もずの独り言・goo版

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【みんな生きている】有本恵子さん

2012-07-30 05:34:18 | 日記
北朝鮮による拉致問題を考える集会が7月28日に北海道札幌市で開かれ、拉致被害者の家族が政府に一刻も早い解決を求めました。
集会では、ヨーロッパに語学留学中に北朝鮮に拉致された有本恵子さんの両親が拉致問題の早期解決を訴えました。

「多分助けてくれると本当に期待を持っていたら、こんなに長いことかかった…1日でも早くこの国に帰してあげたいと頑張っている」
(有本嘉代子さん。拉致被害者・有本恵子さんの母)

また、有本さんの両親や北海道内の特定失踪者の家族たちは集会の前に拉致担当の郡 和子内閣府政務官たちと面談し、「被害者を日本に帰してほしい」と直接訴えました。
北朝鮮が拉致を認めてからまもなく10年。被害者家族の高齢化も進んでいて、一刻も早い解決が望まれています。

◆昭和58(1983)年7月頃
欧州における日本人女性拉致容疑事案
被害者:有本恵子さん(拉致被害時23歳)
欧州にて失踪
「よど号」犯人の元妻は、北朝鮮当局と協力して有本さんを拉致したことを認めている。捜査当局は拉致実行犯である「よど号」犯人の魚本(旧姓安部)公博について、平成14年9月逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引き渡しを要求しているが北朝鮮側はこれに応じていない。
北朝鮮側は、有本さんは1988(昭和63)年11月にガス事故で石岡 亨さんと共に死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。



※「日本国内にいる親北の連中に言っておくことがある。それは、拉致被害者に何かがあったら、我々は『報復するぞ』と」
(荒木和博・特定失踪者問題調査会代表)
※「北朝鮮の国家安全保衛部に日本人拉致被害者が約10人、朝鮮労働党の工作機関に日本人拉致被害者が約30人管理されている。このうち、保衛部に管理されている日本人拉致被害者2名については朝鮮名が『カン・クンナム』と『リ・チョルヨン』であることはわかっている。そして管理されている拉致被害者が資料の翻訳等の仕事をさせられていることもわかっている」
(西岡 力・救う会会長)
【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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【みんな生きている】農業改革編

2012-07-30 05:28:32 | 日記
《形だけの農業改革。北朝鮮、期待薄の農業改革》

北朝鮮は最近「新経済管理改善措置」を発表し、共同農場での作業の基本単位となる分組の規模を現在の10人~25人から4人~6人に減らし、また各自が自由に処分出来る農作物の割合を増やすことにしたという。
その狙いは、農作業を家族単位で行わせることにより生産量を増やすことにあるようだ。両江道の金貞淑郡等3つの郡では「生産量の30%を個人に分配する方針が発表された」とする未確認の情報もある。
北朝鮮が国際社会に食糧支援を求めず自力で農業を行い、民衆に食糧を与えるには、農業を根本から改革する以外に方法はない。中国は1978年に北朝鮮が今もなお行っている共同農場と同じ「人民公社制度」を事実上廃止し、生産量に従って世帯ごとに利益が得られる「生産責任制度」を導入したが、それから7年後には農家の所得が2.5倍も増加した。北朝鮮も1日も早くこの方向に舵を切らなければならない。
金正恩(キム・ジョンウン)氏は4月に行なった演説で「人民に苦労させることのないようにしたい」と述べ、また『労働新聞』も金正恩氏の発言として「人民の生活改善に向けて決定的な転換点をもたらすもので、食糧問題を1日も早く解決したい」と報じた。今回の「新経済管理改善措置」も金正恩氏のこのような意向が反映されたものと見られる。
北朝鮮は15年前の1997年にも協同組合での1作業班の人数を7人~8人に減らし、国に農作物を納める割り当てを大きく減らす「改善措置」を発表しており、その内容は今回とほぼ同じだった。それから5年後の2002年には個人が任意で開墾・耕作出来る耕作地を拡大する措置も下していた。
ところがその後、これらの措置は様々な問題を理由に取りやめとなり、責任者は粛清された。北朝鮮は協同組合を住民監視に利用しているため、改革・開放によって住民の統制力が弱まってしまうと、体制そのものが揺らぐと判断したわけだ。
北朝鮮による今回の措置が単に住民の不満を和らげるための一時的なものか、あるいは長期にわたる改革のスタートとなるのかは、今後の対外政策を通じて明らかになるだろう。中国を除く国際社会からの制裁という外の環境が変わらない限り、北朝鮮だけで経済改革を行なっても限界があるからだ。
北朝鮮の新指導部は、形だけの改革では民衆を食べさせることができない事実をしっかりと悟らなければならない。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
(脱北者Aさん。脱北者手記集より)

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【みんな生きている】訪韓経験者編

2012-07-29 15:02:46 | 日記
《金総書記死後に力を持った「訪韓派」》

金正恩(キム・ジョンウン)体制発足後の北朝鮮は、韓国を訪問した経験のある「訪韓派」が権力を握る雰囲気にある。
まず、2005年9月に仁川で開かれたアジア陸上選手権大会当時、北朝鮮の応援団員として韓国を訪れた李雪珠(リ・ソルジュ)氏が金正恩・朝鮮労働党第1書記の夫人となっている。「金氏王朝の王妃」になったわけだ。
「金正恩第1書記の後見人」として最高実力者の1人に挙げられる張成沢(チャン・ソンテク)朝鮮労働党行政部長も、党組織指導部第1副部長を務めていた2002年10月に北朝鮮の経済視察団(18人)の一員として韓国を訪問した。
張行政部長の一行は当時、サムスン電子や現代重工業、済州島や南山等を8泊9日の日程で訪れた。張氏は2004年に「分派助長」の疑いで左遷されたが2006年に復権し、金正恩氏による後継体制構築の中心となった。
韓国政府関係者は

「北朝鮮は、張成沢氏の訪韓前後に経済改善措置を取った。現在、金正恩体制が変化の動きを見せる中、張行政部長の訪韓経験がどのような影響を及ぼすのか、注目する必要がある」

と語った。
張成沢行政部長の中心的側近に挙げられる文京徳(ムン・ギョンドク)平壌市党責任書記も、張成沢氏と共にソウルを訪れた。
今年4月に朝鮮労働党軽工業部長に就任した朴奉珠(パク・ボンジュ)氏も同じく、2002年の経済視察団のメンバーだった。当時、化学工業相だった朴奉珠氏は訪韓した翌年に首相に就任し、北朝鮮式の経済改革作業を陣頭指揮した。
だがその後、保守派の朴南基(パク・ナムギ)朝鮮労働党計画財政部長の反発に遭って2007年4月に失脚したが、金正恩氏が正式に登場する1ヶ月前に当たる2010年8月、軽工業部第1副部長に復帰した。
その一方で朴南基・計画財政部長はデノミネーション(通貨単位の切り下げ。デノミ)失敗の責任を問われ、2010年初めに銃殺された。
北朝鮮の事情に詳しい消息筋は

「このところ人民経済の向上を強調している金正恩第1書記が朴奉珠氏を重用するのは、韓国の経済発展を現地で視察し、4年間にわたって経済改革を推進した朴氏の経験を活用する意図があると考えられる」

と語った。
金第1書記は今年4月、初の公開演説の中で「人民の生活を再び切り詰めるようなことはしない」と語った。韓国を訪れ直接見て経験した訪韓派は、北朝鮮の変化の必要性を痛感した可能性が高い、と分析されている。
韓国安全保障部局の当局者は

「北朝鮮の人間が韓国を訪れた際、韓国の産業施設やソウルの夜景等を十分に観光させた背景には、自ら何かを感じ取れるようにする意図があった」

と語った。
金養健(キム・ヤンゴン)対南(対韓国)書記兼朝鮮労働党統一戦線部長は、金正日総書記の晩年には随行メンバーからしばしば外されていたが、最近になって随行の頻度が高まっている。
金養建氏は2007年11月にソウルで当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と、2009年8月には李明博(イ・ミョンバク)大統領とそれぞれ会談した。
金大中(キム・デジュン)元大統領の弔問のためソウルを訪れた金巳男(キム・ギナム)朝鮮労働党書記や、「南北会談の活動家」元東淵(ウォン・ドンヨン)党統一戦線部副部長も健在だ。
軍部では、2000年の秋夕(中秋節)に金正日総書記の準備した松茸を持ってソウルを訪れた朴在慶(パク・ジェギョン)総政治局宣伝副局長が代表的な訪韓派だ。
金第1書記の夫人・李雪珠氏の公式デビューの舞台となった7月6日の牡丹峰楽団による公演で、アメリカ映画『ロッキー』のテーマソングやディズニーのキャラクター「ミッキーマウス」が登場したのも、過去に韓国・中国双方を直接訪問した李雪珠氏の経験と無関係ではないという見方がある。
しかし、訪韓派の運命が全く平穏なわけではない。1992年7月に経済チームを率いてソウルを訪れた金達玄(キム・ダルヒョン)政務院副首相は、その翌年に左遷されて地方工場の支配人になった。平壌に戻り「開放」を建議したものの、金正日総書記から排除されたと言われている。
また、昨年1月に極秘裏に訪韓した柳敬(リュ・ギョン)保衛部副部長はスパイ罪に問われて銃殺された。
北朝鮮の事情に詳しい消息筋は

「北朝鮮の幹部にとって、訪韓の経験は両刃の剣。変化の雰囲気の中では重用されるが、“首領”の考えが変わると常に“反動”として追われる危険がある」

と語った。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
(脱北者Aさん。脱北者手記集より)

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【みんな生きている】金格植編

2012-07-29 14:48:06 | 日記
《「宮仕えはツラいよ」金格植元司令官、忠誠心アピール》

延坪島砲撃を主導した北朝鮮の金格植(キム・ギョクシク)元第4軍団司令官(大将)が、7月19日付『労働新聞』に「最高司令官同志(金正恩〈キム・ジョンウン〉氏のこと)の領導を忠実に支持」というタイトルの一文を寄稿した。金正恩第1書記が共和国元帥の座に就いてから、まだ1日しか経っていない日のことだ。
この記事で金格植元司令官は、金正恩第1書記の共和国元帥への推挙について「北朝鮮の人民軍将兵の切なる願いが実現した。無限の幸福感と自負に包まれている」「心から党に従い、百戦百勝の大路だけを歩んできた革命武力の誇るべき伝統を輝かせていきたい。靴底がすり減るほど、走りに走るつもりだ」と記した。
金格植元司令官は7月15日に失脚した李英鎬(リ・ヨンホ)元総参謀長や哨戒艦「天安」爆沈事件の黒幕といわれる金英徹(キム・ヨンチョル)偵察総局長たちと共に、強硬な新軍部の実力者に分類される。
金格植元司令官は昨年下半期に西海(黄海)北方限界線(NLL)一帯を管轄する第4軍団の司令官から退いたあと平壌に戻って来たが、重責は任されていないといわれている。
北朝鮮の事情に詳しい消息筋は

「李英鎬氏の粛清を契機として、金第1書記による新軍部の統制が本格化したことを受け、生き残りのために自らの忠誠心を示そうという焦りが感じられる」

と語った。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
(脱北者Aさん。脱北者手記集より)

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【みんな生きている】李英鎬・張成沢編

2012-07-29 14:36:15 | 日記
《李英鎬次帥失脚を用意周到に仕組んだ張成沢行政部長》

北朝鮮が李英鎬(リ・ヨンホ)前総参謀長を粛清しようと周到な準備をしていたことが7月22日までに分かった。
北朝鮮に詳しい消息筋によると、張成沢(チャン・ソンテク)朝鮮労働党行政部長や崔竜海(チェ・リョンヘ)総政治局長たちは李英鎬氏排除に備え、李氏直属部隊の弾薬状況を確認したという。また、李英鎬氏がすぐに動員出来る北朝鮮軍師団に対し監視を強化したとのことだ。韓国政府当局もこうした北朝鮮の事前の動きをキャッチしていたことが分かった。
張成沢氏は行政部長として保衛部や警察などの公安機関を掌握しているため、反対派監視に有利な立場にあり、崔竜海氏の総政治局も軍を監視・監督する機関だ。
韓国政府消息筋は

「張成沢派は緻密な準備をして李英鎬氏ら反対派の根を摘んだとみられる」

と語った。李英鎬氏は2009年に金正日(キム・ジョンイル)総書記が呉克烈(オ・グクリョル)国防委員会副委員長の推薦を受け、後継体制定着のために電撃的に抜擢した人物だ。野戦の経験が長い生え抜きだったため、平壌で自身の勢力を伸ばせない状態で張成沢派に奇襲された形だ。
張成沢派は今年初めから李英鎬氏に代表される軍部勢力の過失に関する情報を収集していたという。特に、総参謀部は韓国メディアの報道を問題視して脅迫したが、これといった成果がなかったことを取り上げ、李英鎬氏を攻撃したといわれている。
今年4月の長距離ロケット発射失敗の責任を李英鎬氏にかぶせた可能性もある。また、張成沢派は李英鎬氏一族の「失言」を集めたという話も囁かれている。
これに対し、李英鎬氏も張成沢派の不手際を指摘して対抗したという見方もある。
情報筋は

「張成沢氏に最も近い崔竜海氏は今年4月から『金正日一族』のように単独で現地指導をしていた。李英鎬氏はこれを『不敬罪』と問題視した可能性が高い」

と話した。
李英鎬氏粛清について、韓国政府はもちろん中国側も「非正常的」と見て、その影響を注視している。
『読売新聞』は同日、香港の人権団体「中国人権民主化運動ニュースセンター」の話として「北朝鮮軍兵士や航空機の越境逃亡を防ぐため、中・朝国境地帯の警戒態勢を強化した。中国空軍は早期警戒機4機を中・朝国境地帯に増派し、北朝鮮軍の動向を24時間態勢で監視している」と報じた。
同センターは「こうした動きは、李英鎬氏解任が平和的に行われなかったとの情報を中国が得ていることを裏付ける動きだ」としている。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
(脱北者Aさん。脱北者手記集より)

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