シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

インビクタス

2010年02月11日 | 映画
早朝より今にも泣き出しそうな天気だが、なんとか持っていたのでラグビー観戦に出かける。
と言っても映画の話で1995年のワールドカップでのスプリング・ボックス(南ア)の優勝秘話を描いた「インビクタス/負けざる者たち」を見に行った。
ロビーは噂の3D映画「アバター」を見る人々でごった返していたが、私の見る映画は一番小さいスクリーンでの上映。
ラグビー・ファンの私としては十二分に楽しめた映画だった。
あの大会は決勝で負けたとは言え、オール・ブラックス(ニュージーランド)のロムーの大会だった。
日本は運悪く(?)そのニュージーランドと同組で147対17で屈辱的敗北を喫した。
この147失点は今も破られていないワールドカップの失点記録である。
確か、スタンドオフはアンドリューで、この二人に好き放題やられた記憶がある。
早い、強い、倒れない、弾き飛ばすロムーを見て声も出なかった。
そんなかつてのジャパンの姿を思い浮かべながらスクリーンに見入っていた。

映画の方はキック・オフのボールはノット・10メーターじゃないかと思わせるシーンもあったが、決勝戦は手に汗握る演出でなかなかのものだった。
ネルソン・マンデラの理想も描かれ見ごたえがあった。
もっとも、アパルトヘイトで苦しんだ黒人の苦悩がもう少し描かれてもよかったと思ったが、スポーツ映画として十二分に楽しめた映画だった。
クリント・イーストウッド作品としてはずいぶんとストレートなエンディングだなと思ったけれど、重い気分で映画館を出ることなくスカッとした気分だった。

9:15から始まった映画はスカッとして劇場を出ると丁度昼時。
野菜類が食べ放題のしゃぶしゃぶにして、具材のうどんをお代わりしたので満腹になった。
いつもなら、食後に読書でもしてノンビリするのだが、時間帯がお昼時で空席もなさそうなので仕上げのスープを飲んだところで退散した。

映画の詳細は http://www.d3.dion.ne.jp/~masaji.s/ で。
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