霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ネット外し

2014-07-14 21:18:05 | 
小麦収穫後の畑に二毛作として大豆の種を蒔いたが、手が回らないことから「ネット掛け」を
手抜きした。
ところが先日の台風の影響で降った雨の日に田んぼの見回りに行ったら、小麦の落穂を狙って
20余羽の鳩が大豆畑に群がっていたのを見てビックリしてしまった。

落穂を食べるついでに芽を出し始めた「豆っ葉」が犠牲になるのは当然予想されること。
慌てて小雨の降る中で「ネット掛け」を始めた。
こんなことなら何時もの通り播種直後に「ネット掛けを済まして置くべきだった」と悔やまれた。

サラリーマン時代に何かの案件で会社の顧問弁護士に相談したことがあったが、その時に「ロイ
ヤーとしては最悪の事態を想定してアドバイスするしかない」と言われたことを思い出した。
「ファーマーも最悪の事態を想定して仕事を進めるべき」なのかもしれない。



その時のネットを今日外した。
外したネットは今年の役割を終え来春まで「倉庫に収納」となる。
ちなみに二毛作の大豆畑へのネット掛けは半分を「手抜き」した。
それでも鳩の被害は殆ど無かったが、それは「たまたま運に恵まれたもの」と理解しなければ
ならない。



ネット外しを終えてから市野々に中耕除草に向かった。
その帰途、霜後集落に入った下りの坂道で見た夕陽が美しかったが、カメラでは上手く捉えら
れなかった。
今の季節、夕陽は栗駒山と焼石岳の丁度中間に沈む。
ここからは栗駒山は頂上部分が僅かに見えるだけなのが惜しまれる。

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1 コメント

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Unknown (赤石岳)
2014-07-15 10:56:37
後手に回った田の草取りを終え 地元のシンボルの風越山の薄暗く終わりかけた夕日を眺めつつ帰路につきました。当然ながらそれぞれに夕日の風景があるのだなあ と綺麗な写真を見て感じました。コメントのコメント有難うございます。
苦労はありますが 綺麗な水と空気は何よりの宝だと思います。四季折々の花や出会える生き物たち、仕事中顔に当たり励ましてくれる涼しい風、多分 自分はこの山の中が好きなのかも知れません。前向き を今の自分は時々忘れてしまいます。反省 です。
自分の年代は休日は家族で農作業をする事は当然でした。田畑があり山から切りだした木で炭を焼き家畜がいて。
だから今手探りながらも自給自足に近い生活が出来るのかと思います。
地域活性化はそこに住み耕し続ける事かな と思います。新しい道やリニアはもういいなあ とも
息子にも農作業の大切さをわかって欲しいと願い過ごしてきましたが どうなるか、、、
うちの野菜はおいしいら。と野菜たちAllキャストあれこれとやっぱりダンボールに詰め込み送っている自分です。これが日本の農家の標準の姿〓でしょうか また また長々すみません。次回は短くします。反省 前回 丑歳と入力したのですがミスでした。
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