霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

雄鶏

2014-01-12 20:54:57 | 家畜
正月に帰省した次男は「東京ではこんな美味しい卵は食えない」と言って目玉焼きや卵かけご飯を
食事のたびに食べていた。
農作業には全く関心を示さなかったが「卵の縁」で鶏舎だけは覗いて見たようだ。

「あの大きい鶏はナニ?」と聞いて来たので「去年から飼い始めた雄鶏(おんどり)で、暇さえあれば
雌鶏(めんどり)に乗っかっているよ」と教えてやった。
ところが「オンドリって何?」と再質問されて驚いた。
思わずオンドリとかメンドリという呼び方は「方言だったっけ?」と自問自答してしまった。



その色違いの雄鶏は期待に違わず早朝から一日中「コケコッコー」を連呼して「明るい農村」を
演出してくれている。
今は四つに分かれた一番の大部屋に入って「有精卵作り」に精を出している。
餌を与えている僅かな時間内でもしばしば交尾シーンを見かけるが、雌鶏の上に乗って「合体」して
いる時間はホンの数秒でしかない。
あまりにも早いので「単に上に乗っかって遊んでいるだけでは?」と勘繰りたくもなってくる。
それでも、「合体」後の雌鶏の反応は一様で、雄鶏から解放されると同時に大きく身震いをする
ようだ。
同居している部屋の雌鶏は15羽で、彼女達に順繰りに乗っているのかどうかは不明だが、一日
に何回も「合体」を繰り返していることだけは間違いない。
恐るべきスタミナを有し羨ましい限りだが、そんなパワーがあるからこそハーレムに君臨できるのかも
しれない。
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