ひよりの音楽自己満足

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野口五郎さん  FIRST TAKE

2015-07-23 23:56:14 | フュージョン
 マルチタレントとして70年代から活躍中の<野口五郎さん>。歌手としてだけでなく俳優としても活躍し、さらにはバラエティ番組でも活躍され、これだけでも凄いのに、さらにはギタリストとしても活躍されています。以前に1993年に発表された2枚目となるギターアルバム「1013hPa Another Wave」を紹介させていただきました。こちらです。
http://blog.goo.ne.jp/street-d/e/e432f9f93171388d9eda1f9b797a0b16
 その時には入手困難だった、1982年に発表された最初のギターアルバム「FIRST TAKE」が、2014年に再発されていたことを今になって知って即調べたものの、時すでに遅く、定価では手に入らず、定価の1.5倍のプレミア価格ながらようやく手に入ったもので、今回紹介させて頂こうかと。五郎さんについては上記のレビューで書かせていただきましたので、今回は割愛させていただきます。
 このアルバムは、五郎さんのオリジナル曲が2曲、ラリー・カールトン氏の曲が1曲、デヴィッド・スピノザ氏の曲が2曲、その他、鈴木茂さんの曲や、矢島賢さんの曲がなど全8曲が収録され、ゲストにはドラムス<渡嘉敷祐一さん>、ギター<鈴木茂さん>、ベース<岡沢章さん>、ギター<矢島賢さん>、キーボード<富樫春生さん>、パーカッション<浜口茂外也さん>らが迎えられています。
 アルバム1曲目は「Mountain Song」。ラリー・カールトン氏の曲です。アップテンポで明るく爽やかン軽やかにはじまって、リズミカルで楽しく展開して。その後ギターのエモーショナルなソロが。
 2曲目は「In The Silence」。矢島さんの曲です。ミドルテンポでゆったりとしっとりとはじまって、アダルティでムーディな音色を響かせて。その後エモーショナルでドラマティックなギターソロが。
 3曲目は「Chico」。五郎さんのオリジナル曲です。ダイナミックなリフからピアノのリズミカルなリフがはいって、アップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードでメロディアスなギターリフが軽やかにながれて。その後ギターのテクニカルでアグレッシブなソロが。めっちゃかっくいいっす!
 4曲目は「Three Times」。松下さんの曲です。ゆったりとムーディなトワイライトモードで、ほのぼのメロディがながれて。
 5曲目は「Hang Gliding」。デヴィッド・スピノザ氏の曲です。ミドルテンポのシンセのリズミカルなリフにのってギターがゆったりと奏で、キーボードとユニゾンでリズミカルなリフを奏でて。中盤ではマリンバのような音色のソロが。そして終盤にはエモーショナルなギターソロが。
 6曲目は「Solo」。デヴィッド・スピノザ氏の曲です。キーボードのクリスタルサウンドのリフからダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポのピアノのリズミカルなリフにのって、アコギがのびやかにほのぼのメロディを奏でて。
 7曲目は「Ketchup And Mustard」。鈴木さんの曲です。アップテンポのファンキーなノリノリモードで、ハンドクラップのリズムにのってギターのパワフルでリズミカルなリフが明るく楽しくながれて。その後ギターのエモーショナルなソロ、さらにSaxのエモーショナルなソロも。
 8曲目は「Sail On」。五郎さんのオリジナル曲です。ミドルテンポのゆったりとしたレゲエモードで、ギターがトロピカルムードでのびやかに奏でて。その後ギターのエモーショナルなソロ、終盤ではラテンパーカッションのソロが。
 アルバムを通して“夏”を感じる、とっても明るく楽しく、しかもムーディな甘いサウンドが楽しめ、さらには軽やかなフュージョンサウンドだけでなく、アグレッシブなロックしてる曲もあって、全8曲では物足りないくらいの素敵なギターアルバムですね。もっと早く手に入れればよかったっす。
 

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