今日は地デジアンテナの設置工事のため、家にいました。
工事の予定は二週間前に決まってたものだけど
予定通り業者の方が見えて作業してるのを見てると
世の中がこんなことになってるのに不要不急の工事をしてることに
なんとも言えない違和感を感じてしまった。
そして、我が家で一番最初に見る地デジのくっきり画面が映し出すものは
あまりにも悲しい映像でした。
こんなめぐり合わせって。
秋田在住 erinsちゃんから震災から二日目の晩になって
ようやく電気が復旧したというメールをもらいました。
そして、いま一番心配なのはお店に行っても食料がないこと、と。
力になりたいけど、じゃあ、私にできることって何？
「食料を送ろう」 ってのは誰もが思いつくことで
宅配業者はどこも荷物であふれかえって集荷の受付が止まってる。
配送の人たちにきいたら、
地方につながる幹線道路はどこもすごい渋滞だったらしい。
みんなの思いが集まることで逆に物流が滞って、
必要なところに必要なものが届かないのが一番心配。
一日も早い復旧を祈ることのほかに
現実的な行動として私にできることって、何なんだろう。
地震から一夜明けて、昨日も出社しました。
社内は前日帰れなかった人たちがかなり片づけてくれてた。
さようなら～な状況に見えたモニターも、スタンド部分がはずれてただけで
差し込んだら元通り。
パソコン本体も、キャビネットが倒れてきた衝撃で若干凹みができてたけど
立ち上げてみたらちゃんと作動。
電話も表示部分の液晶が割れてたけど、電話としては稼動。
３０～４０分かけて書類を整理したら、ほぼ元通り仕事できる状況になりました。
朝から問い合わせの電話がたくさん来るだろうから…
という大方の予想をくつがえして意外に静かな一日。
「今日、まだ来ないんだけど」 （いやいや、すごい地震の翌日ですけど）
「来週からの納品はこれまでどおりにあるんでしょうか」（これがふつうでしょう）
という問い合わせに混じって
「無理して今日来なくていいからね」 という思いやりの言葉もいただきました。
それにしても 「休業します」 という連絡はほとんどなし。
みんなほんとに働き者。
工場の被害をとりあえずの補修作業でしのいで
これる限りのパートさんを呼んで、営業職もかりだして稼動する
うちの会社もだけど。