カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

デリーの歯医者。その②

2011年07月11日 22時10分59秒 | 病気 / SICK
門の所に看板が出ているだけで、およそ病院に見えない建物。
入口も良く解らないのだが、人影の見える方のドアを開けた。

 予約した時間より7分ほど早かったが、
通常(日本の場合)は、問診表を記入したり、
いろいろあるものだから、早いほうが良いだろう。

受付の様だ。男性1人と女性が2人座っている。
真ん中の女性が私の名前を呼んだ。
予約してあったのでスムーズである。



待合室には2人しか人がいなかった。
インド人と日本人か韓国人に見える東洋人、
治療を終えた西洋人が出て行った。

 問診表の様な物を渡された。
名前や住所を記入する欄があった。

下半分は・・・・英語なのでチンプンカンプンであったが、
全てNOにチェックを入れておいた。 
NOと言える日本人だから。(笑)



問診表を記入し待つ事しばし。
ドクター・ガンジーに名前を呼ばれて診察室へ入った。

白い部屋の中には黄緑色の診察台があった。

 「どうしましたか?」 ドクターは英語で聞いた。
 「虫歯が1本あります。左上の奥から2番目です。」
・・・・たどたどしい英語で私は答えた。

 「痛みはありますか?」
 「痛みはありません。」

診察が始まった。

 「小さいレントゲン写真を撮ります。」

 実際は聞き取れなかったのだが、
   連れて行かれた場所がレントゲン室だった。

 「今日は時間がありますか?」
 「あります。」

ここで、ドクター・ガンジーから別の若い医者に代わった。
そしてレントゲン写真を元に治療が始まった。

普通に歯を削っている。そして型を取っているようだった。
日本であればここで終了し、次回は来週・・・となるわけだが、
インドの場合は違った

型を取っていたと思っていたのだが、実際はそうではなかった。
ドクターは、そのまま金属を詰め始めた。

詰めた後は日本と同じ要領で、
青色の紙を噛ませて高さの調整である。

 「はい、終わりました。」

所要時間30分で、私の虫歯は治った。
全く苦痛もなく、わずかな不参も恐怖も湧き上がらず、
インドの歯医者初体験は終わった。

気になる治療費だが・・・・2000Rs(約4000円)である。
高いような気はするが、痛みもなく仕上がりも問題なければ、
値段には変えられない。

インドには健康保険はないので実費負担であるが、
幸いにも我が社には、治療費返還制度があり、
年間に定められた金額までは返金されるのだ。

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コメント (8)
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