創価学会の信仰に功徳はあるか?

コメントする人は「01.創価学会の信仰に功徳はあるか?を書く前に」を読んでね。

231.MC論、AC(アダルトチルドレン)、カウンセリング系、心理学系などの本の紹介

2008年01月25日 19時08分07秒 | 創価学会
 今日は本の紹介をしておきます。仏教系ではなくてMC、AC(アダルトチルドレン)、カウンセリング系、心理学系そういった本の紹介です。
 どうしてこのような事を書くかというと私の親と学会員の親は共通項があると考えているからです。


●親と信仰と教育方針

 まず私の場合ですが内得信仰はしていましたが入信は社会人になってからです。その親は非学会員であり創価学会の座談会や会合には参加した事は一切ありません。私の持っていた学会系書籍もほとんど読んでいないと思います。
 入信動機は親との人間関係と病気でした。(過去記事の通りです。)今振り返ってみても親と私の人間関係は私から見て良好とは思えず、今でも解決していません。具体的には書きませんが簡単に言うと「アレは駄目これは駄目、ああしなさい、こうしなさい、」そういった傾向の強い親だったと思います。また両親共にプライドが高いと思っています。
 2世3世の創価学会員さんの親御さんにもちょっと傾向が似ているでしょうか?


「アレは駄目これは駄目、ああしなさい、こうしなさい、」
「アレは謗法、他宗教は駄目、学会員と結婚しなさい、独立する時は本尊安置しなさい。勤行しなさい」


学会員もある意味プライドが高いですよね。
我々は地湧の菩薩だ!、創価学会員だ!、永遠の指導者である池田先生の弟子だ!我々は常に勝利している!
常勝関西!堅塁中部!広宣流布の本陣東京!みたいな感じで。


●親と思いやり(愛情)と信仰。

 私が創価に入信して親に怒られたり喧嘩する事はありましたが、学会員の子供が信仰を否定して親から勘当とか絶縁とかの様な事は私にはありませんでした。この点は学会員の親と私の親で比べると私の親の方が良いですね。

但し、親は私に対してあまり具体的な思いやりの言葉や祈りが無かった分、学会員のほうが「具体的な思いやりの言葉や祈り」が多少はあった為、私から公平、客観、中立的に見て学会員の方が言葉や祈りが「無いよりあったほうがまし」というだけですが、今でも評価はしています。ま、それが虚飾というか偽物というか本物ではなかったというか、たいしたこと無かったというか、叶う事のないまじない信仰だったというか、なんと表現すればいいのかよくわかりませんが、


”宗教者であればどんな宗教者にもあって当然の思いやりの言葉や祈りだった”


ということでしょうか。。。。具体的な教義や精神哲学(学会精神など)宗教的内容としては嘘だらけでありカルトでしかない、ということになります。(なお、私はカルト的な祈りと宗教的な祈りは違うと思い始めています。祈りに至る過程や祈りの内容、祈りで得られる結果etcetc。。。)
 そもそも、折伏の際や入信する際や学会活動で思いやりや慈悲が示せるのですが退転、退会や未活動に至ると、


「”更なる”思いやりの言葉や祈り”ではなく”、その反対に罵倒や誹謗中傷になる、傾向や特徴を持つのが問題あるカルト的な学会員。」


という事はほぼ間違いないと思います。


●学会員の親と愛情

 私がブログ立ち上げ当初より時々、子供の立場から学会員の親を否定するかあるいは親を良く思えない事は度々、記事を書いたり、引用、転載がありました。特に結婚問題や子供の入信問題なども大きいですよね。他の事例ではご飯食べさせてもらえなかったり、ご飯作ってもらえず500円渡されるだけ、、、とか。。。。その反動として子供が大人になった時に子供から絶縁したり親の面倒をみなかったり、というのがありました。(過去記事と過去のコメントをご覧下さい。見つからずに読めないなどの要望があれば私の方でも場所を探し出してリンクを張ります。その際は時間を下さい。)親が会合ばかりで一人寂しかったりとかもそうでしょう。

 これは私見でしかないのですが、往々にして学会員は人間革命などを手本に何でもごっちゃにして物事を考える傾向があると思います。親から子供に与える愛情は信仰(学会活動など)の有無や是非にかかわらず愛情あって普通だと思うのですが、中には「信心が足りない子供には愛情も与えない」という場合があるようです。信仰心と愛情(思いやりなど)という心の問題をごっちゃにしている??ということでしょうか?
もしそうだとすると私から見て学会員は信仰における目的と手段、順序などが滅茶苦茶だと思います。

 ですから、子供時代はともかくも大人になるか、あるいは就職、結婚など自分の信仰の選択やパートナー選択の自由はあると思います。


●前置きが長くなりましたが本の紹介。

 今から紹介する本は、私のように親との人間関係が上手くいっていない場合やカルトにはまってしまった場合のカウンセリングなどの一助として有効なようです。もちろんMC論やAC論、カウンセリング論も ”これらの本が全て、あるいは答え、あるいは究極、あるいは絶対大丈夫、” というわけではありません。試行錯誤して自分にぴったり合う、納得のいく書籍、医者、カウンセラー等々を探して下さい。

 時々私にリアルやメール、ネットのやり取りで見受けられるのが、学会員はMCされていないしMCしていない。とか、ある人がMC論を説明しているのにMC論をもてあそんでいる。とか、MC論が危険という事にはならないと思います。どの論についてもそうですが、それまでの成立過程や、現代の宗教界状況、目的や方法(手段)、部分論や全体論をきちんとわけて学会員のようにごっちゃにしないようにして下さいね。

 スーザンフォワード 著 毒になる親 は自分に当てはまりすぎているせいかな?感覚や記憶を思い出すんでしょうかね?はっきりいって読み進める事がなかなか出来ずにいます。無理に読もうとせず自分の気持ちに任せるようにゆっくり読んでいこうと思います。

 学会員一世の私には具体的体験やバリ活時代や退会後の感想ぐらいしか書けません。二世三世の人の気持ちを具体的に分かってあげたりカウンセラー的な事は困難だと思いますので、一番良いのは本の紹介かと思います。

○毒になる親 一生苦しむ子供
スーザンフォワード 著  講談社プラスアルファ文庫

○森田療法
岩井 寛 著  講談社現代新書

○うつ病の時代
大原健士郎 著  講談社現代新書

以下、メールからの一部抜粋。許可は得てあります。
////////////////////////////////////////////////
○心の傷を癒すカウンセリング366日
西尾和美 著  講談社プラスアルファ文庫

 これは、過去に多くの学会脱会者の方にお勧めし、脱カルト後の心のリハビリに非常に効果が高いという
体験的感想を多く頂いているもので、心に染みついた不健全なメッセージや思考・行動パターンを直すため、
ただ読むだけでなく、自分の心に語りかけ「心に染みついたメッセージを健全なものに書き換える」ための
沢山のメッセージが書かれています。1日1ページずつ(もし抵抗ある部分があれば、自分の気に入ったページだけを)
何度も何度も読み、自らの心に語りかけることによって、知らず知らずに、副作用少なく心のリハビリが図れると思います。

○アダルト・チルドレン 癒しのワークブック (本当の自分を取りもどす16の方法)
西尾和美 著  学陽書房

 上記と同じ著者なので、内容的に重なっている部分があり、その相乗効果でよりわかりやすく、効果も上がると思い、
あわせてこの本も紹介しておきましょう。これは上記の本よりも、よりつっこんだ具体的かつ専門的な内容で、
独りで心のリハビリをしたいという方のために様々な心理療法を紹介し、その方法を段階的に優しく説明しています。
アダルトチルドレンという言葉にとらわれず、脱カルト者の心のリハビリにも非常に効果的だと思っています。
////////////////////////////////////////////////

他にもまだ5,6冊あるのですが全く目を通して無くて紹介するにはちょっと気が引けるのでこれくらいにしておきます。
西尾和美氏の書籍は似たタイトルでいくつかあるので間違えない様にして下さいね。

以上。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 230.大阪府知事選と公明党太... | トップ | 232.一念三千という思想哲学... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (そううそ)
2009-01-16 01:07:56
遠見書房ホームページ
http://tomishobo.com/catalogfoot.html

『カルトからの脱会と回復のための手引き』
〈必ず光が見えてくる〉本人・家族・相談者が対話を続けるために

日本脱カルト協会(JSCPR)ハンドブック編集委員会 編集

予価2,100円(税込)、236頁、四六判、ソフトカバー
C0011 ISBN978-4-904536-01-8
返信する
重複とかを考慮せず追記。 (米山士郎@管理人)
2013-01-05 23:24:19
●MC系 必読

マインド・コントロールとは何か 西田公昭
マインド・コントロールの恐怖 スティーヴン ハッサン (著)浅見定雄 (訳)

マインド・コントロールからの脱出 パスカル ズィヴィー

他にもパスカル ズィヴィーさんの本は持っているはずなのですが、どこかにうもれて見つからず。

●JSCPR(JDCC)の本

仏教者の入信問題への対応はどうあるべきか 貫名英舜  (日本脱カルト研究会JDCC:非売品 JSCPRの勉強会で頂いた?)

第3者説得に際し、第3者や家族へのガイドラインなどが書かれており、今でもたまに読む。

●社会心理学系 基本

社会心理学の基本の書籍であればどれでも可。できるだけ新しいものが良い気がします。
深層心理がわかる事典  南博  日本実業出版社

社会心理学 (図解雑学) 井上 隆二; 山下 富美代

●社会心理学系 その他

サイコパスという名の怖い人々 高橋紳吾 (←必読)
なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか? 伊東明 (著) (←必読)
セラピー文化の社会学 小池靖
中途半端な人々 高橋紳吾
新宗教と日本人 浅見定雄
自己愛人間 小此木 啓吾
現代の精神分析 小此木啓吾
あなたの身近な困った人達の精神分析 小此木啓吾
絶対に自分の非を認めない困った人たち 斎藤茂太
平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学 M.スコット ペック (著), 森 英明 (訳)
カルト宗教 紀藤正樹/山口貴士
だからあなたは騙される 安斎育郎

子どもが育つ条件 家族心理学から考える 柏木惠子(←柏木惠子さんの本はもしかして必読?)

高橋紳吾、柏木惠子さんの本は他も読みたいと思っています。

◯12/14追記

子供のトラウマ 西澤 哲 講談社現代新書
心のメッセージ 池見 陽 講談社現代新書
返信する
Unknown (米山士郎@管理人)
2018-08-17 00:06:54
私のいばしよがなかった 2018-08-15 05:10:11 ゆり

本文中に問題があると思われる記述があるので非公開のままにさせて頂きます。
ゆりさんが多くの良き人に囲まれることをお祈り申し上げます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

創価学会」カテゴリの最新記事