【インドの人々】 ～ デリー22 ～

いや・・・・驚いたの何のって・・・。



北デリーにあるマジュヌ・カ・ティラ（チベット居住区）から、
メトロの最寄り駅までオート・リクシャーに乗った。
定員名が向かい合わせに乗るタイプだったので、
席空いていた。

途中で警官に止められたので、何か交通違反をしでかしたか、
または運悪く小遣い稼ぎにつかまったのかと思った。
もしくは・・・何処かへ行くための無賃乗車かである。

ふと見ると・・・警官は男を一人連れていた。
そしてその男の左手にはぁーーーー



見た事もない形状の手錠がはめられ、
そこから伸びたチェーンを警官が持っていた。

警官はヒンディー語で同行者に何やら言っているのだが、
私達は理解できない。私の推測では、
犯人を護送中だから隣り合って座りたい。
あなたは運転手の隣に移動してくれ・・・だと思ったんだけど。

チベット居住区から来たリクシャーなので、
私たちをチベット人だと思ったのだろうが、
言葉が通じないので、警官は犯人を座らせ、
チェーンを持ったまま自分は運転手の隣に座った。

駅の近くの警察署まで分弱だったが、
私達はドキドキだった。



　向かい側に座っていた知人は、
凶器で刺されるかもしれないと不安だったと語ったわりには、
高倉健主演の映画「遥かなる山の呼び声」の、
犯人護送のシーンを思い浮かべていたそうで・・・。

	遙かなる山の呼び声 [DVD]
	クリエーター情報なし
	松竹ホームビデオ

私は、めったにないチャンスと写真を撮っていた・・・。
犯人は確かにイカツイ顔ではあったが・・・
ニラミを効かせてくることもなく、抵抗する事もなく、
私達からは顔を背けて一言も発しなかった。



　≪ 関連記事 ≫　

【インドの人々】 ～ デリー① ～
【インドの人々】 ～ デリー② ～
【インドの人々】 ～ デリー③ ～
【インドの人々】 ～ デリー④ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑤ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑥ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑦ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑧ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑨ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑩ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑪ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑫ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑬ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑭ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑮ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑯ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑰ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑱ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑲ ～
【インドの人々】 ～ デリー⑳ ～
【インドの人々】 ～ デリー21 ～

にほんブログ村