滋賀県(近江)は、紅葉もすっかり終焉を迎えている「永源寺」へやってきた。この地方には
「永源寺赤コンニャク」なるものがあるが、なぜ赤いのかと言うと、毎年3月の火祭りで有名な日牟禮八幡宮の、左義長祭りの「火」の中、城主の織田信長が長襦袢姿で踊り狂ったと云われている。その火祭りにちなみ、派手好きな信長がこんにゃくを「赤」くするよう命じたとある。今回は
「味噌田楽」をご紹介する。
永源寺近くの駐車場のオッサンは、駐車料金一回/500円で荒稼ぎをしながら、永源寺コンニャクを自家製(穴が多いので自家製と勝手に断定)で作って
「永源寺赤コンニャクの味噌田楽/2本150円」で販売している。柚子味噌の香りに山椒もはいっての、アツアツのコンニャクをかじった。
物理的には、「永源寺赤コンニャク」の赤色原料は、三二酸化鉄(さんにさんかてつ)という食品添加物で赤色を出していて、しかもこの物質は
人体に有益な鉄分の補給にも役立つのも明記しておく。しかも普通のコンニャクと同様、食物繊維やカルシウムといった栄養も豊富に含んでいる。
食べ方としては、普通のコンニャクと何ら変わりはないが、ワシの実感としてキメが細かく、滑らかさがあるように感じているので
「生レバーに見立てた煮込み」も作ってみた。食ったらただのコンニャクの煮付けである。信長ファンとしては、知名度がない安土の「安土城址」と、京都の「本能寺」を併記してご紹介しておく。
興味がおありの方は、つつくと拡大写真が見られます。
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何とか自力で修理した「CANON IXY」と、「iPad-Air2」での撮影です。
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