく知っているようにな。

きみはいやなことから逃げる。隠れる。地面に突っ伏して、対決を避ける。この世はきれいな幼稚園のお砂場だと思っていたいんだ。だがな、目を開けなくちゃだめだ。
幽霊となって体は存在しないが、なぜかペネロピの頭の中だけには出没するジャックが、ペネロピに人生について教える。人、この世中が理想郷の世界でなく、暴力と醜さが満ち溢れる世界であり、それを直視して戦う気構えを持てと諭す。極めてハードボイルド的な世界観だね。

彼の顔には相変わらず笑みが貼りついているものの、小さな丸眼鏡の奥で、緑に瞳に冷たいカーテンが引かれるのを私は見た。

わたしの経験では、怠惰で無能な管理職に気に入られるのは、調子んおいいごますり社員だった。こつこつ努力する地味は社員は見向きもされない。困ったことにわたしは、自分をひけらかすのはいけないことだると教えられて育った。
生き馬の目を抜くビジネスの世界で自分のモラルが旧態依然で使い物にならない。ペネロピはニューヨークの出版業界の世界で、シェルビーのようなキャリア志向の塊たちから、散々いやな目に合わされて逃げるようにして生まれ故郷に帰ってきた存在。そんな弱い彼女が、ジャックの手助けを得て、事件に立ち向かい解決する一種の成長物語でもある。

   ☆★☆★☆★☆★☆★

あとがきを読んで知ったことなのだが、著者のアリス・キンバリーとは一人の作家なのではなく、夫婦合作のペンネームなのだそうだ。そして、この夫婦にはもう一つのペンネームで別シリーズを書いている。その名前がクレオ・コイルだと知った時には驚いた。何と、私が大好きな『コクと深みの名推理シリーズ』の著者ではないですか!!! なんという偶然! なんという奇縁!! なんという巡りあわせ!!! この夫婦が書いたシリーズにはいくつかあって、この『ミステリ書店』の方が『コクと深みの名推理シリーズ』よりも前に作られているし、シリーズ数が少ない。そうだよね、『コクと深みの名推理シリーズ』は今でも続くほど面白いし、華やかでお話しも色々と膨らますことができるので、二人も書いていて愉しいのだろうね。
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古寺歩きのツボ (井沢元彦著)

2020年08月08日 | 仏教を愉しむ
古寺歩きの3つのポイント:
 仏像
 建物
 庭園

筆者によると、この3つすべてが素晴らしい寺はないのだそうだ。飛鳥・奈良時代のお寺は仏像や建物に力を入れていたが、庭園を造るという発想がなかった。日本で庭園というものが定着したのは禅宗が入った鎌倉時代以降ということになる。禅宗は、水汲みや食事の用意、掃除などの日常の行いはすべて修行の一環であると考え、寺というのは修行の器であると考えるために、建物には凝るが仏像にそれほど重きを置かない。

1. 仏像の見方
仏像の種類
■ 如来 悟りを開いた者がなるもので如来であり、釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来、大日如来、びるしゃな如来の5種。
最初は、釈迦如来だけだったが、大乗仏教(紀元前後頃)が始まった際に、厳しい修行などしなくても多くの人々を救ってくださる釈迦以外の悟った方がおられるはずだと考えて阿弥陀如来が生まれた。人間は、六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天)を永遠に輪廻する存在のために苦しむことになるが、大乗仏教では修行による解脱という苦行をせずとも南無阿弥陀仏(「南無」は帰依するという意味)と唱えれば阿弥陀如来が浄土(阿弥陀仏のいる六道とは別の世界)へ引っ張り上げてくれると教える。
薬師如来は病を癒してくれる仏。薬師如来の浄土が瑠璃光浄土。
仏教では、世界は一つではなくパラレルワールドのようにいくつもの世界が同時並行で存在していると考えている。釈迦はこの世界で悟ったお方という存在だが、すべての同時並行するすべての世界に渡って存在する如来の根源のような存在がびるしゃな如来。奈良の唐招提寺の大仏がびるしゃな如来。仏像の背後にある光背(オーラのような輝く光)が数多くの化仏(化身)がついており、その中の一つが釈迦如来とされる。
びるしゃな如来は一種の中間的形態で、完成されたかたちが大日如来となる。

如来の見分け方:
その1(印のかたち:釈迦如来の印は、右手を相手に向けて上げ左手は掌を相手に見せるように下げた印。阿弥陀如来の印は、掌を前に出して相手から見る横向きに重ね合わせたような印(鎌倉の大仏)。薬師如来は掌の上に薬壷を載せている。
その2(脇侍):釈迦如来の両脇には文殊菩薩(剣を持ち獅子に乗る)と普賢菩薩(象に乗る)、薬師如来の両脇には日光菩薩と月光菩薩、阿弥陀如来の両脇には観音菩薩と勢至(せし)菩薩、大日如来には他4つの菩薩がサイコロの五の目のように並ぶ。

■ 菩薩 観世音菩薩や弥勒菩薩、地蔵菩薩など、如来となるために修行中の存在。弥勒菩薩は、56億年後に釈迦のように悟りを開き仏となってこの世を救うことが定められている存在だが、それまで待てずに阿弥陀如来の浄土(極楽浄土)に生まれ変わってしまおうという浄土信仰が盛んになった。地蔵菩薩は、悟りを開ける素質があるにも拘わらずこの世の衆生を救うため、弥勒如来が下生するまでのつなぎとして人々を助けるという使命を持っているために頭を剃った僧体をしている。

■ 明王 元々はインドのバラモン教の神々。不動明王(元はシヴァ神)、降三世(ごうざんせ)、軍だ利、大威徳(だいいとく)、金剛夜叉明王が五大明王と言われる存在。

■ 天 帝釈天、弁財天、吉祥天などのように元々はヒンズー教の神様で仏教に帰依して仏教の守護神となった存在。

釈迦の弟子たちが死んだ釈迦をしのぶものが欲しいということでできたものが仏足石と塔。塔は元々、釈迦の骨(舎利)を埋めた場所の印のために作られたもの。その後、ガンダーラ地方(今のパキスタン領)に進出した時、アレキザンダー大王征服によるヘレニズム文化に触れたことで仏像が作られるようになった。ヘレニズム文化の影響で、ギリシャ風の顔立ちとインド風俗も入っているのだそうだ。

2. 建物の見方
塔には元々釈迦の骨(舎利)を納めたものであり、寺院の中心に一つだけあって、その周りを仏像を祀る本堂や教えを垂れる講堂、食事をとる食堂などが取り囲んでいたのが本来の寺院のかたちだったのだが、時代とともに塔はどんどん外へ出て行く。これは塔のもつ意味、釈迦に対する進行が日本においては主流ではなくなったということを示している。

3. 庭園の見方
日本の庭園美は、そのほとんどが禅というものと分かちがたく結びついている。禅宗の世界観では、天地というものが一つの象徴であり、その天地の原理を悟ることを重要視した。それを身につけるために、さまざまな庭園が造られるようになった。

禅では花は使わない。できれば水も使わない。それで枯山水が生まれた。山水とは自然のこと。花があり、木々があり、水が流れ、魚が棲み、鶏がそれを捕らえるというような世界を砂と石という極めて無機質なもので表現する。象徴として感じさせるものが庭園。



◆筆者お奨めの奈良の古寺
東大寺 三月堂の不空けん索観音、戒壇院という塔頭(黒曜石を目に施した四天王像)
興福寺
薬師寺 薬師三尊像、伽藍、東塔西塔
新薬師寺 十二神将
浄瑠璃時
唐招提寺
<斑鳩>
法起時
法輪寺


◆筆者お奨めの近江の古寺
羽賀寺  十一面観音
明通寺 本堂と三重塔
神宮寺
国分寺
多田寺
萬徳寺


これらの他に、こんな小知識も得られた。
江戸時代になって、お寺は国民を管理する一種の市役所の戸籍課のような役割を持たされる。これにより、人口や人間の動き、それこそ氾濫の動きのようなものを予知しやすかったわけです。ところが、仏教の側からみたらこれはとんでもない堕落でした。なぜなら、これまでの自由競争にくらべ、何もしなくても信者が確保されるため、例えば信者を獲得するために、一生懸命勉強したり布教したりする必要が一切なくなってしまったからです。しかもお寺の中でも本寺。末寺制度というのが出来て、末寺は本寺の命令に絶対服従ということになったわけです。

『われわれ凡人が家を捨てると家出になってしまいますが、釈迦のように修行のために外へ出ることを特に「出家」と言います』なんているお茶目なコメントもありました。
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コージーミステリを読み耽る愉しみ その14 ビール職人・シリーズ(エリー・アレグザンダー著)

2020年08月02日 | パルプ小説を愉しむ
アメリカの北西部、ワシントン州にあるレブンワースという実在の町を舞台にしたミステリー。この街はドイツの村の雰囲気を持たせながら、ビールを町興しの材料として賑わっている。その中でも老舗といってよい醸造所兼お店の”デア・ケラー”の長男と結婚したスローン・クラウスが物語りの主人公。「鼻」を持つ腕の良いビール醸造職人としてだけではなく、料理の腕も上々で色々なことに気が配れる女性で、幼い頃に親元から離れて里親の元を転々として過ごして大きくなったために幸せな子供時代の記憶が少ないという負い目を持っている。そんなスローンがコミュニティ・カレッジで料理とレストラン経営を学びながらファーマーズ・マーケットの露天を手伝う内に、買い物によく訪れるオットーとウルスラという夫婦と出会い仲良くなる。この夫婦の長男がマックで、マックとスローンは結婚して、老舗クラフトビールの醸造所兼店で働くようになる。

万事順調に行かないのが人生の常で、結婚して15年の夫婦に危機が訪れる。夫マックが店で働くバイトの23歳「尻軽女」と浮気をしている現場に遭遇してしまう事件が起きるのが物語が始まって3ページ目。夫を家から追い出すと共に、自分の生活の道を得るために、この町に来たばかりのギャレットの店開きを手伝うようになる。ビール大好き、そして大都会シアトルで働く疲れたサラリーマンから脱しないとこの先どうなるか分からないという瀬戸際まで追い込まれていたところに、レブンワースに住むおばさんが亡くなって店を受け継ぐという幸運に恵まれて、自分のレシピ頼りにクラフトビール造りを始めようと街にやって来たところ。

ちょうど仕事で参っていたんだよ。エクセルのスレッドシートに殺されかけててね。ここに来ることで何が起きるかは分からなかったけど、とにかく何かをしなくちゃいけないってことだけは分かってた。ある日、目が覚めたら50歳になっていて、一番いい時期をオフィスに閉じこもって過ごしてた、なんてことにはなりたくなかったから。

新しいビール造りの情熱はあって美味いビールは造れるものの、どんな付け合せ料理を出すか、店舗の内装をどうするか、醸造所や店の経営に必要な知識がスコッと抜けている。

ほんとうに頭のいい人というのは案外そういうものなのかもしれない。コミュニティカレッジのときもそんな教授がいた。どんな数学の問題でも10分あれば解けるが、鍵がどこにあるかいつもわからなくなるし、近所の食料品店に行くにも道に迷うという人が。
そんなギャレットの良き相棒として、スローンはギャレットの店「ニトロ」のオープンに向けて働き出す。

オープン初日は大盛況で終えた翌日、職場に入ったスローンはビール醸造タンクの中でライバル店の醸造職人、エディーが殺されているのを見つけてしまう。いよいよ本当の事件がここから始まる。

この作者の素晴らしいところは、出てくる人間がすべて犯人ではないかと疑ってしまうように上手く誘導していること。別居している夫、その弟、他店の経営者たち、初めて顔をみるホップ栽培者、街の広報係を自ら任ずる厚顔なゴシップ屋、そして夫のマックと浮気していた23歳の尻軽女もエディーの元カノであることが判明して、これまた怪しい。得てして、コージーミステリはこの手の「正当な疑い」を醸し出すことなく、主人公の身の周りで起きる出来事やドタバタを面白おかしく描くことで成り立っていることが多いのだが、この作者はそんなことなく、ミステリ的要素をしっかりと残しながら話を進めていくところが上手いところだ。ただ、逆に周辺の描き方に物足りなさを感じてしまうのも事実で、レブンワースが魅力的な街として描けていたならば、もっともっと読み物として愉しくなったであろうに。

昔から言うだろ。美しいかどうかは見る人によって決まる。姉さんは本物の美しさが内側からも外側からもあふれ出てるよ。
夫の弟、ハンスが主人公のスローンに対して言う台詞。このハンスは出来た弟で、いつでもスローンの味方になってくれる。それだけに、見方によっては怪しく思わせるように読み手を導く作者の手管は素晴らしい。

犯人はヴァンと名乗るホップ栽培者で、実はヴァンは詐欺師でホップを栽培することなく盗んだものをギャレットに売りつけていただけではなく、ホップ栽培をネタに詐欺も働いていた。こともあろうか、夫のマックが偽の出資話に踊らされて金を騙し取られていたことも判明する。

無事に犯人が逮捕された最後の最後で、「ニトロ」に残されていた古い写真の中から幼い頃のスローンが写っているものが見つかる。ギャレットの死んだおばさんは実はスローンの産みの親だったことが最終段落で判明する。これこそが、この上ない次回作への期待感というものだろう。
 登場人物の魅力度 ★★★
 ストーリー度   ★★★★
 設定の魅力度   ★★
 台詞の魅力度   ★★★

   ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「そんなことしてくれなくていいのに。」
「”してくれなくていいじゃ”なくて、僕がしたいんだ。」

いつも助けてくれるスローンにお礼がしたくてランチに誘った時のギャレットとスローンの会話。そして、行った先の高級レストランのテラス席で二人はランチを食するのだが、このテラスから見た風景をこのように描いている。
ここから見た町の広場は、まるで映画のセットから抜け出したかのようだった。周りの山は紅葉で色づいている。私はその空気を吸い込み、笑みを浮かべた。

もうちっと描き方があるんじゃないですか、エリー・アレグザンダーさん。「映画のセット」と安易な描写でお仕舞いにしてしまうのは惜しいよ。ここが作家としての腕の見せ所なのに、惜しい、実に惜しい。ミステリ的な雰囲気を自然に醸し出せているにも拘わらず、周辺を描ききっていないのは...




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