カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【デリーの乗り物】 ~ 普通バス ~

2010年03月23日 21時27分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
インドの首都デリーを走る路線バスである。
値段は距離に応じて、5Rs(約10円)、10Rs(約20円)
15Rs(約30円)である。



オートリクシャー等と違っていちいち料金交渉する必要もないし、
安いので良く利用している。

先日インド生活30年超の方とお話したところ、
「バスの方が安全ですよ。
 スリや痴漢はいても命までは取られないでしょう。
 オートリクシャーはひっくり返ったら命に関わりますから。」
と仰っていた。御意である。

 ごくたまに外国人相手に料金をごまかそうとするセコイ車掌がいるが、
大概は大丈夫である。私の経験では100回近く乗っているが1回だけである。
5Rsの区間を10Rsと言われた事があったが、
よく乗車する区間で知っていたので5Rsで押し通した。
後で隣の見ず知らずのインド人とアイコンタクトをして笑ったが、
わずか5Rsぽっちをゴマかそうとするなんて。

それから、お釣りがない事も普通にあるので、
5Rsコインは重要である。お釣りがもらえない事もあったが、
反対にお釣りが無くてタダにしてもらった事もある。

 バス停に停車すると、車掌が車体をコインや手でバンバン叩き、
行き先を連呼しながら乗客を呼び込むのも面白い。
バスは車体に路線番号と行き先がヒンディー語で記載されているが、
ヒンディー語が解らなかったら車掌に聞けばいい。

基本的には後部から乗り、前部から降りる。
車掌は前後に2名乗っている事が多い。
また車掌以外に呼び込み専門の要員もいるようだ。

また、バスの前方左側には、
ハンディキャッパー席と女性専用席がある。
たいていは大きな顔をした野郎どもが座っているが、
肩をトントンするとかして代わってもらって良い。

降りるバス停が近づいたら運転席の近くへ移動した方が良い。
混んでいる場合は折り遅れる可能性もある。
スピードを緩めるだけでキチンと停車しないケースもあるので、
ちゃんと停車するように運転手に言った方が良い。
たまに信号などバス停ではない場所で止める場合もあるが、
都合が良ければそこで降りてもかまわない。

 しかし・・・インドの首都を走る路線バスが、
こんなにオンボロでいいのだろうか?恐れ多くも首都である。

写真のバスはそれでも綺麗な部類である。
窓ガラスが割れている、窓ガラスがない、椅子が汚い、椅子が壊れている、
床が汚い、床に穴が開いている、車体が錆びている、車体が凹んでる、
車体が汚い、ドアが無い、乗り心地が悪い・・・悪い所を挙げたらキリがない。

なんとかならないのか

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