【みんな生きている】横田めぐみさん

中学１年生だった横田めぐみさん（拉致被害時１３歳）が新潟市で北朝鮮に拉致されてから３２年となった１１月１５日、新潟市中央区の市民芸術文化会館（りゅーとぴあ）で「忘れるな拉致１１・１５県民集会」が開かれました。
めぐみさんの両親の横田　滋さん・早紀江さん夫妻は「解決にはみなさんの支援が必要」と訴えました。
新潟県・新潟市・新潟日報者が主催し、ＢＳＮ新潟放送が協力。約１，３００人が会場を埋めました。
横田　滋さんは拉致問題の解決に向け
「鳩山内閣はアジア外交を重視する旗印を掲げている。北朝鮮の出方を待つのではなく、日本から積極的に交渉に動くべきだ」
と制裁だけでなく交渉の必要性も強調。また滋さんは救出運動が新潟から全国に広まったことに感謝の言葉を述べました。
横田早紀江さんは
「『何も悪いことをしてないのに』と当事者は命がけでその日を生きて闘っている」
と３２年間の思いを語りました。
この集会では拉致被害者の曽我ひとみさんが登壇し、拉致されたままの母・ミヨシさんの救出を訴えました。



※下校途中の女子中学生を袋詰めにして拉致するなんて、異常そのもの。

【みんな生きている】番外編

新潟県上越市では大根の収穫が最盛期を迎え、街中の通り沿いには軒先に干された大根がずらりと並び始めました。
今月から始まった大根の収穫。
今年は細身ながらも出来は上々のようです。
採れたての大根は冷たい井戸水で土を洗い落としてから雁木の軒下に吊していきます。
街中での大根干しの風景は最近あまり見られなくなりましたが、上越市では昔ながらの景観を残そうと市民の有志が５年前から毎年行なっています。
昔ながらの風情を残す大根の天日干しは今月いっぱい続きます。



※もうそんな季節ですか。１年はあっと言う間だなあ…

【みんな生きている】北朝鮮資金洗浄編

《北朝鮮、ロシアンマフィアの支援で資金洗浄》

北朝鮮は１１月１１日、アメリカから北朝鮮政策担当のボスワース特別代表の訪朝を通じた米・朝直接対話の発表を引き出したが、内心はつらいと見られる。アメリカが対話推進の一方で国務省のゴールドバーグ調整官（対北朝鮮制裁担当）が中心となり金正日（キム・ジョンイル）総書記の資金ルートに対する締め付けを続けているからだ。
外交筋によると、クリントン元大統領が北朝鮮に拘束されたアメリカ人女性記者２名（ローラ・リン、ユナ・リー両記者）を連れ帰るため８月４日に平壌入りした際、北朝鮮はボスワース特別代表を招く意向を表明した。北朝鮮がその意向を示したその日、ゴールドバーグ調整官はモスクワに飛びロシアのボロダフキン外務次官と会っていた。ゴールドバーグ調整官は金総書記の海外秘密資金のマネーロンダリング（資金洗浄）にロシアのマフィアが介入しているとの情報を入手し、ロシア側にマフィアの取り締まりを要求したとされる。
韓・米の情報当局は当初、北朝鮮が麻薬・偽造紙幣だけでなくアフリカからの象牙密輸や偽バイアグラ販売等で相当な額の外貨を稼いでいると見ていた。この過程で北朝鮮は金総書記等幹部の実名、または北朝鮮の機関名義による金融取引が困難となったためにロシアのマフィアの支援を受けて資金洗浄を行なったり、秘密口座を開いていたとされる。ロシアはゴールドバーグ調整官の訪露直後、北朝鮮との取引についてアメリカが示した「注意勧告文」を自国の銀行に配布したという。
消息筋によれば、北朝鮮は５月２５日の２回目の核実験に伴う国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議が発効した以降も武器輸出を拡大しているという。北朝鮮はこれまでの東南アジア・中東だけでなく、アフリカ・中南米で新規の販路開拓を進めたとのことだ。
この消息筋は

「アフリカや中南米の国々にはホバークラフトや巡視艇等の小型艦艇の他、レーダーや全地球測位システム（ＧＰＳ）等の空軍装備を主に輸出した」

と語った。
ゴールドバーグ調整官が１０月末まで対北朝鮮制裁問題を協議するため訪中し「北朝鮮の大量破壊兵器に関する資金ルートを絶つことに力を入れる」との立場を重ねて示したのも、そうした背景があったからだとされる。
一部では１０月初めに中国が大規模支援を北朝鮮に約束した以上、アメリカによる資金ルート締め付け等、国際社会の対北朝鮮制裁は効果がなくなったとの懸念もある。しかし、専門家は「アメリカ主導の国際金融システムがある以上、効果を失う可能性は低い」と見ている。
高麗大のチョ・ヨンギ教授は

「アメリカが主導する金融制裁は、特に金総書記の秘密資金や軍需経済等に打撃を与える。アメリカは２００５年のバンコ・デルタ・アジア（ＢＤＡ）に対する制裁とは異なり、反発の余地を与えずに北朝鮮を苦しめる方法を見いだしたようだ」

と指摘した。
また、アメリカのヒラリー・クリントン国務長官は１１月９日、

「北朝鮮が対話を望み始めたのは６ヶ国協議の関連国が対北朝鮮制裁で共同歩調を取っているからだ」

と述べ、制裁の効果を強調した。



※「無視と圧力」の効果。クリントン国務長官の言う通りだ。
ロシアンマフィアを使うなんて、北朝鮮は犯罪国家そのものだ。

女性記者２名については【みんな生きている】のうち女性記者拘束編を、偽造紙幣については【みんな生きている】のうち呉克烈編を参考にして下さい。